空条承太郎(第3部)スタンド能力・カリスマ性・頭のキレ・すべてが完璧の最強主人公!

本記事はプロモーションを含みます。


どうもSimackyです。

本日はジョジョの奇妙な冒険第3部における無敵の主人公:空条承太郎がどれだけ凄いお人なのか?

Simackyがしっかりプレゼンしていきますよ!

JOJOを代表する主人公:空条承太郎

あなたにとって3部で好きなのは、どんなところにありますか?

挙げればキリがありませんし、ファンの皆さんもそれぞれに推しのポイントがあるでしょう。

しかし、私がまず最初に挙げるとするならば、迷いようがなくこれです。

それはこの第3部を、いえ、JOJOを象徴する『アイコン』とも呼べるのがこの御方。

そう、泣く子も黙る最強主人公

『空条承太郎』

その人の存在です。

ちなみにこれはコミック22巻の表紙なのですが、

あらゆる承太郎の絵のなかでそのクールさ、妖しさ、セクシーさ、ワイルドさ、大胆不敵さ、

ファッションセンスといったキャラの魅力の全てを表現した最高の一枚だと思っております。

こんな絵がかける荒木先生は『神』に違いありません(笑)。

この頃のコミックの表紙は承太郎がかっこよすぎて、新刊買うたびに尋常ではないワクワク感だったことを思い出しますね。

皆さんにとってこれまで読んだ漫画のキャラクターで一番好きなのは誰ですか?

私の記憶では『スラムダンク』の流川くんの、女子からの人気が凄まじかったのははっきり覚えています。

私はいつもその黄色い声援を聴きながら、こんないけないことを思っていました。

「どう考えてもルカワより承太郎だろうが!?」と。

おそらく当時『ルカワvs承太郎』のタイトルマッチが行われていたのは私の頭の中だけでしょうが(笑)。

流川くんでは承太郎の相手としては役不足です。

キャラの強さが貧弱です。

承太郎を倒そうと思ったらやはりこの人ぐらい連れてこないとキャラ負けします。

そう、ジョースター家の天敵!

大西洋の奥底から、そして第1部の衝撃的エンディングから奇跡的な復活を遂げた悪のカリスマ!

DIOです。

なんか3部ではミステリアスに描かれて1部以上にかっこいいし。

この最強主人公に最強の宿敵ですよ!

JOJOファンにとってこれが盛り上がらないわけがない。

もう開始序盤からワクワクが止まりません。

第2部でのジョセフの登場も、主人公の交代劇という衝撃性もあり、かなりのインパクトがあったのですが、

そのお孫さんはどうやらスターになるべくして生まれついたようですね。

学ランに学帽。あり得ないファッションなのに承太郎だとかっこいい

まず、その魅力として欠かせないのがシリーズ初の『学ランファッション』でしょう。

「学ランってこんなにかっこいいの?」と憧れた読者も多いと思います。

しかし、『承太郎は1日にしてならず』です。

最初からあのクールでかっこいい完璧なヒーロー像ではありませんでした。

「は?なにこの人?」

当時ジャンプで読んでいたリアルタイムの小学生として思いました。

「このファッションセンスずれまくった兄ぃちゃんが主人公…?」

季節外れのスコールが到来しそうなほどの暗雲が立ち込めました(熊本にスコールこないけど)。

不安、、、不安すぎる。

まず突っ込んでよろしいでしょうか?

今どき学帽かぶってる奴なんている?

それもヤンキーで。

ヤンキーなのに学帽?

あり得ない組み合わせが起きています。

ダウンタウンの番組にとんねるずが出るくらいあり得ない組み合わせです。

しかも、ジョセフのこと「おじいちゃん」呼んでる。

ずれてるぞ。なんか微妙に変、、、。

っていうか

『魁!男塾』か?

って思いました。

荒木先生、お、恐れ多いのですが、第3部は『任侠もの』になるのでしょうか?

