JOJO第7部『スティール・ボール・ラン』(総論)~荒木飛呂彦の鬼才が炸裂する後期の隠れ名作~

本記事はプロモーションを含みます。

どうもSimackyです。

最近、すっかりブログ書くのを忘れてました(笑)。

というのは冗談で、最近は”インプット期”(充電期)に入ってて、”吐き出したい”欲求よりも”吸収したい”欲求のほうが上回ってたもので。

音楽ではプリンスやディアンジェロ、エリカ・バドゥなどのブラックミュージック、本ではブッダの原始仏教やら太宰治などの純文学にのめり込んでました。

こういう充電期間で吸収したものは、そのうちしっかり消化して、笑いに変えていきますから、お楽しみに(笑)。

まぁ、締切なんぞはないのでぼちぼち行きましょうや。

今回は久々のJOJOブログですよ~。

前回、JOJO6部を記事にしたのなんて2024年6月以来。

1年半ぶり…。

長いな~。

けどね、最近、子供たちが7部「スティール・ボール・ラン」のCMを見て「かっこいい!」となり、私が電子書籍で買っていたカラー版をむさぼり読んでいるのを見て、

「もうそんな時期か、そろそろ書かなきゃないけないな…」

と重い腰を上げることになったわけです。

で、読み返してみると…これがめちゃめちゃ面白い!

いや、あらためて荒木先生には感服しました。

「承太郎VSディオ」の時のような、「仗助VS吉良吉影」の時のような、「ブチャラティVSプロシュート」の時のような…

本気を出した時の荒木飛呂彦の凄みを久々に感じたと言ってもいいですね。

「やっぱ荒木マンガはこうじゃないとねぇ!!!」みたいな。

「神がかったものが何か降りてきてるぞ」みたいな。

序盤はなんだかどこに進むのか迷っているかのようなスピードで展開するのですが、途中から覚醒したかと思うと一気に最後まで駆け抜けます。

この7部は黄金期の3部4部5部に匹敵する作品、いや、40代になってしまった今の私にとっては一番感情移入してしまう作品ですね。

高校生の頃の私がこれを読んでもここまで感銘は受けなかったでしょうが、やっぱり人生色々とシャバの酸いも甘いも経験すると、そして子供から大人になり父になってみると…共感するポイントが全然違ってきますから。

とにかく…渋いんですよ。

もう大人の男にグッサグサ突き刺さる名言のオンパレード(特に父・グレゴリオ:笑)。

”いかにも少年誌的な名言”じゃあないんです。

昔のアニメで言うと、『ルパン三世』(テレビシリーズ)『コブラ』『あしたのジョー』なんかが持っていた大人の色気やいかがわしさ、哀愁が漂ってるんですよね。

ツボる人にはとことんツボると思いますよ。

なんかもう荒木先生の鬼才が爆発してます。

その画力はファッション雑誌のモデル写真のような域に達し、そのストーリーはかつてなく壮大で、キャラの持つ人間的魅力や、大コマを多用したアップの目や表情での『言葉を使わない』感情表現が素晴らしい。

そして何より『主人公2人体制』というシリーズ初の試みが生み出したのは、JOJOシリーズきっての『友情劇』でした。

涙無しには読めません。

かつてのジョセフ&シーザー以上の友情劇が見れることを私が保証しますよ。

ついでに言うと、かつなかったほどヒロインが大活躍するんで、お色気シーンまで出血大サービス(笑)。

そういった諸々の魅力を、たっぷりとじっくりと語っていきましょうかね!

それではこのセリフを皮切りに、JOJO第7部『スティール・ボール・ラン』解説、張り切っていってみましょう!

・・・・・・・・・

・・・・・・・・・

「圧迫よォッ!!!”圧迫祭り”よッ!!!」

荒木先生とアーティストたちの類似点

私にとって6部以降ってのはね、バンドで例えれば『黄金期が終わった後の作品』を語るみたいな感じなんですよ(笑)。

黄金期の頃の作品に比べてファン以外の一般の方々はあんまり知らないし、評価も高くない、みたいな。

でも実はファンだけが黄金期ではない時期でも傑作があることを知っている、みたいな。

そういう風に考えていくと、これって荒木先生の大好きなプリンスに、実は非常によく似ていることに気がついたんですよ。

「またまた強引な…。まいどまいど音楽に無理やり結びつけ過ぎでは?」

と思ったそこのあなた!

