【メモワールを習慣化するコツ】やり方と効果を解説

本記事はプロモーションを含みます。

こんにちはSimackyです。

今回からは

『いくつになってもずっとやりたかったことをやりなさい』

というベストセラーになった本の、実践シリーズを書いていこうと思います。

「やりたいことをやりなさいってよく言われるけれど、何がやりたいのか分からないよ」

といった方に自分のやりたいことを見つけるためのいくつかの方法をご紹介していきます。

これはいつものごとく『中田敦彦のyoutube大学』で紹介されていてすごく良かったので、すぐに実践してみました。

私は本を読むスピードが非常に遅いので、中田さんのように1冊を1時間程度でうまくまとめてくれる動画は非常に重宝します。

このブログのコンセプトの一つが『実践してみた生の声』を届けることなので時間を実践することに割きたいからです。

この本では自分のやりたいことを見つけるための4つの方法と3つのエクセサイズが紹介してあります。

それを各回に分けてご紹介いこうと思います(エクセサイズは割愛します)。

第1回 『メモワール』

第2回 『モーニングページ』

第3回 『アーティストデート』

第1回目となる今回は『メモワール』の実践方法と、やってみて感じた効果をお話していきます。

また、途中で挫折した方のために継続していくためのコツもご紹介しますので、

そういった方々の一助となれば幸いです。

さて、私達が「自分はこういう人間だ」と思っている姿は本当にそうなのでしょうか?

思い込みだったりすることはないのでしょうか?

過去の自分の行動の中に、仕事の遍歴の中に、忘れてしまった記憶の中に、人との関わり合いの中に見いだせる『気づいていない自分』がいるのではないでしょうか?

そして、そこで見つけた自分の個性は、一見『誰にでもある普通のこと』のように見えて、意外にもその個性がある場所、ある環境、ある時代の中では輝きを放つこともあるのです

自分を客観視するために~メモワールのやり方と効果~

メモワールのやり方

メモワールは自分の生きてきた過去を生まれた時にまで遡って振り返る方法です。

自分の年齢を12分割して、第1期、第2期、、、と各時代を分けます。

例えば私の場合は42歳なので12で割ると3.5年ずつになります。

まずは0歳からスタートする『自分年表』をざっくりと書いてください。

それを見ながら区切っていきます。

思い出し方はコツがあり下記の項目を手がかりに思い出します。

●その時住んでいた場所は?

●どんな音を覚えているか?

●どんな匂いを覚えているか?

●印象的な出来事は?

●最大の挑戦はなにか?

●誰を懐かしく思うか?

これらを手がかりに、第1週目は第1期、2週目は第2期、、、と各期間を1週間かけて思い出していきます。

12週に渡って行う作業ということです。

年齢がいくつの人でも12分割するので取り組む期間はみんな一緒です。

約3ヶ月間。

なかなかの長期戦ですね。

でもそれだけの価値がありますし何より楽しい。

別に思い出すだけでもいいのですが、記録に残すことをオススメします。

私の場合は各期間ごとにWordファイルに打ち込んでます。

思い出したことがあったら、すぐに入力。

これを1週間すると各期間A4で3枚ほどにはなりました。

時代が今に近づくほど記憶が鮮明になりますの思い出すことはたくさん出てきます。

収集がつかなくなるので抜粋しましょう。

メモワール効果~主観で見ていた自分~

過去を思い出すことは誰にでも日常的にあることだと思いますが、

このように思い出す時の項目や手順を踏んで、取り組む機会はほとんどないのではないでしょうか?

漠然と思い出しても出てこないものが『音』を思い出そうとすると出てきたり、

人』を手がかりに思い出すと思わぬ記憶が次から次へと出てきたり。

ほとんど思い出すこともなかった記憶を意図的に思い出す機会になるため、新鮮な体験となることでしょう。

こうして3ヶ月近く経つと私の人生42年間がA4用紙で36枚分の『自伝』になります。

実際の重さ以上にずしりと来るものがありますよ。

俺、自伝作っちゃった、、、」って(笑)。

この出来上がった自伝は、過去の自分の行動の実績、すなわちデータになります。

これをじっくり読み返してみました。

すると『データになった自分の実績』が気づきを与えてくれます。

自分で思いこんでいたことと『データという実績が語ってくること』のギャップは大きいです。

行動を思い出していくと、当時の自分自身に対する認識と、現在の自分から客観的に見た認識が違うことに気が付きます

例えば、

「自分はそれが人一倍得意で、時間も人一倍費やしてきた」

と思っていても、それを実績として客観的に見た場合に

「あれ?そうでもないかも。これくらいなら普通の範囲だな」

と思うことがあったり。

例えば、自分が

「あの頃は暗黒期だった」

と決めつていたものが、

「あれ、そうでもないかも。結構楽しいこと多いなこの時期」

と、ひっくり返される意外性があったりしますね。

つまりリアルタイムでは自分のことをあまり客観的な視点で見れていないということです。

過去の自分の行動を振り返ってみると自分の行動の傾向も見えてきます。

将来の予測を立てるには過去のデータを分析することが大事です。

天気予報のようなものです。

過去の統計データを根拠にして晴れる確率を導き出すのです。

「今までの流れがこうだから、将来もおそらくこうなる可能性が高いな」みたいな。

メモワールに取り組むことで、過去の自分の行動という実績をもとに将来を予測することが大事だと気が付かされます。

逆にこういうことをしないで将来の予測を立ていた自分は、これまで何の根拠もない『当てずっぽう』で将来を予測していたということになります。

何の根拠もなく

「私はこういうことが大好きだ」

「きっとこういう仕事が向いているはずだ」

と本来の自分を見誤っていた可能性があります。

そしてそれらの気付きが日々を記録することの重要さに気づかせてもくれました。

きちんと自分というものを把握し、将来の方向性を考えるためには根拠となる『記録(データ)』が必要だと。

記憶だけを頼りに思い出すことには限界があることにも気づきますからね。

その意味では『日記という記録手段』はとても重要です。

そのあたりは次回の『モーニングページ』でお話します。

継続のためのコツ

まずは薄くてもいいので、全期間を通して思い出してみることをオススメします。

「まだ、第3期はちゃんと取り組んでないから来週も第3期やろう」

ではなく、1週間で思い出したことだけメモしたら、次に進んで3ヶ月できっちり12期まで進めましょう。

3ヶ月以内に仕上げなければいけないということもないので、時間をかけて濃密にしたければ、一度通した後にどれだけでも書けばいいと思います。

また、1週間毎日やらなくても「毎週●曜日に1時間だけ」でもいいと思いますし、

気が短い人はやる気になった時に一気にやってもいいと思います。

一度通して作ってしまえば、日常である時ふと思い出したことを追加で記入していく。

そうすると無理せずにだんだんと肉付けされていきます。

それから、基本ルールをそのままやると区切りが微妙な感じになりますので、

第1期幼稚園入学前、第2期幼稚園、第3期小学校前半、、、、といった感じでもいいと思います。


はい、本日は『いくつになってもずっとやりたかったことをやりなさい』の実践を書いてきました。

如何だったでしょうか?

おそらくこの実践は時間さえとれば、ハードルは高くないし、過去を思い出すのは思っている以上に楽しい経験になると思います。

それでは次回は第2回目『モーニングノート』をご紹介しますね。

『人生に気づきという名の喜びを!』

Simackyでした。

それではまた!

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