ミスタ(第5部)セックスピストルズの愛嬌がたまらない!

本記事はプロモーションを含みます。


どうもSimackyです。

本日はジョジョの奇妙な冒険第5部に登場するチーム・ブチャラティのエースことグイード・ミスタを語っていきますよ。

一番のお気に入り・・・なのかな?

なんだかんだでやっぱりミスタが好きですね。

ジャンプ連載当時はアバッキオとミスタが私の中でナンバーワンを競い合っていましたが、やはりコミックでまとめて読み返してみるとこの人の存在感は半端ないです。

アバッキオは中盤~後半でほとんど出番がなくなりますからね。

超サポート型主人公であるジョルノの恩恵を一番享受したのがミスタですよね(笑)。

なんか荒木先生、ジョルノとのコンビが相当気に入ったのか、最初のサーレー『クラフトワーク』戦、ギアッチョ『ホワイトアルバム』戦、チョコラータ『グリーンデイ』戦と、かなり絡ませてます。

これに加え、ブチャラティと組んで戦うプロシュート/ペッシ戦、チョコラータ/セッコの初戦と、とにかく出番が多い。

戦闘の回数だけで言うとメンバー中で最多。

途中離脱するフーゴ、アバッキオ、ナランチャとは違い、最後のボスとの戦いまでがっつり戦闘に参加します。

チーム・ブチャラティの特攻隊長!

ムードメーカーでありながら、戦闘モードに入るとギャング丸出しのクールガイ!

このギャップがたまりません。

そんなミスタの魅力をたっぷり語りますよ~!

イタリア人の日常性

ジョルノやブチャラティといったカリスマリーダーとは違い、何かと『庶民的』な発言が多いミスタ。

であるからこそ、私たちはミスタの日常会話にリアルなイタリアを強く感じてしまうんだと思います。

友達にいてもおかしくない自然なキャラなんですよね。

初戦のサーレー戦では、せっかくブチャラティたちとは別行動でジョルノと2人で先に上陸したにも関わらず、のんびりとランチを始めます。

石の上にテーブルクロス引いて、ワインまで用意してましたね。

それを準備する暇も食べている暇もあるわけがない状況なのですが、

「この国ではこの時間はランチだと決まってるんだ」

とマイペースさを崩しません。

私などの田舎者のエセイタリア人は

「へ~、イタリア人はどんなことがあろうともランチの時間にはランチを食べるんだ」

なんてバカ正直に受け止めて真似しようとしてしまいますが、

んなわけあるかい。

きっとこんな状況でランチを食べるイタリア人はミスタだけでしょう。

ヴェネツィアでボスを裏切った後のレストランでの食事シーンでは

『菜食主義なら動物の皮でできた靴やバッグは使わずスニーカーやリュックを背負うのでは?』

というアバッキオの発言に対して

「そりゃすっげ気合入ってるわ。ババアになってもバスケ選手みたいなカッコしてんの?きっとレストラン入れてくんねーぞ」

などと素朴な疑問をアバッキオにぶつけています。

ここ何気ないシーンなんですけど、いかにもJOJOらしい大好きなシーンなんですよ。

『着ている服によって入店できないレストランがある』

ドレスコードってやつですが、私のような日本の田舎町の当時の高校生は、そんな習慣がこの世にあることも知らなかったですよ、お恥ずかしながら。

「お金持ちの世界ならあるんだろうな~」ぐらいの感覚です。

まだ成人もしていないミスタのような若者が普段使いできるレベルのレストランでさえドレスコードがあるのか?

イタリアというお国柄がそうなのか?

それともミスタたちのチームが普段使いしているレストランは実は格式がかなり高いのか?

ギャングってこんな若造でも羽振りがいいのか?

パッショーネはそんな格式の高いレストランに昼間から堂々と入れるほどイタリア中で受け入れられているのか?

チームメンバーのかなり奇抜なファッションでもオッケーてことはやっぱり『顔パス』なのか?

