【ゼロ秒思考を習慣化するコツ】「やってみたけど続かない・効果ない」という人のためにルールや続け方を伝授

本記事はプロモーションを含みます。


どうもSimackyです。

今日は先日読んだ『ゼロ秒思考』のご紹介と実践をしてみた感想をお伝えします。

この記事はこんな方にお役に立てることを目的としています。

●「人間関係で悩みやすい」

●「同じことで悩んでいる気がする」

●「すぐにアイデアが湧いてくる人が羨ましい。どうやったらああいう風になれるの?」

●「仕事でよく考えが足りないって指摘されることが多いんだけどどうしたいいのかな?」

この手の本に『あるある』の「そんなん出来っこないじゃん」っていうのを極力なくすために配慮をしました。

私が実践してみた上で

『これぐらいのやり方でもこれだけの成果はある』ということを書いております。

『実践や習慣化はハードルを下げてまずは継続する』

これがSimacky流実践術です。

それではいってみましょう!

ゼロ秒思考とは?書籍とYou Tubeのご紹介

この本に出会ったきっかけはYouTubeの教育系で最近、中田敦彦さんと並び人気沸騰中のマコなり社長の動画を見てからです。

おもしろいのでぜひ見てみてくださいね。

 

●マコなり社長 『使うだけで仕事ができる人に変わるアイテムTOP3』👇

この動画の中で1位だったのがなんとA4用紙。

『ゼロ秒思考』という本の中で取り上げられた「A4メモ書き」という思考方法です。

マコなり社長はこの方法を実践するようになってから人生が劇的に変わったとおっしゃっています。

必要なのはA4サイズの紙とペンのみ。

そしてただ頭に浮かんでくることを書くだけです。

簡単にルールを説明します。

ルール説明と参考例

①1枚に書くのは1分。4~6行。1行30~60文字。テーマはアンダーライン、各行の書き出しは「ー」で始める。

②A4用紙を横向きに置き、テーマを書いた下に思いつくことを書く。

③テーマごとにファイリングし、たまに読み返す。

④1日10枚を目途に書く(1枚1分なので10枚書いても10分)

たったのこれだけ。

目的はさまざまで、

●悶々とする感情を吐き出したいとき

●企画を考える時にアイデアをメモしたいとき

●読んだ本を頭でまとめたり記憶を定着させたいとき

●1つのテーマに関して深堀したり広げて考えてみたりする能力を鍛えたいとき

などさまざまです。

例えば、上司に嫌なこと言われたときはA4用紙に書きまくってください。

誰にも見せないので個人名でも悪口でも包み隠さず吐き出してください。

実際の書き方はこんな感じになります。

紙は裏紙で十分です。

「紙がもったいない」という気持ちがちょっとでもあるとスイスイいけません。

1分で書くと結構なぐり書きになります。

字が汚いのはご容赦ください(丁寧に書いてもうまくないですが)。

基本自分が読めればいいです。

気が済むまで何枚でも書いてください。

すると感情的になっている自分を俯瞰してみることが出来る事に気が付きます。

気持ちもスッキリして一旦落ち着きます。

冷静になったらそこから広げたり、深堀したりしてみましょう。

 


テーマ(例):どうして上司に嫌なことを言われたのか?

ー他の人にはどうなのか?

ー言われたときの状況はどうだったのか?

ー自分に非があるのか?

ー上司の機嫌が悪かっただけなのか?


という感じです。

さらに4つ目を深堀りすると


テーマ(例):上司の機嫌が悪かっただけなのか?

ー〇〇さんはそもそも機嫌の振り幅ってある人だったかな?

ーこの前、報告をした時は別に嫌な感じではなかったな

ー今回は忙しかったからかな?

ー今回とこの前の状況はどう違ったんだっけ?


さらに4つ目を深堀りします。


テーマ(例):今回とこの前の状況はどう違ったのか?

ーそう言えば今回は月末だったな。前回は月初だ。

ー〇〇さんの仕事の状況ってどうなんだっけ?

ーそういえば月末はあの業務がいつもテンパるみたいなこと言っていたな

ーもしかして俺が空気読めてなかった?


