『TONIGHT/BE GONE/BE IN AGONY』LUNASEAの隠れ名曲パート⑤
本記事はプロモーションを含みます。
どうもSimackyです。
本日はLUNASEAが2000年にリリースした13枚めのシングルから
トゥナイト
ビー・ゴーン
ビー・イン・アガニー
の3曲をご紹介したいと思います。
『トゥナイト』ラストアルバムで強烈なアンセムソングが誕生
この『トゥナイト』は、リリースされるなり、LUNASEAファンにとって大人気ソングになりました。
作曲者はJ。
このシンプルでストレートなロックンロールの作風は、まさにJ以外ありえないですね。
収録アルバムは、当時のラストアルバム7作目『LUNACY』です。
私は『SHINE』同様、この『LUNACY』も最初はまったく受け入れられなかったのですが、この曲だけはかっこいいと最初から思いましたね。
一発で好きになりました。
何と言ってもRYUICHIのシャウトでしょう。
若干、声が割れてますもんね。
これがかっこいい。
歌詞も捻りなしのどストレート。
INORANのギターなんて最初から最後までず~っと一緒ですからね。
これできるって凄いですよ(Jも言ってました)。
男気ありすぎて、自分の中では『WISH』を超えるアンセムソングですね。
『ビー・ゴーン』異色中の異色作
さて、この『隠れ名曲解説』シリーズの本題はここからです。
まずはB面1曲目の『ビー・ゴーン』。
こちらはINORANの原曲。
アルバム『LUNACY』の制作って、やっぱり1年かけているだけあって、色んな楽曲が生まれてます。
この曲はその中でも最も異色。
RYUICHIの歌い方がアルバム『SHINE』の頃のものとは違い、『Style』期のような歌い方になっててかっこいい。
ベースがダークにうねってます。
ほんと『Style』に収録されてても違和感ないです。
この曲がその特異性を露わにするのは3:30過ぎたあたりから。
真矢のドラムでフェイドアウトしていくかと思いきや、なんとアンプラグドに変わります。
アコギです。
演奏者はリードギターのSUGIZOと、アルペジオ・バッキングのINORANのみ。
これがスパニッシュで異様にかっこいい。
「こんなことまでできるんだ!」
LUNASEAの音楽的素養の底しれなさに打ち震えてください。
こういう大作主義的な作風はINORANならではですね。
『ビー・イン・アガニー』
2曲続いてINORAN作曲です。
調べてみると、『AGONY』とは「苦悩・もだえる」という意味で、発音は「アガニー」とのこと。
「BE IN AGONY」で「苦しみ悶える」という風に解釈しました。
最後のコーラスが秀逸で、苦しみ悶える中にもなんとか希望を見出して生きているけど、若干精神が壊れていっているような狂気を感じます。
『ビー・ゴーン』『ビー・イン・アガニー』が収録されたアルバム⇩