イエモン記事を書き終えての感想~Simackyのつぶやき⑧~

こんにちは、Simackyです。

つぶやきのお時間でございます。

いつも酒かっくらいながら書いてるこの『つぶやきコーナー』。

今日は久々にシラフで書いてます(笑)。

2023年の年末、イエモン結成記念日である12月28日から書いてきたイエモンブログが20記事に到達し、一段落つきました。

1ヶ月半もの間、毎日毎日イエモン漬けでした。

けど、幸せな時間だったな~。

20記事を書くというのは、アルバム解説だけでは届かないから、アルバム未収録の楽曲まで聴き込んでみたり、映像作品を漁ったり、ライブ盤を聴き込んだり、ありとあらゆるインタビュー記事・ブログ・レビュー、自伝本を読み込んだり…と情報を当たりまくります。

なので、書く前よりもどんどんそのアーティストに関して詳しくなり、大好きになっていくんですね。

1ヶ月半前の自分より、今、はるかにイエモン好きになっている自分がいます。

若い頃とは感性が変わっているし、正直、書く前は

「書いていくうちに途中でやめちゃわないかな」

と心配もあったのですが、この歳になっても変わらず、いや、若い頃よりももっと心に響いてくる。

イエモンってこんなかっこいい奴らだたのか、と。

こんなすごい奴らだったのか、と。

そしてこれまで書いてきたアーティストの中で、ダントツで記事へのコメントが多いです。

このひよこまめでは他にも色んなジャンルをカテゴリごとに分けて書いていますが、これまでコメント寄せられるカテゴリは、ドリームシアター、メガデス、メタリカ、Xがちょいちょいあり、直近では玉名ラーメンカテゴリにコメントが多かったです。

LUNASEA、オジー、レッチリなど、結構前から書いているにも関わらずいつまでたってもコメントが来ない寂しいカテゴリもあります。

これ読んだそこのあなた、オジーやレッチリ、LUNASEAの記事も気合い入れて書いてるんで、誰かコメントお願いしますね。

コメントくれなきゃ、寂しくて死んじゃう(笑)。

そんな中でイエモンは執筆当初からコメントが来てて、こんなことは当サイトを始めて以来初めてです。

イエモンを見てると思うんですけど、アーティストの評価って短期的に判断するもんじゃないなぁ、とか思っちゃいます。

CDのセールス枚数だったり、ライブでの観客動員数だったり、テレビでの取り扱われ方だったり、音楽雑誌の表紙を飾ったり。

そういうもので「このバンドはビッグだな」とか「このバンドはまあ、中堅どころかな」とか判断してるんですよね。

「こっちのバンドよりこっちのバンドの方がビッグでしょう」

みたいな。

けれども、そんなものはまだ『途中経過』でしかないんだなって。

そのアーティストが偉大であるかどうか?なんて、そこ10年なんかでは判断できないってことです。

こんなこと言うとファンの方に怒られるかもしれませんけど、私が昔から大好きなサザン、X、LUNASEAに比べると、イエモンは一段下がったところに位置していたバンドなんですよ、1990年代当時の私の認識の中では。

もちろん当時から大好きではあったのですが、世間一般的な評価としてはそうなのかな、と。

けれども、それは私の勝手な偏見だし、1990年代という10年を切り取って判断していただけのことであって、時が30年経ってあらためて振り返ってみると、イエモンの影響力の大きさにびっくりします。

再結成したときの騒がれ方だって尋常じゃなかったし。

1990年代のイエモンを知る人の感覚からすると、

「え?イエモンってこんなビッグな扱いだったっけ?」

みたいに感じた人も多いんじゃないかな?

つまり、解散したその後も、ずっと新規ファンを増やし続けていたことの現れでしょう。

なんといっても音楽的な充実度がすごいですから。

そりゃ、イエモンを後追いで知った人もびっくりするくらい。

好きな楽曲をトップ50とか選ぼうとしても、50曲じゃ全然収まらない。

Xなんてリリースしてる全部の楽曲が50曲ちょいしかないというのに(笑)。

LUNASEAとは、バンド結成した年、インディでのアルバムリリースした年、メジャーデビューの年、(実質)解散した年にいたるまで、ほぼ一致してる話は以前書いたのですが、LUNASEAがフルアルバム7枚で解散したのに対し、イエモンは9枚のアルバムを出しています(インディ版含む)。

なので、イエモンは創作活動に意欲的なバンドだったんだな、と思いますね。

1991年の『バンチド・バース』から2000年『8』まで、10年間で9枚のアルバムというのはすごいペースですよ。

しかも特筆スべきは駄作がない。

落ち目もない。

『フォー・シーズンズ』『SICKS』の頃が全盛期とはいっても、そのあとの『パンチドランカー』や『8』が落ち目かというと、全然そうではないんですよ、実は。

まあ、本人は自伝で

「パンチドランカーのレコーディングでデモ音源を超えられなかった時に落ち目を感じた」

みたいなこと言うとりますが。

あれだけのクオリティの作品を『落ち目』なんて言うところからして、ロビンがイエモンに求めている水準がいかに高いかということが分かります。

私のイエモンブログで何度も登場している『ファンズ・ベスト・セレクション』での人気投票(2013年)でも、後期2枚のアルバムからの楽曲や、『マイ・ワインディング・ロード』『ソー・ヤング』以降からラストの『プライマル。』に至るまでのシングル曲は、ほとんど50位以内に入っていることから見ても、クオリティはまったく落ちていないことが伺えます。

なんといっても、その人気投票で1位を獲得したのは“国歌“『JAM』ではなく、ラストアルバム『8』収録の『バラ色の日々』っていう事実が何より象徴してるじゃないですか。

んでもって19年ぶりのアルバムとなった『9999』までもが素晴らしいんだから、ホントに恐れ入りますよ。

まったくすごい奴らです。

今回のブログを通して、もはやイエモンは私の人生の中で、切っても切れないものになりました。

もう、一生の付き合いになることでしょう。

このイエモンブログを読んで、一人でも多くの人がイエモンという偉大なバンドを知るきっかけになったら、この上ない喜びです。

それから、もしかして気がついた人もいるかも知れませんが、イエモンの記事なのに、やたらとXやらhideやらLUNASEAやらサザンとかレッチリとか出てくるでしょ?

これって全部私が大好きなバンドで、ブログを書いているバンドたちなんで、少しでも興味を持ってもらいたいからなんです。

とっかかりはイエモンでこのサイトに来ていただいた人にも、それをきっかけにしてそれら私の大好きなバンドを知ってもらえたらめちゃめちゃ嬉しいです。

 

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