これが『玉名カレー』だ!!!ウノキ商店が生み出した新しいスタンダード
どうもSimackyです。
本日は私の地元、熊本県玉名市にあるカレー店
カレーハウス ウノキ商店
を紹介したいと思います。
ラーメンしかない玉名に念願の地元カレー屋登場!!!
本ブログ「ひよこまめ」ではこれまで玉名ラーメンに対する愛をたっぷりと語ってきました。
全店舗紹介してますので興味ある方は読んでみてくださいな。
それくらい、私は死ぬほど玉名ラーメンが好きなんです。
けどね?
「たまにはラーメン以外も食いてぇな、、、うっ・・・カレーが食いてぇ・・・」
って時もあるんです!
そうなんです、そりゃあそうですとも。
あんな豚臭いものを、あんな脂ぎって塩分過多なものを、毎日スープ飲み干してたら…
健康診断で引っかかるんですもの!
こんなブログ書いてるもので、毎日玉名ラーメンに通い、私の血圧は170を超えるんですよ!
マラソンを始め、さらには断酒、さらには炭水化物ダイエットして大豆しか食べない毎日を送って、ようやく血圧100まで戻したのが1年前。
「こんだけ頑張ったご褒美だ!」
と、ラーメン食べ始めたらまた元にもどっちゃった♪(笑)。
まあ、好きなもの食って死んでりゃ本望なんですが、一応、妻子のある身なので、いきなり脳梗塞でぽくっと逝った日にゃ家族から恨まれるでしょうな。
たまには『豚骨抜き』をしないと困ったことになるわけです。
「そうだ。俺は実はラーメン以外も色々好きなものあるじゃないか。そうだ、カレーだ!」
そう思うことが月に1回くらいはあるんですけど、ここ玉名市はカレー砂漠地帯(っていうかほぼラーメン屋しかないし)。
あったとしてもココイチとビスヌっていう他の県でも食えるお店しかないんです!
いや、美味いよ?美味いですよ、申し分ないくらい。
でもね、チェーン店って、なんか物足りない。
味ということではなくね。
それは変なシステムが有るとかのエピソード、ストーリーだとか、地元民だからこその思い入れとか、そういうものだと思います。
ブロガーとしてはくすぐるものがない、とまでは言いませんがいまいち弱いんです。
探究心が刺激されない。
ここならではの、地元ならではのカレーが食いたい…
だからといって、ヒライのビストロカレーじゃあ…満足できない(ヒライさんごめんなさい。この借りはたっぷりとブログで返しますから)。
そんな時、私のカレー欲を満たしてくれるのは、玉名郡和水町は肥後民家村にあるスリランカカレー屋の「わさんたらんか」でした。
もうね、ここは完璧です。
スリランカカレーも美味すぎるのに、メキシコ料理まで充実してるんですもの。
はっきり言って県内にある他のスリランカカレーとは次元の違う旨さで、カレーが美味いって言うよりもそもそも料理人としての腕が違うというか。
で、当然のことながらあっという間に人気店になって、平日から行列…。
1時間の昼休憩で食べれるお店じゃなくなりました。
お店に入れない…。
あんなに身近だった、こんな田舎に私が見つけた私だけの秘密の店だったのに…。
それをなんやらよう分からんグルメ客に奪われた気がしました。
「けっ!本場スリランカの味もよう分からん素人客どもがっ」
やさぐれた私は、民家村の駐車場になんど悪態をつきながら唾を吐き捨てたことでしょう。
自暴自棄になり旅に出ましたよ、当て所もなくね。
行きずりの女とも寝ましたよ、そして捨てました。
そこまでクズに成り果てなくともよくね?
カレー食えなかったくらいでそんな荒れるか?
もうカレーを諦めたある日、いつものように玉名ラーメンを喰らおうと番屋を目指し、魚市場の駐車場に車を停めたときでした。
駐車場から見て右に見える番屋とは反対方向、左側の建物に『カレー』ののぼりを発見。

「あれ?いつの間にやら小洒落たカレー屋ができてはる…」
あまりの驚きに思わず関西弁になっていました(オマエ生粋の肥後モッコスだろうが)。
その後も、魚市場駐車場に来るたびに左側を見はするものの、
「カレー屋はどうせ俺を裏切るんじゃ!どうせ人気が出たらまた入れなくなるんじゃあ!どうせ俺のことなんて見向きもしてくれなくなるんじゃあ!」
と、過去のトラウマを振り払うかのように、私はまっしぐらに番屋を目指すのでした。
だいぶ面倒くさいね、こいつ。
そんなこんなで数年が経ちます。
異様なまでの評価の高さ
で、とある休日
「なーんか休日くらいラーメン以外食わないとな~。さすがに週7でラーメンは棺桶まっしぐらだよな~。たまにはカレー食いたいなー。けど、玉名にぐっとくるカレー屋ねぇんだよな~」
と、GoogleMapで「カレー」って調べていたら
「ウノキ商店?あ、あの魚市場の!そういや忘れてた!」
で、60件くらいコメント来てて、
レビュー採点平均4.7!