試してみてください。

違う考え方を入れてみたり、違った角度から見てみたりすることで感情的な気持ちが冷静な気持ちに変わっていくと思います。

メモ書きの効果

このプロセスを踏んでいる段階で自分を客観視できています。

分かりやすく言うと

「自分ではないAさんが上司に嫌なことを言われて怒っています。さてあなたはどうしてこうなったのだと思いますか?」

と他人事のように置き換える作業になっているわけです。

これっていうのは他の色々な本の中でよく出てくる「主体性を持つ」ということに繋がってきます。

起きた出来事に感情的に反応せずに起きた事実をありのまま一旦受け入れる。

そして自分がそれに対しどう対処するかを考える。

このような考えを持つことで「自分の人生に起きることは全て自分の責任」という主体性を持ち、

周囲のせいにせず「自分の選択で人生は変えることが出来る」という意識で生きていくことができる、、、

ということだと私は解釈しました。

上記例はあくまで冷静に客観的に物事を考えたりするときの一例でしかありません。

企画書や事業戦略を練る場合でも大いに役立ちます。

このメモ書きを使って考えの骨子が固まれば、企画書に起こすのにそう時間はかかりません。

戦略を練る場合も思いつく限りのケースを書き出す事で、意外な抜け道が見つかるかもしれません。

制限時間が1分と決まっているのは、

「考えるコツをつかまないのならば何時間やっても成果は上がらない」

という考えに基づいているようです。

「パワーポイントに向かった時間の長さが内容の充実に比例しないのはなぜか?それは考えの進め方が分かっていないからだ」

というわけで、1分という短い時間の中でぎゅっと凝縮して思考や発想をするトレーニングが必要だという考えで1分になっているんですね。

お気に入りのペンを見つけてみる

これやり始めたら病みつきになります。

どんどんペンが進みます。

またマコナリ社長が動画で進めているペンみたいに書くことが快感になるような道具にこだわると一段と楽しい。

ちなみに写真の右上に少し写っているのがマコなり社長が動画でおすすめしていた「ゼブラ デスクペン」なんですがいつでも書きたいときにそこにあるのがいいですね。

私は書いてて少し手が滑るので、グリップついていないと駄目ですね。

書き心地でいうなら個人的には「jetstreamペン」の0.5ぐらいで書くのが気持ちいいです。そこは好き好きですね。

 

長く続けていく“コツ“

自分の経験から言うと制限時間やフォーマットにあまりこだわらないで好きなように書けばいいと思います。

そこを抜きにしてもまず紙に思考の流れを書くこと自体がすでに効果が大きいと思うからです。

私が本を踏襲していない部分は…

●A4用紙を横ではなく縦にして使う

作者のおっしゃる書き方ではかなり字が大きめで、数行しか書かないため、枚数が膨大になります

それに私の場合は1つのテーマを1枚の紙でかなり掘り下げて考えるので、字は小さめで行数もかなり多い。

縦書きで使用するやり方がしっくり来ました。

●1分という制限時間を設けていない

経営者のような瞬時の決断力は、普段からのあらゆることを想定しているからであって、その瞬間の思考スピードで決まっているものとは私には思えなかった。

それにじっくり思考を深めたいので1枚1分では全然足りない。

これはゼロ秒思考で主に何を書くのか次第で変わってくると思うので、あなたがしっくりくる時間設定をしていいと思います。

●書いた紙をファイリングしない

この作者のやり方では一日10枚書いてカテゴリごとにファイリングし、3ヶ月経ってから振り返るとのことですが、これは言うほど簡単ではありません。

というよりかなり大変です。

1ヶ月分でも1日10枚✖30日=300枚も溜まっているものをとてもじゃないが読み返す気にならないし、300枚を保管しておく気にもならないから。

300枚を読み返してみてください。

半日くらいは軽く潰れますから。

私は毎週日曜に1週間書き溜めたものを読み返して捨てていきます。


うーむ、なんかメモ書きしているということ以外ほぼ共通点がないような(笑)。

ただこの本にはこう書いてあるのです。

『決して自分流のやり方にアレンジしないでください。これは私が何万、何十万ページもメモ書きをしてきて行き着いた最善の方法なので』

はい、釘刺されてますね(笑)。

マッキンゼーのような超一流のコンサル会社で山程仕事を抱えている人は、この作者の言う通りのトレーニングがいいんでしょうけど、多くの人にはそこまでは必要ないかなと(笑)。