などなど、『たった一コマの何気ないセリフ』からいろんな想像をさせてくれるんですよね。

当時17歳で地元の定食屋でランチを食べていたSimacky少年からすると、ドレスコードがあるほど格式の高いレストランに、自分と同じ未成年でありながら顔パスで入って、しかも昼間からワインまで優雅に飲んでいるミスタに強烈に憧れたものです。

ミスタの強さの秘密

ミスタは冗談ばかり言っている日常から、戦闘モードという『非日常』への切り替わりの速さに驚かされます。

もしかしたら本人の中で日常と非日常という区別がないのかもしれません。

それくらい戦闘への『気負い』がないんです。

これは天性のもので『ギャングの世界に入ったからこうなった』というわけでは決してありません。

なぜなら、ブチャラティに拾われるきっかけともなったトラブルの時からそうだったからです。

ヤクザものたちが銃撃してくる中で落ち着いて弾を装填し、冷静に1人1人撃ち殺していきます。

銃で打たれることも銃を打つことも初めてという状況なのに

です。

そして善悪の観念に対してあまり深く考えないようにしています。

つまり恐れることを知らない『度胸』と、人を殺めることを躊躇(ためら)わない『自己肯定感』を併せ持っています。

のんびりランチを食べられるのもマイペースだからというより、度胸が座っているからでしょう。

ナランチャ、フーゴ、アバッキオはブチャラティに拾われて価値観や生き方が変わりました。

人生に傷つき、挫折し、それまでの生き方や価値観を捨て去って第2の人生を選択したのです。

しかし、ミスタの場合はもとから何も変わっていないんです。

ミスタにあるのは『単純に生きる』という信条のみなんです。

そこにこのミスタの芯の強さを感じますね。

大人気のセックス・ピストルズ

そしてミスタの魅力といえばこのスタンド!

そう、『セックス・ピストルズ』です。

何と言ってもこのキャラクター性はピカイチですよね。

第5部のマスコットと言っても過言ではないでしょう。

ピストルで攻撃するという、本来であれば『冷徹・非情で殺伐とした行為』であるはずなのに、この愛らしいキャラクターが入ることにより、とってもユーモラスでコミカルな要素が加わります。

『銃弾を蹴って方向を変える』のが主な役割ですが、ミスタが戦闘不能になった場合はミスタに変わってメンバーをサポートするという独立した行動までとるようになります。

ペッシ/プロシュート戦では、ペッシの釣り糸は攻撃したものにダメージが返ってくるという、『本来ミスタでしか知り得ない情報』をブチャラティにアドバイスした結果、プロシュートを電車から落とすことに成功させます。

また、チョコラータ戦ではピストルズが持ってきた弾丸が最終的にはチョコラータを撃退する決め手になります。

スタンドだけで見れば第5部でもっとも活躍したスタンドだと言えるでしょう。

さて、このJOJOブログではこれを語らないわけにはいきませんよね。

セックス・ピストルズとはなんぞや?

そんな説明いらんわ!

という罵声(ばせい)が聞こえてきそうですが(笑)、それほど説明無用の超有名なバンドというわけです。

「実は知らないんだよね・・・」というそこのあなた!

恥ずかしがることはありません。

なんてったって大昔のバンドですからね。

音楽のメインストリームがロックからポップ、ヒップホップ、R&Bに奪われて久しい昨今では、ロックの歴史が語られることもめっきり減りましたから。

私は1978年生まれの44歳なのですが、なんとそんなおっさんの私が生まれた44年前にロックシーンが激震する問題作

勝手にしやがれ(NEVER MIND THE BOLLOCKS)』

でデビューしたパンクバンドがセックス・ピストルズです。

荒木先生も「今聞いてもウルウルするアルバム」の一つにに入れてます。

ロンドン発祥のパンクではクラッシュ、ダムドと並びもっとも代表的なパンクバンドなんですが、世界的な知名度と衝撃度、影響力でいえばダントツ!

ロックの歴史上で見てもトップクラスなのではないでしょうか?

1970年代のそれまでのロックを『オールドウェイブ(古いもの)』として徹底的に攻撃し、代表曲『アナーキー・イン・ザUK』ではアナーキズム(無政府主義)を唱え、アンチキリストを標榜し、しまいには女王陛下にまで噛みつく『ゴッド・セイブ・ザ・クイーン(タイトルはイギリスの国歌と同名)』まで発表。

チャートの1位を取っているにも関わらず、黒く塗りつぶされるなどの数々の伝説を作っております。

そしてたった2年余りの活動、たった1枚のオリジナルアルバムを残し解散。

登場から崩壊まで伝説づくし、破格のパンクバンドがセックス・ピストルズです。

『瞬間の美学』

激しく美しく咲き乱れて散っていく・・・

まるで第5部のキャラたちの生き様そのものではないでしょうか?


 

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