書き終えてみて改めて知る桑田佳祐の恐ろしさ…Simackyのつぶやき⑤

どうもSimackyです。

いつも本サイト『ひよこまめ』をご覧いただきありがとうございます。

皆様のお陰で最近は当サイトも月間ユーザーが6000人ほど、月間ページビューが12000PVぐらいにまで育ってきました。

こんな独断と偏見にまみれた文字だらけの長文記事を読んでくださる皆様は、きっと頭のイカレタちょっと変わり者であることは間違いないでしょう(笑)。

画像増やすとサイトが重くなるから嫌なんですよね。

ラーメン記事書いてても、容量落とすためにかなり圧縮するので、全然美味そうな絵に見えませんもんね(笑)。

「これ貼り付ける価値ある?これ見て食べようと思う?」

ってくらいの絵面なので不思議に思われた方も多いことでしょう。

さて、つぶやきのお時間がやってまいりました。

例によってダラダラ書くので、ダラダラお酒でも飲みながらゆるりとやってくださいな。

この度、桑田佳祐ソロアルバム『がらくた』のアルバム解説をアップしたことで、サザンカテゴリーの記事が20記事に達成しました。

な、長かった…。

アルバム解説は情報量が多いから、メンバー紹介や楽曲解説の20倍くらい疲れるんですよ。

これまで20記事を達成したアーティストはX、メタリカ、メガデス、オジー、ドリームシアターの5組。

その中でアルバム解説のみで20記事に到達したのはオジー(ブラック・サバス含む)とドリーム・シアターのみで、ここが一番疲れたのですが、それ以来の大変さでしたね。

20枚もアルバムを出しているアーティストなんてそうそういませんからね。

ドリーム・シアターだって最後の方はミニアルバムやライブ盤の解説入れてなんとかかんとか20記事まで持っていったような感じですから。

Xはもう30記事近くになるのですが、アルバム解説なんて5枚程度で、あとはメンバー解説やら楽曲解説なので記事を量産するのは比較的ラクです。

サザン・桑田ソロの場合は、サザンアルバムで15、桑田ソロアルバムで2、サザンオススメベスト5解説1,桑田全アルバム解説1,サザンとの出会い1で合計20記事。

けれども桑田ソロアルバムに関してはまだフルアルバム3枚とミニアルバム1枚が残ってます。

あとKUWATA BANDも1枚ね。

さらに言うと、オリジナルアルバムに未収録のシングル曲などが、サザンで62曲、桑田ソロで42曲(KUWATA BAND含む)。

合計104曲もあります(2023年12月時点)。

どれだけ解説書いてもきりがないほど潤沢に楽曲がありますね(笑)。

アルバム未収録曲がこんなに多いアーティストを私は他に知りませんよ?

今回、サザン・桑田ソロの解説をしてみて改めて桑田佳祐というお人のとんでもない音楽バカっぷりを思い知らされました。

サザン・桑田ソロ・KUWATA BANDのアルバム収録曲とこれらの未収録曲を全部計算してみた結果、なんと!

412曲

にもなることが分かりました。

まあ、関口さんや大森さんの楽曲も含みますけど、それは大して多くないです。

ちなみにミスチルなどの他のアーティストとコラボのものは含んでません。

ブログでの解説を始める前は

「サザンって活動長いけどアルバムはたったの15枚か。やっぱり大御所になると寡作(少ないってこと)になるんだな」

とか舐めていたのですが、知れば知るほど唖然としましたよ。

なんでこんなアルバム未収録曲が多いんだ?

桑田さんは創作意欲がすごいからアルバム1枚の収録曲が多いし、ダブルアルバムもあるので、一般的なアーティストと比較するために、この全412曲をアルバムの平均曲数と言われる12曲で割ってみると、オリジナルアルバム換算で

34枚

になることが判明しました!

とんでもない男です、桑田佳祐!

あのデビッドボウイ28枚さえ軽く超えちゃいました。

Xなんてアルバム4枚しかないんですよ?

こんなん桑田さんに比べると仕事したうちに入らないじゃないか!

やはり彼こそが日本が誇る『キング・オブ・ポップス』と断言していいでしょう。

しかも超が付くほどの音楽バカの桑田さんのこと。

これまでそうしてきたように、2年に1枚ほどはアルバムを出せるペースで作曲しているので、今後もさらに生み出していくことでしょう。

もうほぼ仙人の領域というか、まるで息を吸うかのごとく曲を作れるんでしょうね。

20数年前、ユースケ・サンタマリアとやっていたテレビ番組『ミュージック・タイガー』でも、いきなり無茶ぶりで作曲させられたのに、いきなりギター弾きながら歌いだして、ドラムもベースも自分で録りだして、数時間後には渋谷前で流してましたからね。

それがあの曲『ミュージック・タイガー』(シングル『波乗りジョニー』カップリング曲)ですよ。

知ってました?

