『スパークルX』イエローモンキー 再復活の狼煙!執念が生み出した作品
どうもSimackyです。
本日はイエローモンキーが2024年にリリースした
『スパークルX』
をたっぷり語っていきますよ~。
実に5年ぶりとなる全国ツアーで、完全復活を成し遂げたイエモン。
私も熊本城ホールまで観に行ってきましたよ。
ライブの感想はこちらでたっぷり語ってます⇩
ロビンの喉のことも忘れてしまうほどその影響は感じられず、その姿は完全復活そのもの!
「よしっ!もうイエモンは心配いらないみたいだな!」
と、このツアーが大成功で終わることを確信した次第ですが、考えてみると本作の個別アルバムレビューをまだ書いていなかったことに気が付きました(笑)。
実は彼らね、ここまでくるのも大変だったんですよ。
それでは前作『9999』がリリースされてから本作リリースまでの5年を振り返ってみましょう。
本作リリースまでの流れ
まず、前作『9999』がリリースされたのは2019年4月。
『8』以来19年ぶりとなるイエモン待望の新作アルバムは、待たせただけの会心作となり、大歓迎をもって迎えられます。
オリコンデジタルランキング1位をはじめ4冠を達成。
また『2020年日本レコード大賞』で最優秀賞受賞、『スペースシャワーミュージックアウォーズ2020』でアルバム・オブ・ザ・イヤー受賞などなど、かつての全盛期のイエモンを凌駕するのでは?というほどメインストリームのど真ん中に「イエモンここにあり!」を見せつけました。
こういう賞とかに名を連ねるアーティストって、YOASOBI、髭男、米津玄師、などなど、日本人であれば誰でも知っている現代の第一線で活躍する若手ポップアーティストがほとんどで、この2020年代にイエモンのような古参のアーティストが名を連ねているのは
かなり浮いた光景
です(笑)。
その勢いのまま、2019年末からはなんと!
名古屋・大阪・東京の3大ドームツアーまで敢行。
いやいやいや、現役の若手人気アーティストでもこれ出来る人たちなんてそうそういませんよ?
埋めれる?ほんとに埋まる?
・・・・・・
埋まったんです!
それくらい、復活してからのイエモンの人気は凄かった。
隠居バンドで、年配ファン、昔から聴いているファンだけが応援している存在などではなく、メジャーの第一線で『若手アーティストたちとしのぎを削る存在』として戻ってきた、ということでしょう。
こんな真似が一体誰に出来るというのでしょうか?
けどね~、ここからがあまりにももったいない『減速期間』となってしまいます。
コロナが始まったためにドームツアーのファイナルであった東京ドームが一旦は中止。
後に観客をキャパの半分に減らし、「声出しなしのマスク着用」という厳戒態勢のもと、なんとかかんとか公演は出来たものの、ここから自粛ムードとなってしまったため、2020年いっぱいをもって活動を一旦休止。
3年にもわたるコロナがようやく明け、ファンの溜まったフラストレーションを爆発させる約束の場だったはずの2023年12月日本武道館公演は、ロビンの『咽頭がん』治療のため中止されてしまうんですね~。
しかし、イエモンはこの武道館公演中止でがっかりさせたファンのために、なんと東京ドーム公演を2024年4月に行うことをすぐさま発表します。
いやいやいや、気持ちは嬉しいけれどもよ、ロビン?
『大病』なのですよ、あなた?
アーティスト生命どころか人間としての生命の危機じゃないですか?
そこまで無理しなくても、その前は19年も新作アルバムを待ったんだから気長に待ちますよ?
