『麺屋いっぽう』玉名ラーメンの革命児
本記事はプロモーションを含みます。
どうもSimackyです。
本日は玉名ラーメン紹介企画第5弾で、
麺屋IPPOU
(めんやいっぽう)
を語っていきますよ。
う~ん、まだ『玉名ラーメン四天王』も書き終わらないうちから(残り桃苑のみ)、もういっぽうを書くのは正直早いとは思ったんですが、この人気っぷりはもはや見過ごせませんからね。
店舗が大きくなったので、また移転して通りから目に付きやすい位置になったことで、車で走ってて行列を目にすることが多くなりました。
実はこのいっぽう、数年前までは私の母校である玉名高校の入り口の近くにこじんまりと構えていました。
その頃の画像がこちら⇩
ビルの1階にこじんまりと営業してて、店内はカウンターのみで10人入れるかどうか?
こっちの時から人気店ではあり、外においてある椅子は待ち客のために並べられたものです。
2014年創業なので、私が高校生の頃はまだありませんでしたね。
後に大人になってから友だちに教えてもらいました。
当時から駐車場はどこにあるか分かりにくいし、あっても狭いのに、よくあれだけのお客さんが来ていたものですよ。
それだけ人気が高かったことが伺えますね。
北陵高校近くに移転しても、相変わらず行列はできるのですが、ベンチや屋根などしっかりと準備されてますので、無人販売機でも見ながらゆっくりお待ち下さい。
駐車場は2台分しかないため、交差点渡って前田小児科近くの大駐車場(砂利)を使ったほうがいいと思います。
玉名における『異端エリア』
いっぽうは非常にオシャレなラーメン屋です。
ラーメン屋に見えない外観とまるでパスタ屋のようなメニュー看板。
そして女性客の多さ。
古くて無骨で頑固な玉名ラーメンのイメージと真逆です。
異端だな~(笑)。
玉名には「全然玉名ラーメンのイメージと違う」と感じる店舗がいくつかあります。
つまり『とんこつラーメン一筋』ではない、多彩なメニューを揃える『異端な』店舗たちです。
便宜上『異端』とかいう表現を使ってますが、否定的な意味ではありません。
前回ご紹介した『極(きわめ)ラーメン宙(そら)』がその走りなんですが、この『麺屋いっぽう』もそうです。
そしていっぽうの斜向かいに店を構える『中王ラーメン』も経営者が変わって、以前の中王とはまるで別の店のようにメニューが豊富な店にガラッと変わりました。
今や立派な『異端ラーメン』の仲間入りです(笑)。
あと最近、人気沸騰中の『麺の小やま』は白・黒・金・赤とメインのラーメンが4枚看板という異端っぷり。
ここは大将がやたらイケメンなのも極めて異端です(「極めて遺憾」みたいな言い方するな)。
そんな『異端な』店舗たちのうち、『極ラーメン宙』『中王』『いっぽう』の3つは、中心街から離れた北陵高校の前の通りに集中してます。
つまりこのエリアは『玉名ラーメン異端エリア』とも呼べる様相を呈しているのです。
地図を拡大して見ていただくと、画面右下にある千龍ラーメンのある辺りが玉名ラーメンのメインのエリアです。
天琴・千龍・桃苑といった四天王の他、来々軒、玉龍、小やまとった人気店が集中してます。
そして画面左下を見ていただくと大輪が離れてポツンとあるのが分かります。
で、画面中央にあるのがこの『異端エリア』で、各店舗とも徒歩で5分圏内に固まってます。
この異端エリアで現在、女性客を虜(とりこ)にしているのがいっぽうですね。
クチコミを見ても女性のコメントが多いのは、前回紹介した極ラーメン同様なのですが、どちらかというとあっちがお母さん寄りだったのに対して、こちらは若い女性が多いという印象でしょうか?