とまあ、最初はそんな感じで始まった第3部だったのですが、まったく心配ご無用でした。

見る見るうちに主人公としての風格が備わり、なぜか学ラン姿が回を追うごとに様になってきます。

ダークブルームーン戦でのカマのかけ具合たるや、、、、。

やってることはほぼ『刑事コロンボ』ですよ?

学ランが刑事のロングコートにさえ見えてくる(笑)。

そして問題の学帽も承太郎の後頭部と一体化していくという謎の現象が起きます。

「よし、こっちの方が”らしい”から一体化させよう」

って普通考えます?

そんなことを考えるのは人類70億人いても荒木先生ぐらいです。

けどね、これが何故かかっこいいんだからもうグゥの音も出ない(笑)。

『学帽をかぶった主人公』が『圧倒的にかっこいいヒーロー像』として成り立つなんて誰が想像できたでしょうか?

いわゆる『ヤンキーもの』に登場するヤンキー像とは根本的に違うんですよね。

ヤンキーとは無縁で生きてきた荒木先生が描くからこそのヤンキー像だと思います。

そういうところが、なんとなくJOJOが『日本臭くない雰囲気』を放つ漫画たりえる要因なんでしょうね。

ルパン三世のような無国籍な雰囲気といいますか。

そもそも全然、高校生に見えないんですよね、花京院もそうですが(笑)。

そしてそのクールな見た目に負けないほどのクールな性格。

荒木先生いわく

「承太郎は神話の人みたいなヒーロー像。仗助は友達になれそうなヒーロー像」

と語っていますが、なるほど納得です。

3部序盤こそ、発言などがいかにもヤンキーといったキャラなんですがね。

回を追うごとに神格化されていき、どんどんクールで物静かで知的な『大人の男性』になっていきます。

『ヤンキー設定どこいった?』状態です。

強すぎる…圧倒的な勝ち方

しかし、何と言ってもこの承太郎の最大の魅力は、クールさと相反する『大胆不敵さ』のギャップでしょう。

この第3部はこの承太郎のかっこよさを描くためにシナリオがあるのではと言うほどの、見せ場のオンパレード。

時には読者も度肝を抜かれる豪快な発想をしたり、、、

時には凄まじい判断力を見せつけたり、、、

時にはギャンブラー顔負けのはったりをカマせたり、、、

陳腐な表現ですが、勝ち方が『スカッと』します(笑)。

そう、例えるならジャムおじさんに顔面を交換されて「元気100倍アンパンマン」になって「あ~んパンチ」で「ばいばいきーーーーん!!」みたいな勝ち方をします。

苦戦して見せるのは、お約束です。

そう、毎回なぜか顔が濡れて力がでなくなるアンパンマンみたいにお約束です。

実は苦戦してません。

強すぎて。

もうね、承太郎はこれに尽きます。

パーティ5人もいりません。

承太郎1人で全部勝てます。

だって結局ラスボスのDIOにも…

タイマンで勝つんですよ?

全員で挑んでんだから協力プレーで倒すんじゃないんかい!

つまり振り返ると第3部って、

DIOに従っている連中がDIOより強い奴に毎回戦いを挑む構図

だったんです。

承太郎に挑まされる敵たちが哀れです。

強力な敵に苦戦しながら辛くも勝つ他の主人公と違い、この『圧倒的に勝つ』爽快感は3部ならでは。

承太郎が圧倒的な人気を誇る理由は、『正義は必ず勝つ』というあまりにも分かりやすいヒーローの勝ち方なのかもしれません。

この承太郎のかっこよさに打ちのめされたら、その後4部以降の主人公にもこの承太郎の強さを求めてしまうんですよね。

そのせいで一度は4部を読むのを途中で放棄しましたから。

「仗助ぇ!苦戦するなぁ!圧勝じゃなきゃ駄目なんだ~!」って(笑)。

最強のスタンド『スタープラチナ』はなぜ強いのか?

