『蒙古タンメン中本』辛さが欲しけりゃやっぱこれ!

本記事はプロモーションを含みます。

激辛大好きな皆さんこんにちは。

どうもSimackyです。

本日は私の大好きなインスタントラーメン

蒙古タンメン中本

を語っていきますよ~。

私と蒙古タンメンの出会い

こんなページにやってきたあなたはきっと激辛が大好きでしょうがないんでしょうね。

私も大好きですよ。

昔は辛いものを好きで食べている人を見て

「うわ~、それって辛すぎて舌が麻痺するから何食べてるか分からないじゃん。」

とか思ってました。

辛いの食べてる人はその刺激を楽しんでいるだけで、味を楽しんでいるわけじゃないんだな、と。

そんな私の考えを根本から覆したのがこいつ

蒙古タンメン中本

です。

まあ、こいつの辛さがすさまじいことすさまじいこと。

女子供はおととい来やがれな辛さで、よくあの天下の日清が商品化したもんだと思います。

これが売れると読んだのが凄い。

初めて食べたときはこんな感じでした。

「辛ぇええ…唇が痛い、舌も痛い…いかん、これ絶対に腹壊すやつだわ」

実際、この頃は激辛もの食べた翌日はトイレにこもって仕事になりませんでしたからね。

けど、なぜかラーメンをすするその手が止まらない。

「本来食えるわけないんだよな、こんな辛ぇの。でも思わず食っちまった。クセになるっつーか、一旦味わうと引きずり込まれる辛さっつーか…。例えると、『豆まきの節分』の時に年齢の数だけ豆を食おうとして大して好きでもねぇ豆を気づいたら一袋食ってたっつー感じかよーーーーっ」

とかなんとかどっかで聞いたことあるようなセリフを1人ぶつぶつ言いながら、すすり続けます。

そして

「うわああああ!はっ…腹がすいていくよぉ~~~っ!食えば食うほどもっと食いたくなるぞッ!こりゃあよお―――ッ!!』

『ンまあーいっ!!』

ああ、やっぱりジョジョになっちゃった(笑)。

食べるとすぐお腹壊しちゃうのでしょっちゅうは食べませんけど、定期的に辛いものが食べたいときは買ってましたね。

けど、そんな私がいよいよ本格的に辛さにのめり込む“ある事件“が起こります。

ある時、東京に出張した際、たまたま池袋で昼食を取ろうとウロウロしていると、お、いい感じのラーメン屋がある。

「おお、辛いラーメン食べたかったんだよね。ちょうど良かった。」

と店内に入ってメニューを見ると、ん?蒙古タンメン?これってもしかしてカップ麺のあれ?

そう、店の名前も見ずにたまたま入ったのが、どうも蒙古タンメン中本の池袋店だったみたいで。

まだ、そこまでのめり込んではいなかったので、カップ麺の名前と店の名前が結びつかなかったんですよ。

「中本?カップ麺にそんな名前書いてあったっけ?」みたいな。

で、カップ麺とホンモノがどれぐらい違うのか気になって、『蒙古タンメン』を注文。

辛そうなマーボーがこれでもかってくらい乗ってます。

「ホンモノはマジで麻婆豆腐乗せてるんだ…」

ただでさえ辛いのに、加えてアッツアツ餡で逃げ場なし(笑)。

『とろみ』はやばいよ、まとわりついてくるから。

ホント逃げ場なくなるって。

これ一番口が痛くなるやつやん。

夏の暑い時に汗だらっだらになりながら、

「食えるわけがねぇんだよな、こんな辛ぇの…でも思わず食っ(以下同文)』

「うわああああ(以下同文)」

「ンまあー(以下同文)

辛くて痛くてしょうがないのに、夏の暑い時に汗が止まらないというのに、私はスープを最後の一滴まで飲み切ってしまいました。

「なんだこれ?あんなありえないくらい辛いものをどうして俺は食うことが出来たんだ?何の魔法だ?辛くても旨さを感じることってあるのか?」

これは新感覚でした。

これが蒙古タンメン中本が提唱する激辛ならぬ

『辛旨(からうま)』

というものらしいです。

それ以来、私は『辛い=美味い』という真理に目覚め、担々麺屋やスリランカカレー屋などで辛旨メニューにはまっていくのでした。

10年も経てばすっかり辛いもの好きになっちった。

蒙古タンメンに学ぶマーケット戦略~こんなに辛いカップ麺が定番として売り場に残り続けるのは何故?~

皆さん、不思議に思ったことはないですか?

こんな食べる人がかなり限定されるような非常識な辛いラーメンがどうして廃盤にならずに売り場に残り続けるのか?

