【モーニングページを習慣化するコツ】「もうやめた!」という人のためにやり方を伝授
本記事はプロモーションを含みます。
こんにちはSimackyです。
本日は
『いくつになってもずっとやりたかったことをやりなさい』
というベストセラーになった本の実践シリーズの第2回目となっております。
今回は『モーニングページ』という方法をご紹介します。
『書く』ことで自分の頭の中にあるもやもやを客観的に見ることができ、
自分でも気が付かなかった自分に気がつけるというわけです。
第1回『メモワール』でかつて(過去)の自分を知り、
第2回『モーニングページ』で今(現在)の自分を知り
第3回『アーティストデート』で未知(未来)の自分を知る、
といったところでしょうか。
『モーニングページ』は自由なので、性質上『アーティストデート』や『メモワール』の内容も含むことになります。
誰だって日記で過去のことや今後どうしたいかも書くことはあると思うんです。
なので3つの中で一番重要だと私は思っています。
過去・現在・未来の自分を色んな角度から見ていきましょう。
今回は『モーニングノート』の基本的なやり方や効果、継続するための方法までご紹介します。
「モーニングページをやってみたけど、こんなの続かないよ!」
といった方が私の周りにもかなりいらっしゃいましたので。
この記事を読んでいただくことで、
●どうしてモーニングページが続かないのか?
●継続するためのどんなコツがあるのか?
●そもそも『行動を習慣化する』ということはどういうことか?
ということがご理解いただけると思いますので、皆さんの一助になるかと思います。
モーニングページのルールと効果
そもそも何を書くの?
『モーニングページ』とは要は日記のようなものだと思ってください。
日記というとどんなイメージがあるでしょうか?
「その日に起きたことを書く」というのが一般的なイメージでしょうかね?
私は高校2年の頃からこれまでいろんなことを書いてきました。
その日あったことはもちろんのこと、好きな音楽のこと、感動した映画やマンガ、小説、
今自分が感じていること考えていること、生き方について、愚痴などのネガティブな感情も吐き出すだけ吐き出してきました。
基本的にはこれと一緒。
ただ思いつくまま思考と感情の流れを書き出してください。
基本的にはやりたいことを思い浮かべながら書くといいのですが、
テーマは自由です。
ルール説明
●毎日、朝起きてから何をするよりも先に書く
●A4用紙サイズに一日3枚程度書く
●手書きで時間をかけて噛み締めながら書く(Wordだと早すぎで思考の流れが読めないから)
●書く内容は思考の流れ、つまり思いつくままを自由に。
ただし自分を否定せず「内なる完璧主義」を封じる。
「どうせ自分には無理」「自分は大したことない」と思わない。
これだけですね。
課題が決まっていないから自由にかけるし、なんだか楽しそうですよね。
モーニングページの効果
私が実践してみて感じた効果は以下のとおりです。
○精神安定とワクワク感
まずは気持ちが落ち着くまで恋人への熱い思いでも、大嫌いな人への罵詈雑言でもなんでも書きまくってください(笑)。
思いのたけをすべて吐き出したら、感情的なものが安定します。
すると「すっと」して、ポジティブで建設的な考えにすんなり移行できます。
そうしてつらつらとやりたいことなどを書き連ねていくと、自分で思ってもいなかった発想が「ポン」と浮かんできたり、違う角度から物事を見てみたり、、、。
気持ちが明るくなりワクワクするといった体験ができるかとおもいます。
○情報と思考の整理
情報や思考は頭の中でばらばらのままで整理されずに放置されています。
これが『書く』というアウトプットを通して系統立て、筋道立てて関連付けされるので、情報と思考が定着し明確になります。
人に話すときにぶれない自分で話すことができるので、「自信のある人」と受け取られることが多くなるでしょう。
毎日プレゼンの練習をしているようなものですからね。
漠然と『自分はこういうことがしたいのかな?』と感じていたものが、明確に意識できるようになります。
私の場合はこのブログを書こうと決めたのも
『メモワール』で過去の自分を振り返り、
『モーニングページ』で自分を分析し、
『アーティストデート』でやってみると決めたからです。
皆さんにも是非やりたいことを見つけて行動に移していただけたらと思います。
○価値観や考え方の記録
出来事はもとより、記憶や感性まで残せるのがこの『モーニングページ』の面白いところ。
出来事は記憶として思い出せますが、価値観や感じ方っていうのは忘れやすい。
「こんなことでどうしてこんなに怒っていたんだろう?」
とか
「いやいや、そんな考え方は独善的でしょ」
とか自分にツッコミを入れたくなるくらい、
「今の人格ではないかつての私」
がリアルにそこにいます。
そういったことを読み返す楽しみがあります。
人によりけりと思いますが、私の場合は5年前の自分でも十分変化が感じられて面白かったです。
その時の自分が陥っている『思考の罠』に気づけたりもしますから。
「もうやめた!」となるのは何故?
時間がかかりすぎる
A4用紙3枚という分量と手書きという部分。
これは作者の思いは分からないこともないですが、現実的に時間が厳しいかと思います。
日記を書いたことがない人は、これがどれだけの労力を要するか?
おそらくピンと来ないと思いますので、説明しておきますが、
少なくとも2~3時間はかかります。
私は日記を最初の8年はノートで手書きしていました。
大学の時にWordに切り替えてからが18年。
タイピングのスピードは練習ソフト上級くらいの慣れはあるのですが、そのスピードでもA4用紙3枚には2時間以上かかります。
これを手書きで書くとなると3時間を切る自信はありません。
そんなに時間取れますか?
よく考えてみてください。
日常生活の中に、『これまでやってこなかった新習慣を3時間も入れ込む』ということがいかに現実的でないか?