それがこのブログの味なんで。

こんなマニアックなサイトにあなたはこいつを味わいに来たんでしょう?

豚骨ラーメン屋に入ってきておいて「塩ラーメンが食いたかった」とは言わせませんゼィ!?

まあ、暴論ですけど聞いて下さいや(笑)。

まず、JOJOの黄金期、黄金期後っていうのをプリンスで例えるならば、全世界で2500万枚を売った1984年『パープル・レイン』あたりから以降の1980年代の一連の作品群が黄金期と呼ばれ、1990年代の作品は黄金期が終わった後とみなされがち、みたいな。

『パープル・レイン』

けれども、‘90年代の作品だって実は『ダイヤモンズ・アンド・パールズ』『ラブシンボル』『イマンシペイション』『クリスタルボール』などなど、実は名作が目白押しで、その中でもJOJOでも絡みのある『ゴールドエクスペリエンス』のようなひときわ輝く傑作も実は生まれてます。

『パープル・レイン』のように爆発的にヒットしたとかいうわけじゃないんですが、誰がなんと言おうと名盤ですね、間違いなく。

私の場合は‘80年代よりも‘90年代のプリンスの方が断然好きで、もっと‘90年代のプリンスを多くの人に知ってほしいって思う派なんですが、これってまさにジョジョの7部みたいだと私は感じるんですよ。

黄金期と呼ばれる3~5部が終わった後の6~8部だって全部面白いし、その中には7部のような傑作も生まれているんですよ、みたいな。

さらに似ていると思う点が、”築き上げたネームバリューに頼っていない姿勢”ですね。

『ゴールドエクスペリエンス』以降のアルバムからは、『プリンス』っていう名前を伏せて変な記号(CDジャケットのあのマークね)にしちゃったから、商業的には黄金期ほどのメガヒットが生まれませんでした。

荒木先生はやっぱりプリンスを意識しちゃったりしてたのかな?

それとも偶然か?

似たようなことをしてるんですよ。

「ジョジョの奇妙な冒険第6部」とか「ジョジョの奇妙な冒険第7部」っていう「ジョジョ」っていうパワーワードを控えめにしたり、表記しなくなったりしてるところ。

コミック表紙には「ジョジョの奇妙な冒険」がどこにも見当たらない…

6部ではあったのに7部では背表紙からもなくなった

代わりに「ストーンオーシャン」「スティール・ボール・ラン」「ジョジョリオン」っていうタイトルを前面に出しちゃった。

『プリンス』というネームバリューを捨てて変な記号にしたプリンスと、『ジョジョの奇妙な冒険』というネームバリューを捨てて(捨ててまではないけど控えめにした)タイトルを変えた荒木先生。

おお!

こういう発見があるからブログはやめられない(笑)。

びっくりするほどプリンスとの共通点が見いだせるのですが、とにかくジョジョ第7部とは私の中で極めて重要な位置づけ。

まあ、JOJOでは3~5部が黄金期と呼ばれてるし、一般的な認知度も高いってのは分かります。

「全部は見てないけど3~5部だけはアニメで見たよ」

みたいな人って私の周りでも結構いますからね。

私はそういう人たちに無理に6部や8部をおすすめはしてきませんでした(ブログではおすすめするつもりですが)。

批判を恐れずに言うと、ちょっと「読む人を選ぶ作品」だと思うし、実際、アニメ5部で期待値大になっていた私の子供たちがアニメ6部で挫折しましたからね。

けどね…

7部だけは必ず読んどきぃや。

と声を大にして言いたい。

これは「読む人を選ばない普遍性」を持ち合わせた作品だと思うんですよね。

この7部はね、世間一般の評価・認知度が低い6~8部において、内容的には頭2つ分くらい抜けてる、と私は評価してます。

アーティスト作品で言うと『中・後期の傑作』とか呼ばれるような位置づけ。

「一斉を風靡(ふうび)した時期」「このアーティストと言えばこの時期」みたいな時期からはある程度の時間を置いた頃にこそっと出ていた傑作、みたいな。

プリンスで言うと『ゴールドエクスペリエンス』、デビッド・ボウイで言うと『スケアリー・モンスターズ』のような位置づけがこの7部なんですよ(奇しくもこの2人は2016年という同じ年に亡くなってます)。

『スケアリー・モンスターズ』

7部ディオのスタンド名がまさかの『スケアリー・モンスターズ』というところに、なにやら運命的なものを感じてしまいますが、個人的にはボウイで一番好きなアルバムです。

世間一般的に『プリンス』と聞けば想起するのは『プリンス&ザ・レボリューション』のころの綺羅びやかなイメージ、『デビッド・ボウイ』と聞けば想起するのは『グラム・ロックのカルトスター』だったころの宇宙人のイメージ。

それと同じで、世間一般的に『ジョジョの奇妙な冒険』と聞けば想起するのは『学ランを着た空条承太郎と絶対帝王DIO』のイメージ。

ですよね?