このレベルの辛さをあなたの周りのいる人に食べれるものかどうか訊いてみてください。

びっくりするくらい、ほとんどいませんよ。

私の家族では私以外食べれません。

「え?こんなに食べれる人がいないのにどうして売ってあんの?」

って思いますよ、きっと。

ではどうして売り場から消えないのか?

それは

カップ麺に新たな売上をプラスしたから

だと思います。

普通のカップ麺は激戦区です。

ラーメンだけでもとんこつ、みそ、醤油など種類は豊富だし、さらにうどんやそばまであります。

で、限られた狭い売り場でシェアを奪い合っているわけです。

けれどもどの種類であってもど定番中のど定番という商品がすでにあります。

カップヌードルとかどん兵衛とかまるちゃんとかチキンラーメンとか。

日清が新商品ですごくおいしいカップ麺を発売してバカ売れしても、ど定番のカップ麺を買おうとしていたお客が新商品に移ったというだけで、日清にとってもお店にとっても売上は純増とはならないのです。

売上が純増になるためには、

『これまではカップ麺を手に取ろうと思わなかった人が、新たに取る必要』

あるいは

『これまで小売店に来ないで外食していた人が新たに買いに来る必要』

があるわけです。

で、この蒙古タンメンは、カップ麺という売り場にそれまで来なかった人を来るようにさせた商品だったということです。

それはどのような人たちか?

例えば、お菓子コーナーで『暴君ハバネロ』なんかを買っていた人たち。

例えば、カレーコーナーで『LEE辛さ20倍』なんかを買っていた人たち。

こういう人たちが替わりに『蒙古タンメン中本』を食べてくれれば日清にとって売上は純増となります。

さらに、辛いものが欲しいときには近くのCoCo壱番屋やスリランカカレー屋やインドカレー屋に行って『激辛』を注文していた人たち。

こういう人が蒙古タンメンを買いに来てくれたら、お店にとっても売上は純増になりますよね。

そして実際、そうなっているからこそ、お店は定番から外さないのでしょう。

つまりコンビニやスーパーの品揃えの中に、あるいはカップ麺の売り場の中に

『激辛』

はなかったんですよ。

だから『激辛』という需要はその他のとこで満たされていた。

つまり

マーケットを外から持ってきたんです。

発想としては、スタバのマーケットをぶんどった『コンビニ淹れたてコーヒー』や、ミスドのマーケットを奪おうとしたけど失敗した『コンビニドーナツ』と根本的には同じ。

なので、蒙古タンメンを売り場から外すということは、『激辛』という需要に応えるものがなくなるので、外のマーケットに逃げて行ってしまうわけです。

カレーやお菓子に逃げられれば日清が困りますし、外食に逃げられればお店も困る。

「え~!蒙古タンメンなくなったのか…じゃあ、またカレー屋行こうかな」

ってなるだけです。

実に面白い!

辛さは慣れる!

今回、この記事を書くに当たって久々に『蒙古タンメン』カップ麺を食べてみたのですが、

「あれ、こんな辛さ弱かった?っていうか甘味と旨味がすごいな」

と感じました。

ここで私はもう一つの真理にたどり着きました。

人は辛さに慣れるんです。

じゃなきゃあ、インド人はあんな超辛いものを毎日食べれないでしょ?

慣れなきゃ皆トイレにこもって経済活動が停滞してるはずです。

こんな感じになるはず。

インド部長「おい、得意先に欠品が発生した。誰かひとっ走りしてくれないと取引停止になるぞ!」

インド社員「今、皆トイレに籠もってるから誰も行けません!そして昼まで出てきません!」

インド部長「何ィィィィ!?もう我が社はおしまいだ~!!!!う!オレもトイレ…」

インド社員「ぶ、部長ずるいです!オレが先に並んでたんですよぉ!」

ってなってるはずです

んなアホな。

そんな『インド人もびっくり』な状況ありえないでしょ?

そして辛さに慣れるとその奥にある本当の旨味にたどり着ける。

それを教えてくれた原点とも言える商品が『蒙古タンメン中本』です。

ありがとう、中本さん…。

大人気商品となり、今ではシリーズものとして北極、焼きそば、カップ飯、カップスープ、まぜそばなどなど、沢山の種類が発売されています。

蒙古タンメンのレギュラーは近所のコンビニでどこでも買えますが、残念ながら1店舗に全部の種類が置いてあるわけじゃあないんですね。

せいぜい1~3種類。

最近『北極』を近くの店で見かけないんですよね。

なので、全シリーズを食べ比べしてみたい方は下にリンクを張っておきますのでご利用ください。

あ、それから激辛道を歩んでいるあなたにピッタリのドラマがありますので一度見てみてください。

きっと喜んでもらえるはずです⇩

アマゾンプライムビデオ『ゲキカラドウ』を観る

それでは激辛党のみなさん、またお会いしましょう!

Simackyでした。

それではまた!

 

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