【セットリスト公開】ONE OK ROCK DETOX JAPAN TOUR 2025 大分クラサスドーム公演

どうもSimackyです。

本日は先日行ってまいりましたワンオクロックの大分クラサスドーム公演の感想をたっぷり語っていきますよ~。

ちなみにこの記事は、もっと多くの人にワンオクに興味を持ってもらい、もっと多くの人にワンオクのライブに行ってもらいたくて、行く人にも楽しんでもらいたくて書いてます。

「今回のツアーには参加しないけれども、最近気になっているから次回は行こうか迷ってる」

「ツアー参加するけど、ワンオクの曲を全部は知らないから、できれば事前にセットリストの曲を予習しておきたい」

っていう人のために書いている記事です。

もうツアーに参加することが決まっている熱烈なファンの方で、

「どんな曲をやってくれるのか…、気になって夜も眠れねぇぜ!」

っていう人は

絶対に読まないでくださいな。

『新鮮な驚き』というライブにおける醍醐味が無くなってしまっては、楽しさも半減なのでね。

そういう人はライブに行った後、家に帰ってきて、この記事を読んでくださいね。

「それよりもライブで演る曲を聴いたことない(まだ覚えてない)っていう状況の方が俺は楽しめないよ。みんなで歌うとこはやっぱり歌いたいし…」

っていう人はこの記事で予習して行って、存分にライブを楽しんでもらえたらと思います。

セットリストも公開しますし、色々と詳細も語っていきますのでね。

それでは行ってみましょう!

ONE OK ROCK DETOX JAPAN TOUR 2025ツアー概要と経緯

さて、まずは今回のツアー概要と、ここに至るまでの経緯からお話しましょう。

ワンオクロックの今回の日本ツアーは、

スタジアム・ツアー

となります。

8月16日・17日の大分クラサスドーム2daysに始まり、神奈川の日産スタジアム2days→北海道の札幌ドーム1day→大阪のヤンマースタジアム2daysと

全4都市7公演

です。

40万人を動員した6大ドームツアー『ONE OK ROCK 2023 LUXURY DISEASE JAPAN TOUR』(2023年1月28日 – 5月13日)以来、2年半ぶりとなります。

前回は名古屋・福岡・大阪・東京・埼玉・札幌と6つのドームで11公演、全てソールドアウト。

こんな化け物じみたことが出来るバンドはワンオクを置いて他にありませんよ。

いまや日本ナンバーワンロックバンドとなったワンオクにとって、もはやアリーナでさえ箱としては小さすぎる!

ドーム・スタジアムクラスの規模でないと収まらない。

しかしね、ワンオクの目指すところは日本における頂点なんてチンケなものではありません。

彼らは全世界における頂点を目指すべく、近年は地道なワールドツアーに明け暮れているのです。

日本ではドームクラスでしかやらない華やかなイメージしかないでしょうが、実情は違うんです。

特に、コロナ明けにより、コンサート活動が解禁されてからの彼らの活動は、“地道“の一言。

「これだけの大物バンドがこんな地道な活動やる?」

ってくらい。

さて、ここで

彼らがここ最近どういうことをやってきて今回のツアーに至っているのか?

彼らが目指すものとはなんなのか?

そのあたりをまずは順を追って説明しましょう。

時を遡って2022年の夏。

この年ワンオクは、サマソニ、ロックインジャパン、ワニマ主催ワンチャンフェスという日本の“夏フェス“に出演。

終わるやいなや『ラグジュアリー・ディジーズ・北米ツアー23公演を敢行。

会場の規模は日本で言うホールクラス(収容キャパ2000人以下)のところが多く、小さいところでは1000人くらいの規模の時さえありました。

続けてオーストラリアの『ゴッド・シング・フェス』に3日間出演し、2022年を終了。

2023年年明けからは先述した日本での6大ドームツアー。

この6大ドームツアーで2月の大阪から4月の東京までの間、“謎の空白期間“が2ヶ月空いてます。

実はこの2ヶ月の間、彼らはMUSEというバンドの北米ツアーにオープニングアクトとして14公演を帯同してるんですよ。

前年に北米で23本やったのに、また北米に戻って14本…合計37本の北米公演ということになります。

ちなみに知らない人のために、こちらが”イギリスNo.1のライブバンド”と名高いMUSEのウェンブリースタジアム(2007年:英)公演です⇩

8万人入れてるらしいので観客の熱気が凄まじいですね(日本のドームクラスの倍だもんな)。

う~む…世界は広いな~(笑)。

しかし、いかに相手があのMUSEとはいえ、あのワンオクが前座ですよ?

信じられます?

日本では大スターでも、海外で大スターではない。

知っている人は少ない。

それが日本のロックバンドが海外で直面する厳しい現実なんです。

けれども、彼らはこれまでの”厳しい現実”を打破しようと、誰よりもがいてきました。

そうは言っても、日本ではドームクラスで4~5万人を前にトップスターとしてライブをしながら、次の週にはMUSEの前座をやるこの落差。

単独公演やっても日本での集客には及びもつかないわけですから、その挫折感もあるはずです。

そんな苦しい環境を己自身に課してでも、さらなる高みに至ろうとするワンオクの心意気は見事です。

メンバーの誰も

「もう日本だけにしようよ~。いいじゃん、お客さんも喜ぶんだし。そんなに上を目指さずに楽にやっていこうよ」

って言わずに続いていることが凄い。

こんな落差を味わったら普通、メンバーの意見がバラバラになりそうなのに…。

私がこれまで記事にしたXだって、イエモンだって、一度解散した時のきっかけは、『メンバー間の“意識の高さの違い“』にあったわけですよ、本質を掘り下げてみるとね。

けれどもワンオクの場合はメンバー全員が“世界を獲りたい”っていう高い意識を共有しているんだと思われます。

全員が納得するまで話し合いを重ね、全員の肚に落ちているというか。

やっぱり、この鉄の結束力こそがワンオクの唯一無二の凄さなのかな~?