最も速く動き、最も正確に動き、最もパワーのあるスタンド=スタープラチナ。

三拍子揃ってる上に最後は時間まで止め始めます。

反則のスペックです。

「そりゃスタープラチナ持ってれば誰でも勝てるよ」

あなたもそう思ったでしょう?

それがそうじゃあないんですよ。

いいですか?

どれだけハイスペックのスタンドも、言ってみればF-1のマシンみたいなもので、

運転手が乗りこなせないと速くは走れません。

私達がフェラーリに乗ったからと言ってシューマッハみたいにグランプリ獲れないし、私達がナリタブライアン(競走馬)に乗っても武豊騎手みたいに勝てないんですよ。

スタープラチナが最強なのはそれを操る空条承太郎の能力の高さがあればこそ。

そんな承太郎の能力の高さ、知力、胆力が垣間見えるシーンをご紹介しましょう。

肝っ玉の座り方が尋常ではない

花京院を倒し、意識を支配していた肉の芽を取り出す時に見せた承太郎の冷静沈着ぶりはすごいです。

肉の芽が腕から入ってきて顔にまで至ってます。

想像してみてください。

あなたにこれができますか?

看護婦さんが

「点滴しまーす♪」

って針を刺したら、針どころかチューブまで一緒に入ってきたようなものですよ。

相当な痛みを伴うはず。

どんなにスタープラチナが正確無比の動きができても、ここで承太郎が

「あっ無理無理!オレ痛いの無理!」

ってスタンドを引っ込めたら花京院は終わってましたよ。

冷静沈着とかいう次元を超えております。

承太郎…あんた一体どんな17年間を生きてきたんだ?

『絶望的なジャングルのゲリラ戦で1年間たった一人で戦い続けたグリーンベレー』

ぐらいの修羅場をくぐってこないとありえません。

そんな人、『刃牙』にしか出てきませんよ?

瞬時の機転と判断力

JOJOは頭脳戦や駆け引きが醍醐味のバトル漫画なので、基本的にみんな頭いいです。

けど、承太郎のは飛び抜けてます。

まずはエンヤ婆との戦い。

『霧のスタンド』という、ワンピースで言えば『自然(ロギア)系』にあたる『物理攻撃が効かない』タイプの敵。

この手の敵はお約束として”無敵”です。

ワンピースでも大将クラスのトップクラスに強い能力ですよ。

さすがはDIOの右腕です。

なのでポルナレフもホルホースもなす術なく捕まって便器を舐めさせられます(笑)。

しかし承太郎はオラオラが効かないと分かるなり…

吸い込んで瞬殺。

ノーダメージです。

いや、エンヤ婆って序盤まあまあの中ボスなんですけど…。

ドラクエ2で無敵パスワード使っていきなりレベル50くらいからゲームスタートしたときに、序盤の中ボスを一撃で葬り去ってた時のこと

を思い出しました(笑)。

砂漠でのンドゥールとの戦いでも見せてくれます。

遠距離から音を探知して水で攻撃してくるンドゥール。

『砂のソナー』を使われ、居場所も察知され絶体絶命のピンチ。

その直後!

イギーをぶん投げます。

普通の人には

『犬=武器ではない』

という既成概念があるからこんなことはできません。

選択肢の中に浮かんでこないのです。

そして相手が『犬を投げる』という奇襲にうろたえる間に背後に回り込みとどめを刺すのです。

どうしてこんな発想ができるんでしょう?

これは機転が利くとか判断力があるとかいうだけじゃなく

頭のネジが一本飛んでないと

できないでしょうね。


はい、というわけで本日は空条承太郎の魅力を解説してきました。

当サイト『ひよこまめ』ではJOJOの魅力を色んな角度で解説する『JOJOブログ』をたくさん書いておりますので、気に入った人は他のも読んでみてください。

 

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