「頼むから治療に専念して。」
おそらく全国のファンがヒヤヒヤしながらそう思っていたことでしょう。
それくらい、再結成後のイエモンにかけるロビンの意気込みは凄まじいんですよ。
「今が勝負時なんだから今ここでアクセルを緩めるわけにはいかないんだ」
っていう、まるで今売り出し中の若手バンドみたいなガツガツした闘志を感じます。
もしくは、再結成後のファンの熱があまりにもすご過ぎたために、大きな責任を感じたのかもしれません。
昔の代表曲ばっかりをツアーで繰り返し、昔を懐かしむだけの再結成バンドたちとは根本的にモチベーションが違うんです。
そしてここで注目すべきは、その東京ドーム公演のタイトルが『SHINE ON』(=輝く)に決まっていたことです、この時点で。
『SHINE ON』は言うまでもなく本作のリードトラックです。
何を言いたいかっていうとつまり、この2024年4月の東京ドーム公演は、病気も乗り越え、新作を引っ提げて、イエモンが再び輝くこと(=完全復活)をファンに知らしめるライブとして位置づけていたんですね。
そのゴール地点をしっかり睨んだ上で、
「どんな新曲を披露できれば東京ドームに来るファンたちを満足させられるか?」
を徹底的に考えながら制作されたアルバムが本作なんです。
実際に演奏されたのは本作から3曲ですが、全部の楽曲がその意識のもと制作されてます。
その意味では、今回はアルバムを制作する方針に一本太い芯があるというか。
彼らのファンに対するその熱い思いを、どうぞ感じちゃってください。
ロビンは声が出ない時もあるほど、かなり厳しい状態での制作だったらしいです。
ただでさえ還暦前(58歳)なのに、咽頭がんと戦いながら必死に振り絞った声には、もはや『有り難さ』まで感じてしまいますよ。
音楽聞いててボーカルの声に「ありがたや~!」って感じたことなんて人生であります?
ロビンの声もそうですが、それまで当たり前だと思っていた色んなものが、実は当たり前じゃなかったんだと、つくづく考えさせられたアルバムですよ。
なんか感慨深いな~。
『スパークルX』の作風
今回のイエモンはサウンド的な冒険はあんまりしてません。
ラフで生っぽい感じに仕上げて、あくまでシンプルですね。
いや、色々やってるけどシンプルに聴かせていることが実はすごいのですが。
ただ前作『9999』ほど荒い感じのクラシック・サウンドに回帰したわけではなく、わりとまろやかにまとめてて、耳障りが良いですけど、基本的なサウンドイメージは前作と同じですね。
こういう雰囲気って、最初『9999』を聴いたときにはかなり面食らったものですが、こうして2作続けてこの雰囲気で来られると、これはこれで良さが分かってきちゃう。
というより、
「このサウンドじゃなきゃいけなかったんだな」
っていうのが分かってきます。
なので、『9999』で
「こんなの私が好きだったイエモンじゃない。やっぱり20年は長かった…」
とか思っちゃった人は、本作をきっかけにもう一度『9999』を聞き返してみることをおすすめします。
どっちかというと本作のほうが前作よりも取っつきやすいと思うので。
かつてのイエモンほど華美で妖艶な雰囲気はありませんが、彼らだってかつての彼らとは変わってきているのに、変に昔のサウンドに寄せてもかなりの違和感があるのかもしれません。
この華美を廃したストイックなサウンドは、聴き込めば聴き込むほど味が出てきます。
再結成後に、世界でここでしか聴けない独自のイエモンサウンドに到達しちゃってます。
本来は若者の文化であるはずのロック。
だからといって50~60代のオヤジたちが一生懸命若作りして、昔と同じようなことを演っててもなんか寒い。
そんなロックを、還暦前のオヤジたちがどういうフォーマットでプレイすればしっくり来るのか?
そのお手本がここにあると言えます。
前作、そして本作を聴いていて
「ああ、もうだいぶ歳なのに無理してんな~」
っていう若作り感は一切感じませんからね。
とにかく自然体。
で、一番すごいのが、
ほんっと飽きが来ない。
ものすごくポップに寄ったという雰囲気はないのですが、そのメロディには普遍性があるんですよね。
全曲がそれを持ち合わせてます。
イマイチの曲が1曲もないんですよ。
これは時代を超えて聴き継がれる普遍性を持っているってことですよ。
20~30年後にもう彼らは活動していないでしょうが、私の孫の世代になってもイエモンが若者に聞き継がれているイメージがわくんですよ、なんか。
そういう作品を間違いなく生み出してますね。
まったく、凄い奴らだぜ・・・。
『スパークルX』楽曲レビュー
いつもは楽曲『解説』としているのですが、今回はレビュー(=感想)にとどめ、詳細な解説はしません。
なんでかって?