けれども、そういうパブリックイメージから時間が経過した時期にこそ、本当の傑作、アーティスティックな作品が出ているものなんです。

そしてJOJOで言うそれはこの第7部なのです。

ほらほら…テンション上がってきたでしょう?

ワクワクしてきたでしょう?

「プ…プリンス聴いてみてぇ…」とあなたは言う(ビシッ!)。

「プ…プリンス聴いてみてぇ…はっ!?

フッフッフ…そうそう、それこそこのブログの狙いなのです(笑)

プリンスと荒木先生の関係を解説した記事はこちら⇩

JOJOシリーズにおける7部の位置づけ

これは第6部「ストーンオーシャン」の解説でも書いたことなのですが、実は私、この第7部を

リアルタイムでは読んでません。

5部までしかリアルタイムじゃない。

6部からはジャンプを読まなくなったし、コミックも買い揃えなくなってたんです。

5部の終わり方(ラストバトル)にちょっと納得がいかなかった私は、この時一度JOJOから離れてましたからね(JOJOから離れるのは4部の時以来)。

で、そんな当時の私から見ても、この第7部はかなりセールスに苦戦していた様子がうかがい知れました。

ブックオフやゲオなどの古本ショップに行くと、JOJOが並べてあるスペースの大半が「スティール・ボール・ラン」で、各巻20冊づつぐらい並んでたんですよ。

1巻がズラ~…2巻もズラ~…みたいな(笑)。

「ええっ!?こんな場所取ってるから50巻くらいまでいってるのかと思ったら、まだ4巻までしか出てないじゃん!それでこの量はおかしくない?」

みたいな(笑)。

状態から見てどれもピッカピカの新品だったので、あれは誰かが買って読んだものを売った、ということではなく、売れなかった在庫が流れてきたものだと思いました。

当時はあの本屋でのインパクトがあまりにも強くて、「JOJOはもう終わった…」とか思って余計に買う気が無くなったものです。

これは6部の時も同様だったんですが、『大量の在庫』という印象はここまで酷くはなかったかな?(実際、7部がセールス的には一番悪かったとか聞いたような…)。

しかぁし!

本当の傑作というのは後年になって正当な評価を受けるものなのです。

プリンスの最高傑作と呼ばれる『サイン・オブ・ザ・タイムス』だって最初はボロクソ言われたんです。

『サイン・オブ・ザ・タイムス』

そして現在2026年。

ネットでクチコミを調べると7部の評価が想像以上に高い。

いや、当時のネットでのクチコミは酷かったですよ。

「新機軸としてレースを打ち立てておいて結局はスタンド・バトルかよ…マンネリだな…」

「タイトルまで変えたんだから、もう少しレースを重視しようよ」

とか、ボロクソに言われてましたからね。

ほめてるクチコミなんか見たことなかった。

そりゃ、私だってあの破壊的な叩き売り価格(当時100円とかだった)を目にしたって買わなかったくらい、それほど印象が良くなかったんですよ?

それを知っているだけに、現代における7部の評価が高いのには驚きました。

「え!?いつのまにこんな人気になってたの?」みたいな。

水面下で、本当の漫画好きが、他人の評価に流されずに地道に支持し続けた結果でしょう。

そしてさらに驚くべきなのが、日本ではなく7部の舞台となったアメリカでの評価の高さ。

日本のアニメ・マンガとしては、ベルセルクに次ぐ人気を『スティール・ボール・ラン』単独として獲得しています(『ジョジョの奇妙な冒険』シリーズとしてではなく)。

そのため、アニメがこの2026年にNetflixにて先行配信される予定の2月現在、

日本よりもアメリカのファンたちが盛り上がっているんですよ。

日本ではやっぱり5部のアニメが新規ファンを大いに獲得したから、6部のアニメ化が決定した時の盛り上がりようたるや凄まじかったですよね。

けど、マックスまで膨らんだ期待で6部を観た人たちが「チーン…」ってなってる印象があって(序盤から謎理論が多いし、ちょっと難解かもね)、今回の7部アニメ化決定の時には盛り上がりに欠けたと言うか。