店の外観、内装、メニューデザインに至るまで非常に清潔感があり、確かに玉名ラーメンの中では若い女性が入りやすいオーラが出てます。
ちなみにこの店がある北陵高校通りは、そのまま玉名温泉方面に5分程度向かうと『九州看護福祉大学』に突き当たります。
なので、看護大に通う若い女子学生の生活圏内というわけです。
どうりで(笑)。
メニューもそれを意識したかのような品揃えだし、メニューデザインになってます。
玉名市にはこの看護福祉大学が出来たおかげで、街中に若者の姿を見ることが多くなりました。
週末は学生でごった返すので居酒屋に入れないことも増えましたから、これを見逃す手はない。
このマーケットを狙い撃ちにする店舗は確かに以前の玉名ラーメンにはなかったですね。
この異端エリア…なかなか策士揃いです。
1品1品が全てオシャレで一工夫ある
メニュー看板の見せ方もパスタ屋みたいだったんですけど、丼のデザインやラーメンの盛り付け方、ネーミングに至るまで小洒落てます。
やはり玉名ラーメンに位置するので、メニューの一番上にはとんこつラーメンが来るのですが、2番目には「トマトチーズラーメンチーズ増し増し増し」、3番目には「トマトチーズラーメン」がでかでかと推してあります。
このチーズ板を乗せる発想おもしろいですよね~。
インスタ映えとかも狙ってるんだろうな~。
現代はSNSでのクチコミが優良な広告代わりになるから、こういうメニューを入れるところからしてなかなかの策士だなと(笑)。
醤油ラーメンも単なる「醤油ラーメン」とは表現せず「華(はな)醤油ラーメン」になっていて、ローストビーフを花びらのように中央に盛り付けてあります。
これまたインスタ映えしますな。
味、見た目ともに若い女性の感性を突いてくるんでしょうね。
メニューを確認したければ、直接ホームページを見てもらうのが早いのでリンクを貼っておきますね(貼り付けるの面倒くさくなっちった)。
この店に来ていると、昔宮崎に住んでいた時に大好きで通っていた『麺屋とまと』を思い出すんですよね。
宮崎から今では他県にまで飛び火してどんどん拡大しているトマトラーメンブームの元祖です。
私が住んでいた頃は宮崎県にまだ4店舗しかなく、知る人ぞ知るお店でした。
超おしゃれで清潔感のあるお店で、女性客が99%くらいなので、店内に男性客が私一人状態だったことは1度や2度ではありません(笑)。
かくいう私もキャバクラのお姉ちゃんに教えてもらって行ったのがきっかけだったくらいなので(笑)。
そういえばやたらと
顔の半分がグラサンで覆われたそれっぽい女性客
が多かったような…。
いっぽうも女性のツボを押さえるために、この店とか参考にしてんのかな?
いっぽうが大好きになった方、特に女性であれば、宮崎に行った際にぜひとも寄って欲しい店ですね。
『変わり玉』ってなんだ?
実はこのお店『いっぽう』には特殊な食べ方があります。
皆さん、「もう少し食べたいな」って時は『替え玉』頼みますよね?
玉名では出来ない店舗が多いんですが、私の確認する限り玉名でも千龍を始めとして数店舗はできるようです。
そしてこの店は『できるお店』です。
しかしこの店がすごいのは、通常の替え玉に加えて、『味変(あじへん)』をする替え玉があるのです。
なんと、替え玉に味付けがしてあるため、2玉目を入れた瞬間にさっきまで食べていたラーメンが別味のラーメンに変わってしまうんです!
その名も『変わり玉』。
これは斬新すぎる!
例えば、豚骨ラーメンか担々麺か?迷いに迷って豚骨に決めた。けれども担々麺も後ろ髪引かれる。
そんな時は『変わり玉』のメニューにある『坦々ミンチ玉』を頼んでみてください。
すると、2玉目は担々麺に早変わり!
ワクワクが留まるところを知らない!
しかもこの『味変システム』は麺だけじゃないんです。
『変わり飯』で味変しながらリゾットにもできちゃいます!
カップヌードル食べた後にご飯ぶち込んで食べてるそこのラーメン雑炊マニアのあなた!
