【アーティストデートを習慣化するコツ】やり方と効果を笑いを交えてご紹介
本記事はプロモーションを含みます。
こんにちはSimackyです。
本日は『いくつになってもずっとやりたかったことをやりなさい』というベストセラーになった本の実践シリーズの第3回です。
今回は第3回目で『アーティストデート』というものをご紹介します。
それではいってみましょう。
アーティストデートのルールと実践のコツ
『アーティストデート』とは何か?それは新鮮な体験してみることで「これってやってみたいかも(好きかも)」と新しい自分を発見しようというトレーニングです。
ルールは簡単。
①まず体験してみたい新鮮ことを10個書きだす
②それを1週間に一度、1時間だけやってみる。
これだけです。
ただこれをハードルあげてやっちゃうといきなり一歩も前に進めなくなる危険があります。
10個挙げた新鮮な体験の中には『やりたかったけれどやれていないこと』が含まれてきます。
時間がなかったのか、お金がなかったのか、理由は人それぞれあると思いますが、
簡単にやれることであればすでにやっていると思うんですね。
レベルにもよりますが、意識を『やる』と踏ん切りをつけるだけで、
今週末からでもできることもあれば、勇気を要することまで様々です。
そして10個挙げてみるとこの『勇気を要すること』がいくつか含まれてくるんですね。
例えば『スキューバダイビング』を候補に挙げたとしても、
じゃあいきなり来週にもやってみるというのは果たして本当にできるのかどうか?
おそらくやったこともないスキューバダイビングにチャレンジするのって心の準備が必要で、
どこに行けばいいのか?
自分の歳で始める人いるのか?
恥かかないか?
お金どれだけかかるのか?
とか考えると不安になると思うんです。
そのハードルを乗り越える勇気が必要だと思うんですね。
その勇気を出せなかったから今までできていないんですよね?
時間がないっていうのも踏み出せないことの言い訳であることは多い。
本当にやりたかったら時間はどうにか作り出してでもやると思います。
そんなものが並んでも、書くだけで結局行動に移せなかったら絵に描いた餅になる。
けれども、このアーティストデートの実践によってそんな『やりたかったけどやれなかったこと』ができるようになったら素晴らしくないですか?
なので一旦ハードルを下げていきましょう。
まずは敷居の低いものから継続してやっていくこと。
その中で「未知の先にあるもの」を体験しましょう。
チャレンジした自分を褒めて上げて、自信をつけていきましょう。
繰り返しいるうちに『アーティストデート』が意識の片隅にいつも残っている状態になる。
「そろそろあれもやろうかな。うん、今の自分ならできそう」というタイミングは必ずきます。
「ずっとやりたかったけどやれなかったこと』をやるタイミングはその時です。
私もそうでしたから。
そうすると大きなチャレンジも長期的な目線では達成されていくのかなと。
敷居の低いアーティストデートを考えるコツは『ちょっとした非日常』を想像すること。
『普段の自分ではまず選択しないであろう選択をしてみること』
『長らくやっていないことをやってみる』
とかですかね。
ちょっとした度胸試しでもいいと思います。
項目は10個なくてもいくつでも構いません。
1時間という時間も縛り無しで構いません。
私の場合の一部を紹介しますね。
(初級編)
●マッサージ屋さんを利用してみる
●チャリ通勤時にいつも通らない道を通ってみる
●本屋で『まずこれまでの自分では決して踏み入れなかったであろうカテゴリーの本』を立ち読みする
●You Tubeで自分の好みと正反対の動画をクリックしてみる
●家族にサプライズイベントを仕掛けてみる
●自分の母校にただ行ってみる
(上級編)
●ブログを書いてみる
●プロバスケの試合を見に行ってみる
●発想を変えて、逆にやってきたことを”やめてみる”(断酒)
こうやって初級と上級に分けて始めると敷居はかなり低いですよね。
初級項目を習慣化し自信がついたら上級編をたまに入れてみる。
なんにしてもまずはやり始めることで『自分がやったことないことって何かな』というアンテナが立ち、無意識に情報を探し始めます。
これが大事なんです。
さて、ここからは堅苦しくない私の実践結果の一つを紹介します。
これは実話です(笑)。
実践:自分の母校にただ行ってみる
まずはこれをやってみたいと思いました。
卒業して以来一度も行っていなくて、前回紹介したメモワールで高校の頃の日記を読み返したらなんだか懐かしくなりすごく行きたいな、と。
で、いざ母校の校門の前に立ったときに思いました。
「…これって初級じゃなくね?」
平日の昼休憩中だったので普通に学生たちがそこかしこにいる状況です。
授業中じゃないんです。
「ハードル下げて行きましょう」と言いながらどうしてこんな事になってしまったのか。
どう考えてももはや罰ゲームです。
「これ入っていったら間違いなく不審人物扱いされるよな?俺って顔がテロリスト顔ってよく言われるから」
とかドキドキしながら正面玄関をくぐりいよいよ受付です。
「あのー」(恐る恐る)
「はい?」(事務員のおばさんすごく怪訝な表情)
「ここの卒業生なんですけど、近くを通ったらなんか懐かしくなっちゃって来てみました」
と嘘偽りなく伝えます。
その瞬間ぱーっと表情が明るくなり、めちゃめちゃ喜ばれるんですね!
