食生活の改善③『ながら食べ’をやめる』
どうもSimackyです。
さて『食生活をまっとうに』シリーズ第3弾で本日のテーマは『ながら食いをやめる』です。
薄味になれると『ながら食べ』したくなくなる
皆さん、食事ってどうやって食べてます?
テレビ見ながら?
漫画読みながら?
スマホ片手にっていう方が一番多いかもですね。
それやめちゃいましょう。
行儀が悪いとか躾(しつけ)に良くないということはもちろんそうだとは思います。
脳科学的に良くないとかも言われますが、別に私が実験したことではないのでそれに関しては言及しません。
いろいろ調べてみると、『ながら食い』は噛むことを忘れるので満腹中枢が満たされず、50%は多く食べてしまうという実験結果もあるみたいですが、まあその話もここではいいでしょう。
このブログは私が実践して感じたことを書くものなので。
皆さん、もっと食事を味わいましょう。食事に集中することで全く別世界が見えてきます。
かくいう私も、以前はばりばりの『ながら食い』をしていました。
しかしダイエットのためにゆっくりよく噛んで食べたり、食べる順番を考えたりしているうちに前回も書いたように『薄味に慣れていった』んですね。
そこから思わぬ効用で『繊細な味が分かるようになった』んです。
ゆっくりよく噛んでその繊細な味を楽しめるようになると、味わうことに集中したくなりました。
気がつくと私は食事中にスマホ見たりタブレットでマンガ読んだり、You Tube見たりってことがなくなりました。
だから意識してそうしたわけじゃなく自然の流れでそうなっていった。
Simacky家は昔からテレビつけて食べるのが普通の家庭だったので、そのことを別段悪いと思ったことはありませんでしたから。
でもこうして味に集中してみると、これまでいかに『料理を味わうことなく食べていたか』が分かります。
人の感覚は非常に適当です。
テレビなどを見ながら食べている時って意識がテレビにいってしまって、実はほとんど味なんて意識していないんです。
昔、テレビ番組でコンビニの惣菜と一流和食料理人の料理を高級な皿に盛り付けて、どっちが一流料理人が作ったものか当てるゲームをやっていましたが、皆見事なまでに迷っていました。
これは最近のコンビニの惣菜のレベルは高いとかいう話をしたいんじゃなくて、私達が口に入れているものを意識していないから起こることなんだと思います。
毎日毎日、素材も味付けも拘(こだわ)って修行し続けている料理人が出す料理です。
その努力・違いっていうのを認識できないほど我々は味がわかっていない。
普段食べているものの味を覚えていないから、比較できる基準がない。
驚きの効果!『ながら食べ』をやめると食事が美味しく感じる
別に『味の分かる大人になりましょう』という話がしたいわけじゃなくて、『味に集中すると美味しいよ』ってことを言いたいんです。
味噌汁のだしの違いが分かったり、何もつけないで食べる豆腐に大豆の繊細な風味・甘みを感じたりできるようになると、『料理って奥深いな-』ってしみじみ思います。
テレビなんか見ながら食べるより、味に集中したほうが食事が楽しい。
新しい気付き・発見がある。
これが楽しくなってくると調味料によって素材の味が損なわれている事にも気が付きます。
私達はほとんどの食べ物をほぼ調味料の味で食べている。
どんなにこだわった高い野菜を買っても、どんなに一流のだしを使った吸い物でもその後の大量の調味料で台無しにして「結局いつもの味」で食べてしまっている。
一度、そのものの味に集中して食べてみてください。
素材の味は思った以上においしいです。
それはテレビを見ながらでは決して気づくことはないでしょう。
あなたの目の前にある料理は「ちゃんとこっちを見て!」と言っています(笑)。
はい、というわけで今回は『ながら食いをやめる』でした。
それではまた!