これは絶対来てみるべきですよ。
個人的には2杯目にまた麺が来るより、リゾットご飯になるほうがテンション上がるかな。
ラーメン6種類と変わり玉・変わり飯14パターンの組み合わせで無限に楽しんじゃってください(無限じゃないでしょ)!
さらにカウンターには熊本では珍しいニンニククラッシャーが置いてあり、生のにんにくを潰して砕いて入れることも出来ますし、ニンニク漬けを入れても美味しいし、ペッパーもブラックとホワイト、酢にラー油まで置いてありますので、味変を大いに楽しむことができるんです。
つまり麺屋いっぽうは
『自分流にラーメンをカスタマイズできる』
というコンセプトが明確にあるんだと思います。
この楽しさを味わえるのは玉名で唯一いっぽうだけと言えます。
玉名ラーメンは麺の硬さは選べないし、ラーメンの味も多くて2種類、調味料もあまり置いてない場合が多い。
というより
「このオレの作った最終結論の一杯をしっかり味わってくれ」
っていうスタンスなのでカスタマイズはしてもらいたくないでしょう。
これはどっちがすばらしいという話ではなく、あくまでそれぞれのコンセプトの問題です。
いっぽうはそこに着目して狙って真逆のことをやっているのかもしれません。
「これは誰もやってないぞ」と。
もし狙ってやっているんであれば目の付け所がすばらしい!
これは『異端児』どころか
『革命児』
ですよ、もはや。
そんないっぽうなので、実は今、玉名ラーメンの店舗はいっぽうを注目していると睨んでいます。
あと、言い忘れてましたけど、いっぽうのスープはどれも美味しいので、
「『変わり飯』で味を変えずに、このままの味でリゾットご飯が食べたい」
と思う時の方が実は多いです(笑)。
なので、最近は変わり飯(250円)を頼まず、ライス小(150円)を頼んで、それをスープに入れて食べることが多くなりました。
まあ、コスパもいいし、試してみてください。
いっぽうでは、スープにご飯ダイブさせても、誰も奇異の目で見ることはありませんから(笑)。
豚骨ラーメンと変わり玉を実食
私はとにかく行列が大嫌いなもので、店に行って行列を見た途端、私の選択肢の中から消えます。
移転前はちょいちょい行ってたけど、移転後は2回しか行ってません。
前回は…3年前!?
う~む、確かに『めっちゃ美味かった』という印象以外に具体的な味はほとんど覚えてないな。
入店は11時半。
お?お客は2名。
なんだ、行列覚悟できたけど、平日はそうでもないのか(今日は木曜)。
で、今回注文したのは…
とんこつラーメン(並:800円)
やはり玉名ラーメン紹介企画なので基本の豚骨をやらないわけにはいけないでしょう。
それともう一つ理由があってですね?
トマト味や坦々味、味噌味、などは変わり玉で後で味わえるけど、変わり玉で豚骨にすることは出来ないからなんです(あと醤油もね)。
なので、やっぱりここに来てからの最初の一杯は豚骨を頼んでおいたほうが良いのかな、と。
それでは実食。
うん、第一印象
麺がうまっ!
これは博多系の一蘭とかを思い出します。
『小麦にこだわって自社開発した』系の本格的な麺の味って一発で分かります。
いっぽうも小麦にこだわってるのかは分かりませんが、後で調べてみるとどうも『自家製麺』らしいです。
トイレの壁にも張ってあったので間違いありません⇩
しかも水道水は使わないっていうこだわりで麺もスープも作られてるんだから驚きです。
カスタマイズできるからってこだわりが無いと思ったら大間違いですからね!