にっこりと微笑まれて
「ああ、そうでしたか!どうぞゆっくりと見ていってください」
とあっさり許可証を渡されます。
「マジでっ!?」
って感じです。
卒業生に対してウェルカムな雰囲気なのか、
田舎ならではの温かみなのか(…そんなんでセキュリティ大丈夫なのか?)。
もうちょっと外部の人に警戒したほうがいいんじゃないかな~。
ちなみに私って結構「顔が怖い」って言われがちで、初対面の人にはかなり警戒される人種なのに…。
それから普通に廊下を歩いて自分が学んだ教室を目指すんですが、
すれ違う学生たちがみんな一回立ち止まって「こんにちは」と会釈付きで挨拶してくるんですよ、一人の例外なく。
これには驚きました。
いや、かるく感動さえ覚えましたよ。
自分の学生時代は絶対していなかったと思います。
『ゆとり教育』とかよく言われますが、私の頃よりよっぽどちゃんとしているなと感じました。
そして見覚えのある顔が見えたので声をかけました。
担任の先生ではないが、おそらく何かの授業を受けたことがある先生じゃないかなと。
「あのー」(恐る恐る)
「はい?」(先生すごく怪訝な表情)
「ここの卒業生なんですけど、近くを通ったらなんか懐かしくなっちゃって来てみました」
と嘘偽りなく伝えます。
その瞬間ぱーっと表情が明るくなり、めちゃめちゃ喜ばれるんですね!にっこりと微笑まれて
「ああ、そうでしたか!どうぞゆっくりと見ていってください」
……デジャブ?
「もしかして僕が在学中にも先生されてませんでした?」
と聞くと
「何年卒業ですか?」
「〇〇年ぐらいかな」
「覚えてる!(即答)」
いや、絶対ウソだろ。
そんな「ビシッ」と指さされてどや顔されても。
すごい自信だ。
っていうかキャラ濃ゆ。
ただ、リップサービスだと分かっていても
「私はあなたにウェルカムなんですよ」
っていうのはものすごく伝わってきます。
なんかもう毛穴という毛穴からそういうオーラが出ています。
すごく卒業生を大切にする学校のカラーなんだなと感じました。
学生時代は決して気がつけなかった一面に気づけました。
また自分の母校を少し誇らしく思えるようにもなりました。
その後、
「あっちの離れに同窓会事務局がありますから行ってみませんか?」
と言われて行ってみると、卒業生で構成される事務局の先輩方がいらっしゃり、
「あのー」(恐る恐る)
「はい?」(怪訝な顔)……以下略(笑)。
ここからなんと
「第1期生から現在までの全ての卒業生で開催される懇親会が来週あるから是非!」
ということになり、次週出席したところ、さらに多くの先輩たちとの繋がりができる、、、
と嘘みたいな人脈の広がり方をしました。
うちの母校、歴史が120年以上あるんで90歳のおじいちゃんみたいな先輩までいるんですよ?
おじいちゃん相手に「先輩!」って呼んだことなんてありますか?
なんていう体験だ…。
何にしてもとびきり非日常の貴重な体験でしたね。
想像したことあります?
教育実習生でもないのに一人で高校生達の中をウロウロする自分の姿を。
少し怖かったけれど終わってみれば『思っていたより怖いことは起きない』事に気が付きます。
こういう体験がもっとハードルの高い『アーティストデート』にチャレンジするワクワクに繋がります。
これでなにかやりたいことが見つかるわけではなかったですが、これからアーティストデートで色んなものをチャレンジしていくのにはそれなりの勇気が伴うので、度胸試しとしては一発目にやった甲斐があったのかなと。
他の候補も一つ一つ感想を書こうと思ったのですが1個目から内容濃すぎて長くなってしまったので、他のアーティストデートの感想はまたいつか機会を見ながら小出しに紹介していけたらと思います。
それではまた!
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