けれどもね、私とアメ公どもは大いにテンション上がっとりますよぉ!(言い方)

ま、日本ではJOJOにアニメで入ってきた人たちが6部で意気消沈しただけで、昔からのJOJOファンであれば7部アニメ化はかなりテンション上がってるはず。

最近では「どの部が面白いか?」というランキングでも上位に入ってくるようになりました。

色んなランキングを見ても3~5部が上位に来るのは昔から不動なのですが、そこに7部のみが分け入ってる光景を目にするんですよ(ちなみにやっぱり1,2部と8部は下位にランク付けされる傾向がありますね)。

まだアニメ化されていないのにこの状況ですからね。

アニメのクオリティにもよりますが、1年後にはこの7部の人気がどこまで飛躍していくのか?

もしかするとジョジョシリーズを代表する存在になっているかもしれません。

そして、8部の人気があまり高くないことを考えると、今回の7部アニメ化が『JOJOシリーズ最後のお祭り騒ぎ』になるかもしれません。

それだけに皆さん!

今年(2026年)の7部アニメはリアルタイムで追っかけて、『JOJO最後のお祭り騒ぎ』に乗り遅れたらいかんですよ~!

かつてない激変~かつてなかった長編ゆえに…~

ジョジョの奇妙な冒険シリーズは累計でコミック100巻を軽く超える大長編物語です。

しかしね、これは「こち亀」や「ゴルゴ13」や「はじめの一歩」なんかの長編とはちと違うのがJOJO流。

各部ごとに主人公も時代も、世界も変わってくるのがJOJOならでは。

さらには6部からはタイトルメインが『ジョジョの奇妙な冒険』ではなく、『ストーンオーシャン』に変わり、コミックは通し番号がリセットされ1巻からとなりました。

それはこの7部でもそうです。

そんなわけなので

「JOJOって一体コミック何巻まであるの」問題が噴出してます。

こち亀より長げーの?ワンピースよりも長げーの?

ということで、ここでJOJOの全貌をあぶり出しましょう。

それにあたりここでルール説明。

巻の途中で始まったり終わっているものに関しては、繰り上げカウントとします。

例えば、1部は5巻の途中で終わり、同じく5巻の途中から2部が始まるのですが、この場合、1部は5巻まででカウント。

そして2部も12巻の途中で3部に切り替わりますが、12巻まででカウントします。

そういう風にカウントすると以下のようになります↓

第1部 5巻(1~5巻)

第2部 8巻(5~12巻)

第3部 17巻(12~28巻)

第4部 19巻(29~47巻)

第5部 17巻(47~63巻)

第6部 17巻(通しで64~81巻)

第7部 24巻(通しで82~108巻)

第8部 27巻(通しで109~135巻)

第9部 連載中で6巻(通しで136~141巻)

ということになり、なんとJOJOはコミック140巻を数える超ロングストーリーのシリーズとなっているわけです。

この長さっていうのは日本コミック史上6番目の長編ということになります(『はじめの一歩』の次ね)。

上にまだ5作品もあるのですが、それは自分で調べてくださいな。

で、各部の巻数を見ていくと、第3部から6部まではある程度似たような長さ(17~19巻)で話が終わっていることが分かるでしょう?

そこに来てこの第7部ですよ。

なんといきなり24巻の大作

さらに言うと、第7部『スティール・ボール・ラン』は序盤だけそれまで通りの週刊少年ジャンプでの連載だったのですが、途中から月刊誌のウルトラジャンプへ移行して連載したため、リリースペースががくんと落ちます。

ここ大事な話ですからよく聞いて下さいね?

それまで3部~6部までは18巻前後なので、週刊誌ペースだと3年ちょいくらいで各部は終わっていたわけです。

しかし、第7部は途中から月刊誌へ移行したため、実際の巻数も長いけれども、それ以上に掲載期間が長いんです。

その期間はなんと

8年以上。

8年っていう期間は第1~4部までの掲載期間がすっぽり入ってしまうくらいの長さなんですよ!

第1部と第4部って…

ほぼほぼ別の漫画ですからね?

