メガデスメンバー:マーティ・フリードマンを語る

どうもSimackyです。

本日はメガデス黄金期を支えた偉大なギタリストであり、日本でタレントとしてお馴染みのマーティ・フリードマンを語っていきたいと思います。


メロディアスでインパクトのあるフレーズを量産するマーティはメガデスの4作目『ラスト・イン・ピース』でいきなりメタル界のギターヒーローにのし上がります。

そのボーイッシュな印象から、まるでオジー・オズボーンバンドにおけるランディ・ローズの登場に重ねた人も多かったのではないでしょうか?

『クセの強いフロントマン』と『童顔の好青年』という関係性っていうところも似てますよね。

そのセンスがどれほど大佐に認められていたかは、本作中の楽曲の中におけるギターソロの比重の大きさに見て取れます。

「そこまでフィーチャーする?」

ていうくらい目立ってます。

#2『Hangar 18』や#7『Tornado Of Souls』ではそんなマーティのギターソロがお腹いっぱいに堪能できますよ。

もうずっとマーティのターン!

メガデス加入前から非常に日本好きで、ギタープレイに演歌の拳(こぶし)などから影響を受けているらしいのですが、私にはどのへんに拳が効いているのかよく分かりません(笑)。

確か私の記憶によるとメガデス在籍の末期あたりからメタル専門誌『BURRN!』で単独コラムを連載していて、日本の音楽がどれだけ素晴らしいかということを熱く語っていました。

結構好きで読んでたんですよね、当時。

そんな活動をしているものだから、てっきりメガデスでの活動は順風満帆なのかと思いきやまさかの脱退。

8作目『RISK』までの5作品に携わったのですが、『RISK』での音楽的方向性の違いを理由に大佐とたもとを分かちました。

その頃のマーティは日本の音楽にのめり込みすぎており、「メガデスを日本のロックのようにしたがっていた」とは大佐の談。

まあ、このあたりの話はメガデスのアルバム解説記事『RISK』の回で深掘りしましょう。

で、これは今回調べて知ったのですが、脱退するなり日本に渡ってきてXのPATALUNASEAの真矢なんかと一緒に相川七瀬のバックバンドやってたりしました。

XやLUNASEAファンの私としてはドリーム共演すぎて鼻血が出そうです⇩。

けど、その後タレントになっちゃったのはびっくりしましたね。

まさかメガデスのメンバーをお茶の間で目にする日が来るなんて、そりゃビックリしますよ!

例えば、火曜サスペンス劇場を何気なく見ていたら、刑事の人がしれっとロバート・デ・ニーロになっていたら腰抜かすでしょ?

「何があった!?」

ってなるでしょ?

それぐらいの違和感です。

日本のメタルフリークたちにとってある意味、激震が走ったといっても過言ではないでしょう。

ほぼ白昼夢に近いですからね。

思わずブラウン管を2度見したのは私だけではないはず。

余談ですが、日本に渡るかなり以前のメガデス在籍時に、LAのスタジオでたまたまXと同じスタジオを使っていたことがあったそうです(おそらく『JEALOUSY』か『ART OF LIFE』レコーディング時代)。

で、その時にYOSHIKIから

「Xのリハを見て行ってくださいよ!これは帰ってから聴いてみて!」

とスタジオ見学した後にCDを渡されたとのこと。

今では熱烈なXファンのマーティも、その頃はXもYOSHIKIもまだよく知らなかったため、メタルファンの人か何かと勘違いしてそのCDも聴いていなかったらしいんですけど、しばらくしてあの人物がXのYOSHIKIだということを知り、例のCDを聴いたところ

「人生が変わるほど衝撃を受けた」

というほど影響受けたアルバムが『JEALOUSY』だったということです。

 

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