で、こっからがさらにすごい。

なんと、日本のドームツアーが5月に終わるなり、6月から今度は自身の『ラグジュアリー・ディジーズ・ヨーロッパツアー』10本とMUSEのヨーロッパツアー帯同11本を同時進行でやっていくんです!

さらにそれが終わるやいなや、単独での『ラグジュアリー・ディジーズ・アジアツアー』9本をもって2023年の彼らの活動はようやく終わります。

つまり2023年は

44本のワールドツアー(北米・欧・アジア)と

11本の日本ドームツアーをやっていることになります。

・・・・・・

・・・・・(ドン引き)

いや…、結束力が強いとかなんとか以前にさ、こんなことしてたら普通…

過労で死んじゃうよ?

狭い島国の日本を飛び回るんじゃないんですよ?

世界を飛び回れば、その移動時間や時差ボケからくる消耗もかなり激しいことが予想されるのに。

しかし信じられないことに、事実として彼らはそれをやり遂げているんです。

アホみたいに楽しい顔しながら(怒られるよ?)。

けれども、長年の地道すぎるサーキット活動で撒いた種が世界各国で芽吹いてきたのでしょう。

翌年2024年はワンオクにとって過去最大規模のワールドツアーと呼ばれる『ONE OK ROCK PREMONITION WORLD TOUR 2024』を敢行。

東京2本、アジア1本、ヨーロッパ3本、北米2本と、本数としてみれば

「え?これのどこが過去最大規模なの?」

って感じに見えるのですが、実はそれまでのホール・ツアーからアリーナ・ツアーに移行してるんですよ。

各会場の収容キャパは、東京(味の素スタジアム)48000人、台湾55000人、イギリス12500人、ドイツ7500人、フランス6800人、カナダ8000人、そしてアメリカ17000人。

これ全部ソールドアウトしたら、東京を除いた純粋なワールドツアーとして計算しても約10万人の動員。

10本くらいだったかつての北米ツアーやヨーロッパツアーは、ホールツアーなのでせいぜい各ツアー2万人程度の動員だったことを考えても5倍の規模。

それどころか、2023年にやったホール規模の海外ライブ44本を全部足しても合計9万人くらいと予測されるので、それに匹敵する動員をたった6本のアリーナツアーで出来るようになってきたわけです。

あくまで収容キャパの話であってソールドアウトしたという確証はないのですが、それでも勝算がなければそもそもこんな会場をブッキングはしないわけですよ。

ガラガラってことはまずないでしょう。

お伝えしたいのは、ワンオクロックというバンドが

”音楽市場における世界シェア上位の国々”において、アリーナ規模の会場を抑えても問題なく集客できる状況になってきている

ということです。

初の海外公演をやった2013年から、地道に地道に続けてきた小さい箱(ホール)での公演。

世界進出を途中で投げ出すこともなく、お客が少なかろうとも、慣れない海外の環境で緒戦すること苦節12年!

彼らはずっと山を登り続けてきました。

分かりますか?

我々日本人はワンオクを見て、

「ああ、ワンオクは日本で一番高い富士山の頂上にいる人達なんだな」

って思ってますけど、彼らが登っている山は実は富士山ではなくエベレストであって、富士山の高ささえ超える山の中腹あたりを依然として登り続けているんです。

これがワンオクなんです。

日本のロックバンドとして頂点に君臨しながら、こんな修行のようなサーキットを自らに課し、新たなファンを世界中に増やし、ずっと右肩上がりに成長し続けているんです。

彼らはいつでも『今が全盛期』を更新し続けているんですよ。

あなたが次回会う時の彼らは、間違いなく以前会った時よりもさらにスケールアップしてます。

さあ、皆さん!

そんなワンオクが新作を引っ提げて、2年ぶりに暴れまわる年、それが今年2025年なのです!

ほ~ら…ワクワクしてきたでしょう?

テンション上げていきましょうか!

大分クラサスドーム1日目(2025.8.16) セットリスト公開

さて、

「セットリストを知りたいだけで読んでみたら、前フリの異常な長さにドン引きした」

というそこのあなたのために、そろそろ本題に入りましょうか(笑)。

これがツアー1日目となった大分クラサスドーム公演のセットリストです⇩


※カッコ内は収録アルバム

OPムービー

1.Puppets Can’t Control You(DETOX)

2.Save Yourself(Luxury Disease)

3.Make It Out Alive(未収録)

4.Cry out(35xxxv)

5.NASTY(DETOX)

6.Living Dolls(感情エフェクト)

7.Party’s Over(DETOX)

8.Tiny Pieces(DETOX)

9.Renegades(Luxury Disease)

ここでTAKAのソロコーナーとして以下の2曲(伴奏ピアノのみ)

10.All Mine(人生×僕=)

11.This Can’t Be Us(DETOX)

~TAKA以外の3名によるインストゥルメンタル

12.C.U.R.I.O.S.I.T.Y.(DETOX)

13.Mighty Long Fall(35xxxv)

14.The Beginning(人生×僕=)

15.Delusion:All(DETOX)

16.Dystopia(DETOX)

17.Tropical Therapy(DETOX)

18.The Pilot </3(DETOX)

~ここから3曲はアンコール~

19.Stand Out Fit In(Eye of the Storm)

20.+Matter(DETOX)

21.We are(Ambitions)


 

 

 

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です