つけ麺にしたら絶対うまいやつです。
まず、麺が細麺なんですよ。
玉名は中細麺、熊本は中太麺。
なので細めの玉名ラーメン食べ付けてる人からしても、かなり細く感じますよ。
そして玉名の柔らか麺に比べかなり硬め。
次にスープ。
これは豚骨臭がそれほど強くなく、ラードもあまり感じられないですね。
そのためちょっとしょっぱく感じるけど、この濃さがないと替え玉した時に薄くなりすぎるからなんだろうな。
なるほど、天琴や大輪はこうなることを嫌って替え玉なしを貫いているわけか。
どちらのお店が考えることも一理あるかと。
いや~、深い、深すぎるぜ玉名ラーメン…。
チャーシューは薄いスライスじゃなくて豚の角煮のホロッホロのやつです。
かなりしっかり味が染み込んでいるので、白ごはんが欲しくなるやつですね。
豚骨食べている時は味が濃いので半分残しておいて、変わり玉まで残しておこう。
そして、ここで変わり玉『トマトチーズ玉』を投入。
メニュー決める時に最後まで3番人気の『トマトチーズラーメン』が食べたかったので、これ以外ありえませんでした。
昔『コーンバター』と『坦々ミンチ』の変わり玉はやったことがありますからね。
豚骨からトマトチーズには変えれても、逆はありませんから気をつけてくださいね。
投入したらまずそのまま味わってみます。
あ、さっきまで濃かったスープがやっぱり丁度よくなった。
いいねぇ、トマトとチーズ。
ベースにはさっきまでの豚骨のダシが効いてます。
これ最初に頼んだのが醤油だったら『醤油ベースのトマトチーズ』になるわけですよ!
これなんだか楽しくなってきたぞぅ!
この時点で次回来るのがすでに楽しみ(笑)。
半分ほど食べたら味変ね。
やっぱりトマトパスタに合うものはこれにも合うはず。
というわけでブラックペッパーとクラッシュニンニクを投入。
うん、これはいい!
イタリアン大好きな私にはどストライク。
『麺屋とまと』を思い出すなぁ。
そうなるとオリーブオイルやバジルが欲しいところ!
ニンニクは生で強烈なので、おすすめは1個にしておくことです。
で、ペッパーはGABANのホワイトとブラックが並べて置いてあるので間違えないようにしてくださいね。
ここはホワイトじゃなくブラックでしょう。
ちょい多めにかけるのが美味しい。
・・・・・・・
完食、満腹、満足…。
ごっつぁんでした。
帰る時めっちゃ全員で「ありがとうございました!!!!」言ってくれるのが、ちょっとうれしい。
つけ麺と替え玉を実食(再訪)
久々のいっぽうでテンションが上りまくった私は、玉名ラーメンブログを書き上げた後に再訪してしまいました。
この記事の読者の方からも、
「つけ麺が美味しいので是非!」
ということだったのでね。
で注文したのがこれ⇩
メニューを見たら「少々お高いかな?」とも思いましたが、本格的なつけ麺が届いて納得しました。
まずつけ汁が、私がこれまで人生で食べてきたつけ麺のものより倍くらいの大きさがあって、具もたっぷり入ってるんですよ。
この具にも味がよう染みとるんですわ。
ネギ、もやし、タケノコの穂先、チンゲンサイ(?)、キクラゲ、といろいろ具だくさんです。
で、この麺が本格派。
細麺で来るかと思いきや!
いっぽうの通常のラーメンで使用しているものとは全く違う、つけ麺専用の麺で出てきます。
自家製麺とは知っていましたが、こんな高級そば屋で出てくるようなのが出てくるとは予想外でしたね~。
麺の太さは極太麺で、シコシコのトゥルットゥルなんですよ。
ボリュームもあって食べごたえ満点。
文句なしに美味いです。
で、もっと食べたくなったので、替え玉を注文しようとソワソワしてると、店員さん(女性)の方から
「替え玉されますか?」
って気を回してくれました。
よっぽど『替え玉したいオーラ』が出ていたんでしょうね(笑)。
「今の麺を食べられましたらお呼びください。その時に一旦膳を下げますので」
で、食べ終わると呼ぶ前にスッと来て、さっと下膳してくれる。
店員さん、あなた気づかいグランプリの2023年度グランプリですわ。
「?食器下げちゃった。ただ替え玉持ってくるだけでいいのでは?食器でも交換するのかな?」
とか思ってると、届いた替え玉にびっくり!
