食生活の改善⑥『食べてはいけないモノは口にしない』
どうもSimackyです。
『食生活をまっとうに』シリーズもいよいよ最後となりました。
ラストは『食べてはいけないモノ』です。
これね、あえて最後に持ってきました。
食べてはいけないものは最後に意識する
なぜかと言うと皆まずここに意識が向くからです。
けれども私は『最初に語っても意味がないもの』と思ったので最後というわけです。
それはなぜか?
今回の食生活の改善によって、現代人の健康、味覚といったものを狂わせている犯人が『炭水化物(糖)』と『調味料』(それに含まれる化学調味料と食品添加物)だとほぼ確信しているからです。
知識ではなく体験として。
「だったら最初に話すことでしょ?」
と思わるかもしれません。
けれどもこれを最初に話したら
「なーんだ、そんなことどこにでも書いてあるじゃない」
という反応だったでしょう。
そうですよね?
そんな当たり前のことを今さら言われて
「よーし、じゃあ明日から炭水化物と調味料は抜くぞ!」
と簡単に誰でもできるのなら苦労しません。
情報は世の中に山程あります。
食べないほうがいいものなんて皆とっくの昔に知っているんです。
具体的にどうしたらうまくいくのか?
そこに皆さんそれぞれの『工夫』と『実践』が必要なんです。
だから参考にしてもらうためにこのシリーズは私の工夫と実践をありのまま記しました。
このシリーズで話してきたことを簡単にまとめると以下のとおりです。
●食べる順番は汁物、野菜からタンパク質(植物性→動物性)、最後に炭水化物の順。
●決しておかずとご飯を一緒に食べない。
●野菜はドレッシングを掛けず他のものと合わせ食いをし、おかずも下味のみでソース類は極力使わない工夫をする。
●これらの過程をテレビなどは見ずに、食事に集中しながらゆっくりよく噛んで食べる。
●最後に物足りなさを補う程度の炭水化物を取る(その時点でお腹いっぱいになってたら抜く)。
これらの方法を実践して得られた効果は以下のとおりです。
●ゆっくり食べるのでお腹が膨れ安くカロリー量が減る(特に最後の炭水化物が)
●血糖値の急上昇を抑えられる
●薄味に慣れ調味料などの使用量が減る。
●その事により塩分摂取が減る
●消化が良くなり脂肪がつきにくい
お気づきになりましたでしょうか?
実はこの紹介してきた方法は『炭水化物と調味料を減らす』ということに全部繋がっていたんですね。
おそらく多くの人が食生活を考え始める切っ掛けはダイエットからなのではないでしょうか?
私の場合は典型的な例です。
食べる量やカロリーばかりを意識してその他のことは全く意識しませんでした。
多くの人同様、カロリーの量を無理やり減らすことに神経質になり、ストレスを感じ、イライラしてリバウンド、、、。
運動だって楽なものではありません。
だからなかなか続かない。
このブログではこれまでの3回のダイエットを紹介しましたが、今回の3回目のダイエットは食習慣の見直しにもなり人生で大きな発見になりました。
全く苦痛がありません。
「唐揚げ食べたい。ラーメン食べたい」
という禁断症状と戦うこともありません。
空腹を我慢することもありません。
逆に食事の味が美味しく感じられるようになり楽しくなったくらいです。
実は2週間前に首を痛めて以来、ここ2週間というもの片道11キロのチャリ通と筋トレをやめている状況です。
にもかかわらず体重は順調に落ちていきます。
1年前に85キロあった体重は2ヶ月間の地獄のダイエットで65キロまで落としましたが、リバウンドで74キロ。
そこから今回のダイエットではじっくりと半年間かけて今は63キロ。
この体重は大学生時代と同じです。
ピークで太っていた時期からなんと22キロの減量に成功しているんです。
ちょっと普通じゃないですよね。
「それはこれのおかげなんです!」
と得体のしれないアイテムの商品紹介が始まるわけではないのでご安心を(笑)。
ちゃんと理由があるんです。
なんで炭水化物や調味料を減らすことにしたのか?
どうして22キロもの減量が比較的に楽にできたのか?
その答えは…?
最大の天敵はドーパミンによる禁断症状
ところで、過去に何度もダイエットに挑戦した私がいつも一番きつい壁にぶつかるのは何だと思いますか?