ちなみにYou Tubeに上がってるので観てみてください。

番組で放送したまんまの話し声までCD音源に入ってます。

サザン・桑田作品の中で、全パート桑田さんが1人で演奏してるっていうのは唯一ですよ。

自分一人で作曲から編曲、レコーディングまで全部完結できるんです。

まるで天才プリンスですよ。

しかも普通に上手いし。

ドラムもギターも上手いのですが、特にベースがえらいかっこいいんだ、フレージングが。

こりゃ関口さんの苦労が思いやられますよ。

音楽オバケの桑田佳祐と、その才能に必死についていこうと四苦八苦するサザンのメンバーの構図が目に浮かぶようです。

まったくとんでもないお人です。

2年前に一度、サザン全アルバム解説と桑田ソロ全アルバム解説をそれぞれ15000字程度で書きましたが、サザンの方は気に入らなくて削除。

で、今回一枚ずつ解説を始めたのが11月の頭。

1ヶ月半かけてどっぷりサザン・桑田ワールドに浸かってまいりました。

もうね、耳が幸せな時間でしたよ。

2年前の印象から随分、自分の中での位置づけが変わったのが『10ナンバーズからっと』ですね。

2年前は

「うわっ!『熱い胸さわぎ』からガクッとクオリティ落ちたな。こりゃアイデアが枯渇してるでしょ」

っていう悪い印象だったのが、すっかりお気に入りになりました。

「こりゃかなりのパワー持ってるぞ!」と。

初期作品の中で特にファンからの評価の高いアルバムだった理由が分かりましたね。

ファンからの支持と自分のお気に入り度に大きく開きがあったという意味では、『ステレオ太陽族』もそうですね。

これも『10ナンバーズからっと』同様、2年前は全然ピンとこなかったんですよ。

本編で一度書いたと思うのですが、サザンのアルバムの人気順をグーグル上位表示8サイトで調べてみたときには、なんと『ステレオ太陽族』が5位以内にランキングした回数が一番多かった(『世に万葉~』と並んで1位)です。

まあ、今回は記事を書くためにかなり徹底して聴き込んだので、それなりに愛着の湧く1枚にはなってきたのですが、それでも自分ランキングで5位以内にまで来るかと言われれば、まだまだですね。

サザンはやっぱりどの時期で入ったのかで好きなアルバムはガラッと変わると思うので、私のように90年代メガサザンから入った人にも心を打ってくるかどうかは、その作品が持つ『普遍性』次第だと思うんですよね。

『熱い胸さわぎ』や『KAMAKURA』に感じた『世代を無視して問答無用に心を打ってくるほどの普遍性』を『10ナンバーズからっと』や『ステレオ太陽族』からも感じることが出来るのか?

今後、末永く付き合っていく中で見極めようと思ってます。

とりあえずサザンカテゴリーで20記事書き上げたので、桑田ソロの残りのアルバムは不定期に気が向いたらやろうと思います。

色々調べている中で桑田さんの「ストレート勝負じゃイエローモンキーには勝てない」発言があり、対談もしていたことを知って嬉しくてねぇ。

っていうかサザンの『天国オンザビーチ』のMVに吉井和哉が出演してるし(笑)。

で、最近イエモンをまた聞き出してるってわけです。

イエモンも高校生の頃から大好きなバンドで、「太陽が燃えている」とか「JAM」がリアルタイムなんですよ。

一時期、バンドでコピーバンドもやってたくらい好きなバンドです。

イエモンは楽しみだな~。

しかし、イエモンを聞き出してあらためてさらに桑田佳祐の、サザンの偉大さが分かると言うか。

イエモンもすごい才能ですよ?

吉井さんも才能豊かなカリスマだと思ってます。

日本人離れしたスタイリッシュさも持ち合わせた稀有な存在です。

それなのにそう感じてしまうんです。

サザン・桑田ソロを聴いた後に他のアーティストを聴くと、そりゃ比べざるを得ないと言うか。

この桑田さんの楽曲のバリエーションの多さと生み出してきた楽曲の膨大さ、それを可能にする圧倒的なまでの音楽的土壌の広さ、前人未到とも言える日本語歌詞の可能性の開拓、何よりデビューからずっとシーンの第1線でヒット曲を量産しながら芸術性の追求も同時に成立させている奇跡。

ビジネスと芸術、そのどっちか片方だけでも桑田さんレベルで成功させることは困難だと言うのに。

恐ろしいまでの才能が浮き彫りになるんですよ。

桑田さんはエリック・クラプトンだローリング・ストーンズだボブ・ディランだと憧れてらっしゃいますけど、サザンは

『仮にビートルズが解散せずに45年続いたらどうなるか?』

というあり得ない『if』が現実になっているバンドだと思うんですよ。

そりゃ英語圏の国じゃないから彼らほど世界的な大物にはなれないだけで。

これほど偉大なミュージシャンが世界にそう何人もいるとはとても考えられません。

アルバム解説とかやって、これだけ深掘りしたからこそ、そのことが分かったと言うか。

せっかく日本人として生まれてきたのに、このことを知らず、このことを実感せずに、人生を終えてしまったらあまりにももったいないと感じました。

サザンと桑田佳祐を知り得た私の人生に感謝したいです。

さて、大満足のサザン・桑田ブログが一段落したところで、次は何書こうかな?

イエモンはもちろん近いうちに始めます。

あと、この前やったラーメンブログが楽しかったので、また音楽以外のジャンルをぼちぼちやってみようかとも思っとります。

アニメや映画なんかもたまにはいいかも…。

…てか、JOJOは?

それでは今後ともひよこまめをよろしくお願いしますね!

 

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