アッツアツのラーメンに生まれ変わりやがった。
よく説明を読んでいなかったのですが、つけ麺を頼んだ場合の替え玉は、
つけ汁に細麺を入れたラーメン
として提供されるシステムらしいです。
これがスープを温め直したらしく、火傷するくらいのアッツアツで出てきますのでテンション爆上がりです。
さっきまでの、もうぬるくなったつけ汁だと思って舐めていると文字通り火傷しますよ(笑)。
これがつけ汁に入れたものだけに、スープの味が濃くって白ごはんが欲しくなります。
流石に食べ過ぎになるのでご飯は注文しませんでしたが、お湯をもらって薄めて飲み干そうかと最後まで苦悩しましたよ(笑)。
いや~、満足度高かったな~。
前回の豚骨ラーメンからの変わり玉も楽しかったけど、つけ麺でもちょっと一捻りあるところが流石です。
一本取られました!
『トマト醤油ラーメン』を実食(再訪)
またしても再訪。
ここのラーメンは沼だ、ホントに。
この際、はっきり言いますけど、いっぽうってどのメニューも玉名ではちょっと見ないくらいの
アッパーな価格帯なんですよ。
基本の豚骨は800円で、これがそもそも玉名で一番高いライン。
で、醤油、味噌、トマトチーズ、担々麺、つけ麺、辛麺とどれをとっても900円オーバーで大体950円くらいかな(2024年2月現在)。
で、ここのシステム上、変わり玉やら変わり飯に引きずり込まれますから(笑)、これにプラス250円とかすると、ほぼほぼ1000円を軽く超えてきちゃいます。
そういう価格帯なので、
「昼間っからラーメン屋で1000円以上も使うのは贅沢もいいとこだ」
という普段使いのお客には向かないかもしれません。
やはり、休日のお楽しみに行く店かもしれませんね。
ただし、そのこだわりと味はホンモノです。
そして今日食べたこいつも、悔しいくらいに美味かった⇩
1回目:豚骨→替え玉(トマトチーズ)
2回目:つけ麺→替え玉(小ラーメン)
という流れできたので、ずっと醤油ラーメンが気になってました。
『華醤油ラーメン』を食べたいと思って来たのですが、メニューをよく見ると醤油ラーメンがもう一品あるではないですか。
「醤油とトマトっていう組み合わせが全く想像付かない…」
私はトマトが大好きで、家でも肉料理はほぼトマトソースで味付けしますし、トマトパスタ、ピザなんかも大好物なので、やっぱりこっちに引っ張られたのですが、それにしてもすごい組み合わせ。
『トマト醤油』なんて発想、
カップヌードルでも思いつかないぞ。
いや、でも多分これ大正解!
美味すぎて価格がどうのこうのなんて頭から消し飛びます。
少なくとも私にはお値段以上の味に感じました。
想像をはるかに超えてきたので。
これね、もうテーブルに着丼した瞬間からただならぬオーラを放ってるんですよ。
もう届いた瞬間「これ絶対うまいやつ!」って分かりましたもん。
なんて表現したらいいんでしょうか?
トマトのイタリアンな香りの中になにやら香ばしい香りがするんですよ。
その正体はこれ⇩
『焦がしネギ』です。
この香りがやばすぎて、私をケダモノにします。
他にもトマト、ネギ、チンゲンサイ、そして意外にもこれ⇩
『梅干し』です。
は~そうきましたか!
これがまた醤油と合うんですよ。
そして丸々ドーンと入った真ん中の卵を箸で割ると…
「こんにちは♪」
とトロトロの煮玉子が出てきます。
めっちゃや~らかい。
なんかもう至れり尽くせりで幸せなんですけど…。
いっぽうの価格は玉名ラーメンではダントツで高いように見えるのですが、実はよくよく考えるとそうでもありません。
この煮玉子って他の店ならトッピングで+200円とか取れるクオリティですよ?