ええええええぇ?
確か最初に調べた時はまだ3件くらいしかコメントなかったぞ?(相当前だろそれ)
いつの間にやら人気店になってらっしゃる!
クチコミ読んでると当然のことながら絶賛の嵐。
平均4.7ってことはほとんどの人が星5を付けてるわけなので、そりゃそうでしょう。
ちなみに玉名ラーメンマニアの私から言わせてもらうと、玉名ラーメンの人気店でさえ良いとこ4.1とかですよ?
高い、かなり高い。
なんてこった…そんなに美味いんだったらさっさと行っときゃよかった!
ということで、ウノキ商店に突撃したのでした。
ウノキ商店の噂のカレーの正体とは!?
Googleである程度の画像は見ていたので、わりかし一人で入りやすい店だという印象は受けてました。
なんていうか、ちょっとBARみたいな内装というか。
このイスとかなんとなくそれっぽいでしょ↓

ふむふむ、良いね~、このカウンターの木目の質感と奥行きの広さ。
こういうカウンターではカレーじゃなくて、葉巻でも吹かしながらシングルモルトでもいただきたいものだ。
で、上を見上げると…

いや、BARやないかい。
これはもう言い訳できないほど完全にBARでしょ?
ほんとにシングルモルト並んどるやないかい。
まあ、飲めと言われれば…飲むんですが(血圧のことすでに忘れてんじゃねぇか)。
髭面のマスターが教えてくれるには、実はこのウノキ商店、週末の夜(土曜だけだったかな?)はBARとしてやってるらしいので、1次会で飲んで飲み足りない時は2次会として使うのにピッタリだと思いますよ。
で、本題のカレーですよ。
まず、メニューがこちら↓

なんと
スパイシーチキンカレー一択。
なんて男気だ。
これにトッピングメニューが「チーズ」「チキンカツ」「トンカツ」「温泉卵」の4種。
店主一人のワンオペなんで超シンプルです。
こういうのってめっちゃくすぐられません?
チェーン店とかの
「あれもこれも取り揃えてます」
みたいな雰囲気と真逆というか、
「俺のおすすめだけ食っとけ」
みたいな(笑)。
結局人って選択肢を多く与えられても困っちゃう生き物なんですよ。
「これ食わせるためにこの店やってんだ」
っていうのが伝わってくると、頼もしいし、ハズレを引く心配もないわけじゃないですか?
だからこういうメニューには不思議な安心感を感じるんですよね~。
で、今回頼んだのはこれ↓