ただ、普通に一般的な企業で働いている人にも、敷居を下げて取り組む価値は十分にあると私は感じています。

書くという行為で自分を客観視したり、冷静さを取り戻せたり、悩みの原因を認識できたり、学んだことの記憶を定着させたり、、、、

効果は非常に大きいので。

ちなみにこの『ゼロ秒思考』の解説動画を上げている中田敦彦さんのYou Tube大学では「悩みの解決」という1点をクローズアップして解説されております。

おそらく中田さんも私の考えと同様、「マッキンゼーのようなスーパービジネスマンでなくても一般人でも身近に活用しやすい」と感じられたのだと思います。

こちらもぜひご覧ください。

まずは実践しましょう

続けるためには楽しくないとですね。

色々試すのは習慣化してからで十分です。

腕立て伏せを初日から100回やろうとして続かないよりは、まずは10回を毎日続けることを習慣化した方がいい。

私は朝の出社前の時間に家で30分紙に向かいます。

何もなくてもA3バインダーとペンを手に取ってぼーっとします。

そうすると何か書きたくなるので、とりあえず何か書いたらそこから連想される言葉を次々に書いていきます。

ゴールは見えていません。

堅苦しくならなくていいです。

何も書きたくなければ書かなくてもいい。

絵を描きたければ絵を描いても良いと思います。

ハードルを上げずにやってみましょう。

メモ書きを実践して気がついたこと

日記との使い分けをした方がいい

私は日記を16歳の頃からずっと書いてきたのですが、あまりにも書くのに時間が掛かっていました。

また、内容も感情の整理、ビジネス的発想、趣味、夢などなど、ごちゃまぜになっているため、

なにかの発想をピンポイントで探そうとしても膨大な時間がかかります。

というより膨大過ぎて戦意喪失するので、あんまり読み返せないんですよね(笑)。

このゼロ秒思考を取り入れたことで日記をギュッと凝縮したような形になるため、読み返しは楽ですかね。

以下、日記とメモ書きの違いです。

・日記には文章校正にエネルギーを取られる分、思考スピードが伴わない。

・日記は時間がかかるので、メモ書き向きのことがらは日記で書かない方が良い。

などですね。

どちらもやることをお勧めします。

一長一短です。

ただ、それまでのように何もかも日記で書くのは非効率的だなと思いました。

記憶の定着は書くことで強化される

普段頭の中で考えては消えていくアイデアや思考はたくさんあります。

それを一回外にアウトプットする過程を通して、色んな情報が紐づいたり構築化されるのが分かります。

バラバラの情報は、そうして構築化された情報になることで、『いつでも引き出すことができる情報』になっていくのが、実感できます。

学習した後には毎回メモ書きで覚えている限りのことを書き出してみることをオススメします。

また、正確には今回の「ゼロ秒思考の趣旨」から少しずれますが、習慣化などの意識付けにも非常に役立ちます

例えば私は、ベストセラーになった『7つの習慣』の7か条を壁に張り出して毎朝読むという習慣を続けていたのですが、

ある時ふと思い出そうとしてもうまく思い出せないことがありました。

そこでまず覚えている範囲で書き出して、思い出せない部分だけを張り紙を見て読むようにしました。

すると、結果は段違いだったんですね。

これは皆さん試してみてください。

『読む』と『思い出して書く』が記憶の定着に大きな差があることに気がつけます。


『ゼロ秒思考』をまだ読んだことがない方は、ご自身で直接読まれてみることを強くオススメします。

紹介したマコなり社長や中田さん、そして私にしても『自分にあった取り入れ方』をしているに過ぎません。

その本を読んでどのように感じ、どのように取り入れるかはあなた次第です。

自分にあったやり方で習慣として根付くことが一番だと考えています。

Simackyでした。

それではまた!

 

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