味がよく染みてるしプルプル食感で中はトロトロ。
トマト醤油ラーメン950円って高く見えるけど、200円で煮玉子トッピングしたと見れば、ラーメン本体としては750円なわけで、実はそんなにコスパ悪くありません。
玉名ラーメンとしては普通のお値段。
それ考えると立派ですよ。
だって、麺は自家製麺だし、お店新築したり、ラーメン自販機作ったり、メニューをタブレットにしたり、ととにかく設備投資にお金がかかっていることを考えると、よくこのお値段で頑張っているとさえ思えますね。
行く前は
「はあ?醤油ラーメンで950円だとぅ!?斜向かいの極ラーメン宙は600円でかなり美味いんだぞぅ?普通に美味い程度だったら許さんからなぁ!」
ぐらいの気持ちで行ってたんですけど(いっぽうさんすみません)、ぐぅの音も出ないほどやられましたね。
それにしても、これだけ色々入っているのに、全てが調和してるんだから脱帽です。
クチコミではまあ豚骨とトマトチーズのレビューがほとんどで、このトマト醤油をレビューしている人がいなかったのですが、こりゃ掘り出し物見つけた。
普通は『華醤油ラーメン』のあのローストビーフのヴィジュアルに引っ張られますもんね(笑)。
で、このスープが美味すぎて我慢ならなくなった私は、すぐさまライスの小を頼んで
こうなる、と(笑)。
考えてみると普通のラーメン屋で白飯をスープにぶっこむのってお行儀悪いですけど、リゾットというシステムがあるいっぽうでは出来てしまうことも嬉しい(笑)。
今日はね、味は変えたくなかったので変わり飯はしませんでした。
それほどスープが美味すぎる。
ニンニクも胡椒も薬味関係は一切入れずです。
『何者にも邪魔されたくないと思うほどのラーメンスープ』
という表現は私の中でも最上級の称賛の言葉なんですが、私がこれを使ったのは大輪の完璧ラーメンと、来々軒の『香油ラーメン』くらいで、玉名でもそうそうありませんよ。
チーズ増し増し増しトマトチーズラーメン(再訪)
またしても再訪。
この再訪シリーズいつまで続くんでしょうか?
完全に『いっぽう沼』にはまり込んでしまったので、全品こうしてレビューしていくかもしれません。
その頃にはこの記事は2万字くらいにはなってるかもしれませんね(笑)。
今回は「いっぽうと言えばこれ!」という代表メニュー
チーズ増し増し増しトマトチーズラーメン
をついに注文しました。
これこれ、こいつが噂のやつです。
大きいチーズの板が乗って、なんてオシャレでトレンディなんでしょ。
気分はナポリのオープンカフェです(そうか?)。
こんな女子大生が好きそうなファンシーメニュー(なんだそりゃ)を、まさかこの男臭い私simackyが頼むことになるなんて。
宮崎時代の麺屋とまと以来です。
45歳にもなってこんな女子メニューを静々と食べる絵面は、完全に浮きまくります。
あまりにも小っ恥ずかしいので、その反動からオットコ前な注文をしてしまいました。
唐揚げセット(唐揚げ・サラダ・ライス)+550円です。
お前は工事現場の肉体労働者か!
ブロガーのお前がこんなカロリー消費するのには3日はかかるぞ!
