『はまたんたん』玉名ラーメンじゃない!?担々麺専門店!
本記事はプロモーションを含みます。
どうもsimackyです。
本日は熊本県玉名郡長洲町にあります
はまたんたん
をご紹介したいと思います。
何の店かって?
そりゃあ、
「『ひよこまめ』と言えば玉名ラーメンに決まってるだろ!」
と、言いたいところですが、今回はちょっと異色のお店をご紹介することになりますよ。
ラーメン天国=玉名で○○○
この『はまたんたん』は、ラーメン屋ではありません。
中華料理屋でもありません。
なんと!
坦々麺専門店
です。
ほら、のぼりにも『担々麺専門店』ってちゃんと書いてあります。
玉名ラーメン店では、品揃えとして担々麺や辛麺などの、辛いメニューを品揃えしているお店はありますが、一本勝負というのはここだけです。
っていうか、『担々麺専門店』って考えてみると、あんまり見たことないような?
普通は中華料理屋のメニューですからね。
私の場合、熊本では植木に昔からある『黒船亭』しか知りません。
中華料理の品揃えの1つでしかなった担々麺を、主役に持ってくる発想ってすごい。
先日、植木町の『えぼし家』を紹介したんですけど、その帰りに黒船亭の前を通ったらめっちゃ並んでて、
「ヘェ~。最近担々麺って流行ってんのかな?ん?そういえば?」
と、この『はまたんたん』を紹介していなかったことに気がついてしまいました(笑)。
では、この『はまたんたん』の人気はどうか?
…めっちゃお客さん多いです。
いいですか、皆さん?
ここは黒船亭と違って熊本市の北区じゃありませんよ?
国道沿いでもありませんよ?
そんなに人いません。
ここは造船所と三車線道路しか自慢がない町、
長洲町なんですよ?(金魚も忘れるな)
そんな長洲町において、担々麺屋にこんなに人を集めるなんて…。
それがどれだけ難しいことか、あなたには分かりますか?
菊池川に放流されたたった1匹のオランダシシガシラを捕まえろって言われるようなものですよ?
それも投網(ラーメン)ではなく、一本釣り(担々麺)で釣り上げるなんて、まさに無理ゲーじゃないですか?
それを現実のものとしている『はまたんたん』、侮りがたし。
これまでも、玉名ラーメンには属さない、『非玉名ラーメン』として、まる孔、長洲ラーメン、大宝と紹介してきましたが、この『はまたんたん』も、長洲における『侮りがたいお店』と呼んでもいいのではないでしょうか?
私の記憶が確かなら、もう10年くらい前、まだ『麺の小やま』ができる前のスペースに、屋台だったか、バスだったかを置いて、そこで一時期営業されていた、あのお店なんじゃなかったかな?
酔っ払って行ってたから、あんまり記憶ないけど。
『はまたんたん』の一杯を実食
ここの味って、久々すぎて
「担々麺が美味かった」
という、3歳児でも出来そうなコメントしか思いつかないくらいなので、実食してきました。
こちらがメニュー。
クチコミを調べてみると、圧倒的に人気が高いのが餃子。
なので、今回は担々麺セット(担々麺+餃子)880円を注文。
辛さ控えめがオススメの担々麺
こちらが担々麺。
ひき肉の下には、担々麺と言えば定番のチンゲンサイ、そしてキャベツまでもが敷いてあり、担々麺にしては割りと野菜多めに感じましたね。
このキャベツ、担々麺でキャベツ食べること自体が新鮮なのですが、結構いい仕事してます。
ここでは辛さが0~5までの6段階選べます。
辛いもの大好きな私は
「じゃ、一番辛い5で!」
といつもの調子で頼みそうになる自分を制止します。
ダメです、そんなことしちゃ。
あんまり辛いと餃子の味が分からなくなりそうなので、ここは「2」でいきます。
『2辛…少し強い刺激を求める人へ』
とのこと。
提供される時に、
「混ぜて食べてくださいね」
と大将に言われます。
よ~くかき混ぜーの…。
準備万端!
さて、実食。
・・・・・・・・
う、うま…。
正直、これまで担々麺はいつも激辛食べてたけど、辛すぎるとスープの旨味が分からなくなってたんだと思いました。
カレーの辛さと違って、担々麺の辛味って『花椒(かしょう)』使うから、舌が痺れるんですよね。
今回はちゃんと旨味が分かる。
2辛で大正解だったようです。
っていうか、担々麺ってこんなに美味しいものだって初めて知ったような気がします(笑)。
すっごい美味しい。
この麺の太さが、玉名ラーメンの中細麺に慣れた私には、ショックなくらい太く感じますね。
熊本ラーメンの中太麺か?
もしくはもうちょい太いかな?
丼は小ぶりに見えたけど、かなり食べごたえがあります。
なんかミンチの食感もゴリゴリと食べごたえあるし、このまろやかなスープがいいな~。
食べてる時はそうでもなかったけど、汗じゅっくりになりました。
なかなかの発汗作用です。
水餃子で食べるのがおすすめ
さて、次に餃子。
ここのは海鮮・ニラの2種類から選べます。
その調理方法も、それぞれに焼餃子か水餃子の2種類から選べます。
つまり餃子は4パターンの味が楽しめるというわけですよ。
これは楽しみ。
というわけで、今回は海鮮の水餃子を頼みました。
生地が厚くてもっちもちしてますね。
っていうか、この厚生地のタイプははっきり言って水餃子用ですよね。
これ焼きで食べたら、ドカッてくるんじゃないかな?
これに『食べるラー油』系のラー油をたっぷりかけて、餃子のタレで食べます。
このタレって、ドロっとしてるけど、大丈夫?
私、間違ってないですよね?
見た目、なんか刺身醤油っぽいのですが。
では、実食。
・・・・・
うん!食べた瞬間、おつゆがジュワ~!
これはファンタスティック!
この間、どこぞで食べた小籠包はこのジュワ~を期待してたのに、
「全然ジュワ感ないじゃん?これじゃあ肉まんじゃん!」
ってなりましたが、こちらの水餃子の方が断然ジュワ感すごいです。
この生地のモチモチ食感もたまりません!
焼きじゃなくて、水餃子にしたのは大正解。
熊本県民に伝わる例えをするなら、だご汁の中の『ダゴ』、いきなり団子の『ダゴ』です。
あの触感。
熊本県民であれば、この生地は大好きでしょう。
この『ダゴ』のような食感は、餃子食べているような、餃子ならざる物を食べているような?
私は大好きなやつです。
それと、このタレ心配したけど美味い!
普通のタレと違ってポン酢入ってない。
酸味がない。
濃厚なまろやかさのある醤油みたいな感じなんですが、これ合うな~。
生地の食感といい、タレといい、ラー油といい、これは人気あるわけだ。
皆さん、この店に来たら餃子はマストですよ。
水餃子で食べるとペロッといけちゃいますが、生地がボリュームあるんで後からきます。
担々麺並盛+餃子5個のセットでも十分お腹いっぱいになりますよ。
ご飯をセットにすると大盛りも無料でできるらしいですが、私はこの餃子を食べながら御飯食べれる気がしませんね。
満足満足…。
ごちそうさまでした。