『朝起きるのが苦手』
という人は、仕事に出る3時間も前に起きるだけでも相当なハードルです。
そんな『生活の激変』に耐えられますか?
なので生活リズムを壊さない時間の範囲で、まずは始めることをおすすめします。
この本は定年退職後の『第2の人生を見つけたい人』向けに書かれた続編ですので、時間が余っていることが前提のルールなんです。
まだ、現役バリバリで働かれている方は、まずは3行日記からでも始めたほうがいいでしょう。
自分の気持ちを文字にする楽しさ、癒やし、気持ちの高揚を味わってみてください。
きっと離れられなくなりますから。
そうすると自然と文章は長くなっていきますから、心配いりません。
ちなみに、手書きだから文章を噛み締められるという実感は、私は感じたことないです。
Wordでも十分噛み締めながらやっていますので。
『習慣化は毎日続かないと意味がない』と思っているから
習慣にするということは連続記録を作ることとは違います。
「習慣化=毎日」という決めつけが、どれだけの人にとってハードルを上げ、その重い腰が上がらない原因になっていることでしょう。
いきなりハードルを上げすぎです。
三日坊主で終わったら「3日しか続かなかったよ、とほほ」で終わらないでください。
そもそも毎日続けないと本当に意味がないのでしょうか?
3日続けて4日目にやめたのなら5日目から再スタートを切ればいいんです。
『習慣化=毎日』という発想は再スタートが切れない原因にもなります。
この5日目スタートが切れれば、例え毎回三日坊主で終わっても
年間273日
書くことになります。
どうですか?
年間273日もモーニングページを書いているのに、これを習慣と呼ばない人がいますかね?
100日でも立派な習慣じゃないですか?
前年は0日だったんですよね?
年間100回モーニングページを書いたあなたは、年間0回だった自分から確実に変わっているはずです。
やった自分をまずは褒めましょう。
100日もやった自信を胸に、次の年に150日を目指せばいいんです。
「続ける」という考え方ではなく、「今年は〇〇回やる」という考え方にシフトする。
私は習慣化にはこの考え方が非常に大事だと思っています。
「継続すること」が最優先事項ですので。
完璧主義は捨てましょう。
私は26年日記を書いてきて、日記に救われ日記とともに成長できた実感がありますので、
是非この『モーニングページ』を皆さんにも取り入れてほしいと思っています。
煩わしさをできるだけ取り払い『自分にも続けられる』と感じるペースでやってください。
私も26年書いてきたとか言っていますが、1年近く書かなかった時期だってあります。
年に数回しか書いていない時期も数年あるんです。
けれども今でも書く時期は怒涛のように書きます。
それぐらいでも大丈夫です。
一度習慣として根付いてしまえば、離れても必ずまた帰ってきます。
『書くこと』があなたの人生に不可欠になるからです。
継続のためのコツ
ルールは厳密になりすぎないこと
自己啓発本を実践してみて感じることがあります。
書いてある内容自体はすごくいいのに、作者が
「読む人が実践できるかどうかを本当に考慮しているのか?」
と疑問に思うことが多いです。
なのでこの実践シリーズのコンセプトは
『本を読んで実践してみた生の声を届けることで、多くの人が良い習慣を取り入れる手助けをする』です。
ハードルを下げて習慣づいたら、だんだんとこのルールに合わせていってもいいし、自分ルールを作ってもいいのかなと。
なぜなら、この課題の最大の要点は
『書くことを習慣づけること』
これに尽きます。
A4用紙3枚書かなくても、手書きじゃなくても(Wordでも)、朝じゃなくてもいいんです。
なんなら毎日じゃなくてもいいです。
『書くことが習慣化される』というこの一点のみで目的はかなり達成されています。
それほど書くこと自体が非常に効果があります。
楽しむための工夫をする
これは作者は言っていないことなのですが、
とにかくその時間が楽しくなるように演出してください。
上図のようにお気に入りのノートやペンを使ったり、大好きなスイーツを食べながらもいいですね。
窓際の朝の光を浴びながらというシチュエーションもいいですし、お気に入りの音楽を流してもいいでしょう。
とにかく、
『モーニングノートを書いている時間が1日で一番好き』
という状況を作ってください。
それが継続するためのコツです。
朝にこだわらない
「”モーニング”って言うくらいだから、朝に書かなければいけないんじゃないの?」
と思われる方も多いかと思います。
朝に書く理由は理性的な思考ができるからだと私は思っています。
自分の過去を振り返ってみると、どちらかというと夜が多かったです。
自分の書いてきたものの傾向を分析すると
朝は「さっぱり、テキパキ、建設的、現実的、ビジネス的」な内容になり、
夜は「感情的、情緒的、詩的、妄想的」な内容になりがちですかね。
いつもそうとは限りませんが。
朝はポジティブ、夜はネガティブということは一概には言えません。
私は感性を磨きたかった時期があり、その時期はエモーショナルな時間を非常に大切にしていました。
そういう時期は夜がオススメだと思います。
仕事が忙しく、頭がビジネスモードになると、生活自体も朝方になってくるので、その時期は朝に書くことが多くなりました。
そうすると見事なまでにビジネスのこと、現実的な内容が多くはなります。
どちらも試してみてください。
しかし、こうした傾向から見るに、「人生でやりたいことはなんなのか?」を考えるのには、どうやら朝のほうが向いているかと思われます。
なので朝昼晩問わず、まずは習慣として自分の生活に根付いた後に、徐々に朝方に持っていってもいいのではないでしょうか?
はい、というわけで今回は「自分のやりたいことを見つけるには?」の第3回「モーニングページ」を紹介しました。
手書きがいい方は手書きで、Wordが慣れている方はWordで早速明日からやってみましょう!
それではまた!
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