まあ、以前からこのブログの読者さんのコメントで唐揚げが美味しいと聞いていたので、この機会に頼んでみることにしたわけです。
まずはラーメン。
うん、以前、豚骨ラーメンからの変わり玉「トマトチーズ玉」で食べたときよりも、こっちの方が断然美味しい。
これぞ、完全なるトマトチーズラーメン。
トマトが濃厚だな~。
で、この注目のチーズ板。
「カリッ」とするのかな?と思いきや、わりとしっとりしていて、煎餅で例えると「濡れ煎餅」みたいな食感です。
油で揚げてあるので、香ばしい香りがふわ~っと漂います。
結構厚みがあり、正直かなりのボリュームで食べごたえがあります。
結構塩味が効いていて、普通に食べていたら、麺を食べ終わってもチーズ板が間違いなく残りますので、替え玉するなりご飯を入れるなりして丁度いい感じ。
つまり、見た目女子っぽいけど、男っぽいメニューです(笑)。
で、次に唐揚げ。
レモンと塩が添えてあるのですが、下味がしっかりしているし、ラーメンに塩気があるので、塩を付けなくてもそのままで全然いけます。
外はサックサクで、中はもっちり。
肉汁ジュワ~。
これ本当に美味しい。
ラーメン屋で出てくる唐揚げとは思えないほど美味しい。
っていうか、
「唐揚げ専門店でも出したら?」
っていうくらい美味しいですよ。
いっぽうの料理のクオリティの高さが伺い知れる一品です。
この唐揚げが美味しすぎて、ライスは全部持っていかれてしまい、リゾットにするためのご飯が無くなってしまったではないですか!
丼に浮かぶ板チーズが
「私のこと、このままほったらかしにするの?」
と手をこまねいています。
というわけで、さらにライス小150円を追加し、リゾットに。
おいおいおいおい。
もうたらふく食べて、締めて1800円。
平日のランチに何してんだ俺…。
もう、お腹がはち切れそう。
正直、『チーズ板』は別になくてよかったかな(笑)。
油で揚げてあるので後からどっかりきます。
これ、揚げたチーズ板じゃなくて普通のチーズを増々にしてくれたほうがありがたいかな。
おそらく次回からは普通のトマトチーズラーメンを頼むでしょうね。
もやし味噌ラーメンを実食(再訪)
さて、皆さん。
『麺屋いっぽう全てのメニューを食べ尽くすぞシリーズ』のお時間がやってまいりました。
またしても定例の再訪問のお時間です(笑)。
今回は麺屋いっぽうの人気ランキングで上位に入っている
もやし味噌ラーメン(950円)
を注文してみました。
ちなみにこのランキングは注文用タブレットで閲覧可能で、替え玉とか餃子なども全て入ってきますので、ラーメンだけを抜粋すると以下のようになります(大盛りは除外します)。
1位豚骨ラーメン
2位チャーシュー麺(豚骨)
3位トマトチーズラーメン
4位もやし味噌ラーメン
実は今日は担々麺を頼む気満々で再訪したのですが、この人気ランキングを観て急遽変更したんですよ。
前々回に食べて感動したトマト醤油ラーメンがランキングしておらず、この「もやし味噌ラーメン」があったので、
「えぇ~、もやしはあんまり好きじゃないんだけど。けどトマト醤油よりも人気あるなら無視できないしな~」
と期待半分、不安半分って感じです。
「この人気ランキング機能って便利だよな~」
と、ここでちょっと思ったんですけど、そういえば、タブレットが各テーブルにあるということは、お客に対してもっと色々とできるんじゃないかな?
人気ランキングを見れるということは、お客さんにとって間違いなく親切な機能です。
こういうことはもっとやるべきですよね。
例えば、このタブレット画面で、ラーメン自販機の案内したり、お持ち帰りラーメンの作り方動画なんかも見せれば、ラーメン自販機の存在も知らずに来店しているお客が
「お?外にラーメン自販機あるのか?なんか作り方も簡単そうだし、それじゃあちょっと家族に買って帰ろうかな」
ってなれば、お客にもお店にもプラスに働くし。
例えば、先日私が頼んだつけ麺なんかは、替え玉頼むと、小ラーメンになって出てくるなんて予想もしないサプライズだったので、それをタブレットで案内するとか、
「このトマトチーズラーメンには生にんにくを絞ってブラックペッパーをかけて食べるとおすすめです」
とか動画流したり。
そういう、お客にとって『親切』な情報をタブレットで閲覧してもらうことにより、お客さんの満足度ってすごく変わってくるし、ひいてはお店の利益にも繋がってくると思うんですよね。
どうして、いきなりこんな話をしたかというと、本日注文したもやし味噌ラーメンの食べ方が分からなかったからです(笑)。
このもやし味噌ラーメンはベースが豚骨ラーメンです。
で、その上に大量のもやしときくらげが乗っていて、さらにその上から『味噌らしきもの』が乗ってます。
この味噌は、いわゆる味噌汁などに入れる味噌ではなく、『もろみ』なんじゃないかな?