『空腹感』ではありません。
『禁断症状』と『もっと食べたい欲求』です。
『禁断症状』は「唐揚げ食いてー!ラーメン食いてー!」
っていうあれです。
胃袋ではなく味覚が強烈に欲する感じですね。
『もっと食べたい欲求』は『空腹感』とは違います。
お腹がたいして減ってもいないのにもっと食べたくなることってありませんか?
あれです。
『錯覚の食欲』と言い換えてもいい。
昔からこの『不自然なまでの体からの欲求』に対してものすごく違和感を感じていたんです。
だって自然の動物にはどうやらこんなことは起きていないように見えるからです。
野草の食べ過ぎで自分で丸々太り過ぎになったり、ましてや歩くこともできないほどの状態になっている野生の動物なんて見たことはないはずです。
だったら推測できるのは『自然からかけ離れたものを食べていることが原因なのでは?』だと考えるのは自然な流れではないでしょうか?
不自然なまでに真っ白に精製された炭水化物と人工的に作られた調味料がそれに当たるのではないかと。
「そういえばカップラーメン食べるほど余計食べたくなるのは何でかな?一度夜食で食べるとすぐに習慣化してしまうような、、。」
こんな経験ってありませんか?
特に受験の時期とかね。
麻薬的な何かを感じずにいられません。
そんな中で見つけたのがこの動画。
この動画の参考文献: 「眠れなくなるほど面白い 図解 糖質の話」牧田善二(日本文芸社) https://amzn.to/2UQV4n8
中田さんのYou Tube大学では結構、食べ物系の動画やってて、毎回「食べるのは注意」の中に必ず入ってくるのが「糖質」だったのですが、この回では徹底的に「糖質」に焦点を絞ってやってます。
犯人は『ドーパミン』という考察です。
別に鵜呑みにしたわけではなく、自分の体にこれまで起きていることが全て辻褄(つじつま)が合うと思いました。
ご飯もパンもラーメンも甘いものもこのドーパミンが大量分泌されるから禁断症状が起きる。
中毒症状が起きる。
満腹中枢もおかしくなるというわけです。
ドーパミンの原因を断つ~炭水化物と調味料~
この動画では糖質のみに話が限定されていますが、それは『日本人の摂取過多の代表格が糖質』だからです。
でもそれを言うなら基本的にお酒や濃い味付けのものや激辛といったものもメカニズムは同じだと私は考えました。
だから私は炭水化物だけでなく調味料にも注意したんです。
酒もやめました。
先程のカップラーメンなんていうのは『ほぼ違法』並みのドーパミンが出ていることでしょう(笑)。
今回のダイエットに始まる食生活の改善がどうしてストレスフリーに楽にできたのか?
それは禁断症状を起こしている原因の炭水化物や調味料のたっぷり入った味付けの濃いおかずを限りなく減らすことで、禁断症状や満腹中枢の感覚の乱れなどのおかしな症状を緩和することができたからです。
そのからくりがご理解いただけましたでしょうか?
炭水化物と調味料減によって『禁断症状』と『錯覚の食欲』から開放されたからです。
私のダイエットの話をすると皆
「Simackyはストイックだねー。俺には出来んわ」
とか言われるんですけど、そこまでストイックなつもりはありません。
ストイックと言うならば以前のダイエットは間違いなくそうでしょうけど、今やっているものは食生活の改善を少しずつ行ってきただけで、決意と覚悟が必要なほどのストイックさは持ち合わせていません。
傍(はた)から見ていることと実際の感覚は違うものです。
皆さん、これまでの常識とはおさらばしませんか?
3度3度の食事が一番健康的なのか?
朝食は一番大事なのか?
糖質とらないと頭の回転が本当に鈍るのか?
国の定めいている食品の安全基準は本当に大丈夫なのか?
ゼロカロリーにからくりはないのか?
最新の科学研究なんていつだって更新されてきました。
現在の最新なんて数年後には簡単に覆る可能性があるので飛びつくのも考えものです。
こうやって動画は紹介していますが、決して内容を鵜呑みにはしないでください。
最初に言いましたよね。
あなたの答えは誰も教えてはくれません。あなたの答えはあなたの実践と自分の体の変化を見定める中にしか見出すことは出来ません。
そして判断基準とはいつだって『人としての自然な本来のあり方とは何なのか?』に立ち戻ることにあると考えます。
はい、というわけで6回に渡って話してきましたこのシリーズも終わります。何事も実践して失敗してみてください(笑)。
そんなあなたを応援します。
それではまた!