スパイシーチキンカレー(800円)大盛り(200円)にトンカツ(350円)を乗せました。
締めて1350円なり。
これこれこれこれ!
これが食べたかったんですよ、私は。
Googleクチコミ読んでた時からこのトンカツの上にかけてあるソースが気になって気になって(笑)。
「これってマヨネーズ?それにしちゃ黄色強くね?辛子マヨ?一体どんな味すんだ?」
実はこの正体を店主に尋ねると
マスタード
でした。
粒マスタードじゃありません。
ホットドッグとかフランクフルトにケチャップと一緒にかけるあれです。
しかしトンカツにマスタード?
確かにトンカツ屋ではとんかつソースと一緒に辛子も出てくることあるけど、マスタードはないぞ。
それに『辛子』は英語で訳すとマスタードにはなるけど、辛子とマスタードは全然別物です。
カレー屋でカツカレーが出てくる時は何もかけてないか、もしくはウスターソースを別添で持ってきてくれるか、ですよね。
ウスターソースなら味の想像はつくけど、マスタードとトンカツが、さらにはカレーが混ざりあった時の化学反応は一体どうなるんだ?
まさか煙とか出ないよな(そりゃほんとに化学反応起こしてるじゃねぇか)。
それでは実食!
まずはルーだけ。
・・・・・・・
キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!(今どきこの表現するやついる?)
もうシャバッシャバ!
私はね、もこもこした食感のカレーはあんまり好きじゃなくて、スープカレーのようなシャバシャバカレーが大好きなんですよ。
先述したスリランカカレーが好きなのも、タイのグリーンカレーが好きなのもシャバシャバカレーだからっていう理由は大きい。
このスパイシーカレーはシャバシャバ加減が絶妙。
で、スパイシーカレーの名前の通り、しっかりスパイス効いてます。
でもその辛さもちょうど良くて、これ以上辛くなると辛いもの好きの人しか食べれなくなるっていうギリギリのラインというか。
私の持論なんですが、カレーはスパイスが多くなるほど美味くなると思ってます。
けど、入れすぎると私のような激辛党の人じゃないと食べれなくなっちゃう。
このカレーはしっかりとスパイスの風味と旨味を感じさせつつ、そこまで行き過ぎた辛さになっていないのが凄い。
このバランスは相当悩んだだろうな~。
マスター曰く
「毎日でも食べれるカレーがコンセプト」
らしいです。
確かにこれなら毎日でもいける。
そして辛いもの苦手のうちの家族たちもおそらく食べれる。
まあ、席数とかテーブル配置考えても家族連れでぞろぞろ来るのは似つかわしくありませんが(笑)。
次に本題のトンカツですよ。
これね。
青天の霹靂(へきれき)でした(晴れた日にいきなり雷が鳴ったかのような衝撃って意味です)。
マスタード大正解!
これって他に誰か発見した人いるの?
カツカレーにマスタードがこんなに合うなんて!
美味すぎてニヤニヤしてしまう…。
感動しきりの私にニヤリと笑うマスター曰く
「カレーにはね、ジャンク感が必要なんですよ」
くそう、なんかよう分からんが勝ち誇ってやがる。
しかしマスターよ、確かに今回ばかりはアンタの勝ちだよ…。
俺は完全にアンタの手の平の上で転がされたってわけだ。
そう、”ジャンク感”なんですよ。
このトンカツのサクッとした食感とマスタードの酸味が、忘れていた記憶を呼び戻すというか。
なんかね、ノスタルジーを直撃してくるんですよね。
ちょっとしたタイムスリップさえ起こした気分です。
40代以上の皆さん、覚えてます?
今はほとんど潰れて残ってないけど、我々が子供の頃だった昔はドライブスルーのハンバーガーショップがたくさん道沿いにあって、あの頃に食べてたハンバーガーを思い出せます?
今みたいにハンバーガーの種類が多くなくて、シンプルにレタス・オニオン・パティ(ハンバーグ)だけみたいな。
で、バンズ(パン)の内側には黄色いマスタードが塗ってあって、今みたいに他の具材やソースが主張してないからやたらマスタードの印象が残るっていう。
今思えば安っぽいんだけどあれが美味かったんだよな~。
あのジャンク感を猛烈に思い出しました。
と同時に子供の頃の色んな記憶と感覚が蘇ってくるんですね~。
なんかね、初めてシェークを飲んだ時の感動だとか、初めてジェットコースターに乗った衝撃だとか、ビックリマンシールとかミニ四駆とかコロコロコミックとか初恋の女の子の顔とか…
いや、思い出しすぎだろ。
マスタード1つでそこまで思い出すなよ。
作ったマスター自身もそこまで思い出されたらドン引きだぞ。
それは手のひらで転がされたんじゃなくてお前が一人で転がってるだけだ。
いやー、あんまり感動したんで、さっそく帰りにスーパーでマスタード買って帰りまして、酒のツマミが揚げ物の時は片っ端からかけてます(笑)。
ちなみに今回紹介したトンカツも美味しいんですが、チキンカツ(350円)の方が人気が高いとのことです。
うーむ、どちらも甲乙つけがたいのですが、豚の脂がマスタードの酸味をより一層引き立てるので、個人的にはトンカツを推します。
まだ温泉卵とチーズは未体験なんでそれは今後のお楽しみということで。
ごっつぁんでした!
こういう他所にはないような玉名独自のカレーの特色が根付いていったら面白いですよね。
玉名ラーメンにはニンニクチップがかかっていることが特色であるように、
「カツカレーにはマスタードがかかっているのが玉名カレーです!」
みたいな。
もしかすると私は『玉名カレー』が生まれた歴史的1号店に来てしまったのかもしれません…なんてね(笑)。
Simackyでした。
それではまた!