本人たちが公式で語りまくってんだもん⇩
こういうのいいな~。
過去作も遡って全部やってくんないかな~。
やっぱりCDで聴く時代じゃないから、手元にライナーノーツがないと寂しんだよね~。
だからこそこうして自分のブログでライナーノーツをやり始めたんですけど、こういうのやってくれたら私がこのブログ書く必要なくなるんだけどな~(笑)。
でもこの動画見て思ったのが、文字で読むライナーノーツは音楽を聴きながら読めるっていうメリットがありますね。
この動画を見ながら音楽は聴けないわけで。
そう考えると私が書いていることにも意味はあるのかな、と。
さて、解説は彼らがたっぷり語ってくれちゃってるので、今回は私の個人的な感想だけで語っていきますよ~。
今回は通常版ではなく、通常版未収録曲を4曲追加した『コンプリート・エディション』を語っていきます。
なぜなら、今回のスパークルツアーでは、この『コンプリート・エディション』のみ収録という楽曲がわりと重要だからです。
それでは行ってみましょう!
#1『考える煙』
コンプリート版のみの収録で、ツアーではオープニングSEとして使われました(演奏はされません)。
ライブ前は、彼らが敬愛するアーティストたちのBGMが流れてて、それがこの曲に変わった瞬間が始まりの合図です。
熊本公演ではこれを知らないお客がほとんどで、BGMが切り替わるごとに「いよいよ始まるか~!?」と歓声が沸いてましたが、この曲に切り替わるまで始まりませんからね(笑)。
ツアーに行く人はしっかり覚えていきましょう。
アルバムで聴いた最初の頃はなんてことない曲のように感じていたのですが、これ会場で聴くと重低音がずっしり効いててゾクゾクしますよ。
めちゃめちゃテンション上がる。
この胡散臭さといかがわしさが堪りません。
なんだこの人をおちょくったようなギターの音(笑)。
イエモンの雰囲気にぴったりなんですよね。
#2『SHINE ON』
本作からの第2弾先行配信曲であり、本作のリードトラックと呼んでもいいでしょう。
この曲こそが本作の”核”であり、東京ドーム公演、引いてはツアーの“核”でしょう。
ロビンのボーカルは憂いを帯びていて、オアシスのリアム・ギャラガーっぽいですよね。
#3『罠』
軽快でダーディなロックナンバーです。
もとから好きだったけど、これライブ映えしたな~。
ドームとかじゃなくホールとかライブハウスだと特に映えるでしょうね。
このサビに鳥肌立ちます。
まさにイエモン節!
#4『ホテルニュートリノ』
2024年になると同時にリリースされた先行配信第1弾です。
お?これは“スカ”ですね~。
結構ヘヴィなことを歌っているのに、スカの軽快なリズムと、久々にイエモンに戻ってきたキーボードの三国さんのコミカルなメロディがそれを感じさせません。
このバランス間隔が絶妙。
#5『透明Passenger』
名曲なんですけど、キーが高すぎて病み上がりのロビンにはきついらしく、ツアーのセットリストからは全てのブロックにおいて完全に外されてます。
控えめではあるんですけど、三国さんがハッスルプレイしてて、それがこの曲を明るく楽しくしてますね。
#6『Exhaust』
「エグゾースト」と読むみたいです。
歌詞の内容は、現在の自分たちの置かれている状況を表現しているんでしょう。
バース部分でのエマのリフは、ディレイをたっぷりかけて残音で聴かせているのかと思ったら、ライブでは普通にオルタネイト・ピッキングしていて驚きました(笑)。
っていうかエマ作曲だからか、リードギターがところ狭しと暴れまわってますね。
こんな弾きまくるのはガンズのスラッシュくらいだぞ(笑)。
#7『ドライフルーツ』
これは本作でかなり好きな方に入る曲ですね(全曲好きではあるけど)。
なんといってもこのコミカルな歌詞ですよ(しょうもないとも言える:笑)。
最後にオチまであるし、演奏も喜劇みたいに仕上げてあるのが面白い。
この曲のギターソロはかっこいいですよ。
構成も完璧。
再結成後のエマのギターソロでは一番好きですね。
#8『Beaver』
まるで童謡のような雰囲気を持った楽曲です。
冒頭のヒーセのベースもそうなんですが、そこに乗っかってくる三国さんのピアノが極上。
こういうピアノプレイを『ラグタイム』っていうらしく、おもに喜劇とかのBGMで使われるコミカルなイメージです。