DIOがジョナサンの愛犬ダニーに膝蹴り食らわしたところから始まって、吉良吉影が救急車で轢かれて死ぬところまでですよ?

意味わかんない経過を辿ってるわけですよ。

その2つのシーンだけ読んだ人が意味分かるわけないじゃないですか?

あなたも振り返ってご覧なさいな。

8年前のあなたは何してました?

私の8年前なんて…言えないし言いたくない(笑)。

かつての自分を思い出すと恥ずかしくなるほどの昔です。

荒木先生で言うと4部終わってから振り返って1部を見て

「震えるぞハート!燃え尽きるほどヒートっ!」

ってのたまうジョナサンを目にした時に、それはそれは穴があれば入りたいってくらい恥ずかしくもなるでしょうよ。

つまり何が言いたいかって言うと、

第7部『スティール・ボール・ラン』は長い時間をかけてじっくり練り上げて描かれた作品であると同時に、8年という期間は、時代のトレンドも変われば、作者である荒木飛呂彦先生のセンスも変われば、世界情勢も大きく変わるぐらいの長さ、ということです。

だからね、その長さの分の変化が凄いっていうことは受け入れてもらいたい、というお話をしたい。

主人公ジャイロで言えばこうなります↓

劇的ビフォー…

あああああぁふたぁ~~!!!

うん、きっとトレンドが変わったんだね。

宿敵ヴァレンタイン大統領であればこうなります↓

劇的ビフォー…

ああああああああぁぁぁぁ!!!

うん、世界情勢が変わったんだね。

んなわけあるか。

世界情勢もここまでは変化してないぞ。

かつて3部から4部での絵の変化が、芸術的に進化していった時も驚いたのですが、あれの比じゃあありません。

かつてJOJOの絵は

「独特すぎるがゆえにとっつきにくい」

と言われる絵でした。

しかし、週刊誌から月刊誌に移行して、暇で暇でしょうがなくなった荒木先生が、じっくりと本気で絵を書いた結果、ミケランジェロやレオナルド・ダ・ヴィンチの領域に踏み込んでしまいました。

もうね、マンガの領域を軽く超えちった。

 

ひ…暇ってすげぇな(怒られるよ?)

とにかくここで私が一番お伝えしたいのは、ですよ。

この第7部『スティール・ボール・ラン』では、かつてないほど美麗なタッチのJOJOが味わえるってことです。

絵がきれいなだけじゃあありません。

大コマでのドアップが非常に多い。

キャラに表情で、目で、語らせてきます。

これっていうのはかつての2部を彷彿とさせます。

ストーリーが頭に入ってこなくてもいい。

7部から読み始めたからスタンドがよく分からなくてもいい。

ただこの絵を鑑賞するだけでも、ルーブル美術館へ足を運ぶのと同じくらいの価値があると、私が保証しましょう。

見どころはやはり…

ディオです。

荒木先生ったら、絶対にディオだけ特別に気合い入れて描いてるよね(笑)。

ディオがあまりにも美形に描かれるもので、途中から

「あ、今回のディオは最後に主役の座をかっさらう気だ。悪いやつに見せかけてきっと最後はいい奴になるんだ」

って読者全員が思ったはずです。

JOJO史上最も活躍したヒロイン

さて、皆さん。

この男くっさい少年誌王道まっしぐらのジョジョの奇妙な冒険において、女性キャラと言われたら誰が真っ先に挙がるでしょうか?

1部のエリナ、2部のリサリサ、スージーQ、3部のホリィさん、足がグンバツのマライア、インドのオネェさんも可愛かったな~。

4部の仗助のお母さんも美人だったし、杉本鈴美っていうシリーズ最高の美女と山岸由花子っていうシリーズ最恐の女もいたな~。

5部は一応ヒロイン扱いのトリッシュがいて、そして6部ではなんと徐倫が初の女性主人公になりました。

脇を固めるエルメェスもFFもいい味出してました。

個人的な推しとしては杉本鈴美とリサリサが1位争いをしてます。

しかし、今回のヒロインはそんなかつての女性キャラたちが脇役に追いやられてしまうほどの活躍を見せます。

なにせこの7部自体が長いので、登場回数も多い上に、ストーリーの核心部分に位置してますので、まあ超重要キャラですわ。

それがこの人、ルーシー・スティールです↓

 

 

 

 

 

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