甘じょっぱい、あの朝食で白ご飯の上に乗せたり、キュウリにつけて食べたりするあれです。
で、私はてっきり、この大量のもやしを食べるための味噌(もろみ)だと思ったんですよ。
私の場合、麺ともやしを同時に食べるのが嫌いで、もやしが出てきたときは先にもやしを平らげてから麺を食べる派なので、この『もろみ』をもやしといっしょに全部食べちゃったわけですよ。
で、さあ、「ここからが本番!」と麺を食べ始めると
「あ、あれ?これ普通の豚骨ラーメンでは?」
ってなってしまって。
「あれ?もしかしてこれって最初に全部混ぜとかないと味噌ラーメンにならなかったやつ?」
ってなったわけです。
で、食べ進めながらかき混ぜていくと、見る見るうちに味噌(もろみ)味が強くなってくるではないですか。
上に乗せていたやつとは別に、底の方にもろみが溜まっていたのかな?
なので、今回は最初にもやしともろみを一緒に食べて、途中は豚骨ラーメンを食べて、最後のスープを飲み干そうかという段階になって味噌豚骨ラーメンの味になったという、なんとも不完全燃焼な結果に終わってしまった、と。
まあ、そんなとこから、タブレットで事前にこうした『食べ方アドバイス』なんかがあったら便利だなと思った次第です。
ちなみにお味の方としては、ちょっと食べる人を選ぶラーメンかなと思いました。
玉名ラーメンで『味噌ラーメン』が出てくる場合は、通常の豚骨ラーメンに味噌をブレンドした『豚骨味噌ラーメン』であることが多いですが、いっぽうの場合は、この味噌が『もろみ』なので(間違ってたらごめんなさい)、ちょっと甘さが強いんですよ。
さらに、もろみ独特の発酵臭がするので、これはもろみ豆腐とか、モロキュウとかを食べつけた人じゃないと、ちょっと厳しいかな?
個人的には、しょっぱい赤味噌のラーメンが好きなので、残念ながら今回はあまり好みではありませんでしたね。
う~ん、でもまた近い内に再訪しますよ~!
はい、というわけで今回は麺屋いっぽうをご紹介しました。
やばいね、いっぽう。
これは「沼」です。
抜け出れません(笑)。
玉名ラーメンの革命児としてのアイデアが至るところに散りばめられた名店です。
うん、玉名の未来が見える。
いっぽうの存在が玉名ラーメンのあり方に影響を与えていく気がします。
それは接客やカスタマイズのシステムに見られるお客様ファーストの考え方ですね。
これからのさらなる活躍を期待してます!
Simackyでした。
それではまた!
ごちそうさまでした!読んでごちそうさまでした。っていいたくなりました🤗メニューがラーメンとは思えないほど斬新ですよね。替え玉のアイディアも斬新です。考えた店主の頭の中見てみたいです(笑)次も楽しみにしていますね〜🤗
コメントありがとうございます。
読んでお腹いっぱいになってもらったみたいで良かったです(笑)。
いっぽうさんは考えることが面白いので、今後もちょいちょい発見がありそうで楽しみです。
その都度、追記していこうと思ってます!
いっぽう〜〜〜😀開店してすぐは、お洒落なラーメン屋さんでしかも行列で、よく中王ラーメンに行ってましたよ〜(笑)いっぽうはラーメンはもちろんですが唐揚げが絶品です!あとつけ麺も〜🤗
コメントありがとうございます!
いっぽうの唐揚げとつけ麺はまったくノーマークだったので、今度食べに行って感想を追記しましょうかね。
最近はラーメン食べ過ぎでメタボ腹がエライことになってますが(笑)。
情報ありがとうございます!