参考までにこういうのが『ラグタイム』です⇩
すごく楽しげに進んでいくんですが、サビでは一変してメランコリックな感じなのが、なんかいいな~。
「そぼふる雨」とか「灼熱地獄日」とか、聴いたこともない日本語が出てくるので、
「今なんて歌ってたんだ?」
って歌詞を読み返すこと間違いありません(笑)。
ちなみに「そぼふる」とは「雨がしとしと降ること」らしいです。
キーが高いのでツアーブロック1,2ではセトリから外されてましたが、彼らにとっては重要な曲という位置づけなのか、私が行ったブロック3の熊本公演ではなんとアンコールのラスト曲としてツアー初演奏されました。
みんなでサビを合唱するのですが、サビのとこだけ雰囲気がちょっとメランコリックなので
これを大合唱してもあんまり盛り上がらなかった
というか(笑)。
・・・・
ドンマイ!
ツアーは試行錯誤がつきものさ!
#9『Kozu』
通常版未収録です。
いわゆる“ボツ曲”というやつなのでしょうが、これ悪くないですよ。
ただでさえ元々音がラフなアルバムなのに、この曲はおそらく最後の仕上げとかしないまま収録されたんじゃないかな?
昔でいう『ムーンライト・ドライブ』みたいな、ボツ曲だけどシングルのB面収録されて、実はコアファンに人気高い、みたいな曲です。
音が明らかにラフ過ぎてモロバレするのですが、逆にそのラフさがかえってよかったりするパターンですね。
こういうのがライブで化けるんですよ。
ツアーのブロック1~2ではセットリスト入りをしていたのですが、私が行ったブロック3で外されたのが残念…。
#10『ソナタの暗闇』
本作から第3弾となる先行配信曲です。
『罠』と並び、本作のハードロック・ナンバーでかっこいい。
歌メロは日本人なら誰でも好きそうなメロディラインですね。
#11『ラプソディ』
本作で一番好きです(笑)。
今回のツアーはこの曲で「オッパーオッパー」叫びたくて行ったようなものです(笑)。
7作目のアルバム『Sicks』収録の『見てないようで見てる』以来、ここまでのおバカソングは久々じゃないかな?(下ネタソングとも言える)
喫茶店で赤ちゃんが「おっぱいおっぱい」言ってたから、それを口ずさんでるうちに曲ができたって…
『見てないようで見てる』の時もそんなこと言ってなかったか?(※『見てないようで見てる』は喫茶店で斜め向かいに座っていた女性客を見てエロい妄想しまくった曲)
ロビンという妄想人間にかかると、喫茶店もクリエイティビティを刺激する恰好の場所になってしまうということか。
今でもこんなノリで曲作ってるんですね。
なんだか安心しました。
ずっと「オッパーオッパー」って誤魔化してきたのに、
最後は我慢できず「おぱいおばーい」言っちゃいます(歌詞には表記してませんが)。
あちゃ~、やっぱ言うのね。
まあ、90%くらい言うだろうなとは思ってましたから、意外でもなんでもないのですが。
こういう悪ふざけ感。
この時ほど完全復活を強く感じたことはありません。(だめだこりゃ)
#12『Make Over』
『エグゾースト』では作曲のみだったエマが、作詞・作曲手掛けた楽曲です。
作詞慣れていない割にはいいですね。
結構刺さってきますよ、ワタシ的には。
「滔滔(とうとう)流れる時」
「草草 諸行無常」
などなかなかに面白い表現もあります。
#13『復活の日』
通常版ではラストを締める曲です。
日本武道館中止や咽頭がんによる挫折感、そこから復活してやるという意気込みと、メンバーやファンへの愛を高らかに宣言したかなりダイレクトなナンバーです。
そういう性質を持っているので、ラストナンバーとしてもいけますが、オープニングにもぴったりだと思うんですよね。
なんか1曲目を飾るに相応しい、“ふてぶてしさ“のようなものを持った曲だと感じます。
高らかに宣言している割にはキーがかなり抑えめなんですよね。
そこに凄みを感じるんですよ、大人の説得力というか。
非常に図太い精神力が伝わってくるというか。
ツアーブロック2ではオープニング曲として起用されましたが、残念ながらブロック3ではセトリから外れました。
ライブで映えるだろうな~、ってかライブを念頭において作ってますよね、完璧に。
だってこれイエモン板『ウィー・ウィル・ロック・ユー』(クイーン)じゃないですか?
「シンギン~♪」
言っちゃってますもんね(笑)。
これは新たなアンセムの誕生でしょう。
#14『DANDAN』
ここからの2曲はコンプリート版のみの収録なのですが、これらはリリースが2019~20年なんですよ。
コロナや咽頭がんなどのすったもんだ以前の作品。
つまり「復活してやるぞ!」っていう気合の中で制作した本作の楽曲たちとは、性質を異にする楽曲というわけです。
どちらかというと本作よりも『9999』側の時期の曲だと思うので、本来であれば『9999コンプリート・エディション』みたいなのを出してそっちに収録すべき曲たちですね。
『9999』リリースに伴う全国ツアーのラスト2公演だった福島と熊本は、それぞれ地震でのダメージが残る被災地だったため、チャリティイベントを行っており、その時の情景が歌詞で描写されてます。
そのため、熊本公演では絶対演ってくれるとと思っていたのですが、意外にも演ってくれなかったですね。
聴きたかったな~、生『DANDAN』!
この曲って吉井ソロでいうところの『クリア』を聴いた時の印象に近かったんですよ。
「おお!もうそこまで行っちゃうか!?」みたいな。
曲調が近いっていうことじゃなく、「突き抜けた」感が半端なかったというか。
こういう曲を恥とか照れとか一切なくて堂々と演奏してるというか。
#15『未来はみないで』
ラスト2曲はボーナストラックみたいなものなので、これがラストを飾るにふさわしい楽曲だとはまったく思わないんですけど、じゃあこの曲のリリースがもっと『スパークルX』に直近で、通常版にも収録されていたらどうだったか?
浮きまくっていたでしょうね。
実はこの曲って、再結成後の最初のシングルとしてリリースしようとしていた曲なんですよ。
最終的には『ALRIGHT』が再結成第1弾リリースとなりましたが。
この曲は『9999』とも本作ともカラーが違いすぎると思います。
復活後の2作に入れるにはちょっと線が細すぎるというか、ね。
シングルB面とかだったらいいかな、と個人的には思います。
2019年の3大ドームツアーの大阪で初披露されており、そこでファンから音源化を熱望されて配信に踏み切った背景があります。
今回のツアーでもアンコールで演奏されることがあるようです。
はい、というわけで今回は『スパークルX』を語ってきました。
いいね~、今のイエモン。
この前のライブを見て正直に感想言うと、
今後のライブは再結成後の楽曲だけで固めても全然イケる
と思いました。
ド定番ナンバーはアンコールで1,2曲やるだけで十分です。
それくらい、現在の楽曲はクオリティ高いし、説得力があります。
若い頃のキーが高い曲を無理して歌うのよりも、今のキーで歌える楽曲のほうがしっくりくるし。
ソングライティングがこれだけ絶好調なんだから、今のうちに得意の集中出産(バンチド・バース)してもらって、60代は2年に1枚のペースでリリースしてほしいものです。
これからも期待してるぜ、イエモン!
Simackyでした。
それではまた!