『ラーメンまる孔』玉名郡部で食べれる本格派ラーメンはコスパ最高!
本記事はプロモーションを含みます。
どうもSimackyです。
本日は玉名ローカルラーメン応援企画の第2弾で
らーめんまる孔(こう)
をご紹介します。
前回紹介しました長洲ラーメンの記事が、知人関係に好評で、
「もっとローカル店舗やってよ」
との期待に答え、今回はまたもや熊本県玉名郡長洲町に行ってきました。
ちなみに次回も長洲町の予定です(笑)。
いや、長洲ってラーメン屋けっこうあるんですよ。
今回ご紹介するまる孔も前回の長洲ラーメンに負けず劣らず個性的でコスパがすごい!
クチコミを色々読み込んでみて知ったのですが、実はこのまる孔ラーメンは隣町にある荒尾市の大人気店『武蔵ラーメン』で店長をされていた方が独立して開業した店舗とのことです。
ちなみに私は武蔵も大好きで昔よく行っていたので、それだけに今回は期待が高まりますね~。
ご期待ください!
国道501号線にある『ポツンと一軒家』
玉名市から荒尾市へと海岸沿いを走る国道501号線は、見渡す限りの大平原(田んぼって言え)。
荒尾市に向かっていると見えてくるのは雲仙と日立造船の真っ赤なクレーンのみ(笑)。
そんな景観の中を走っていると、ある時ポツンと一軒家が現れます。
まるでドラゴンボールのカメハウスのような出で立ちをしたその建物こそ、『らーめんまる孔』です。
ほら、なかなかに似てるでしょう(笑)。
ドラゴンボール世代にとっては目にした瞬間、
「とりあえず何の店かは分かんないけど行ってみたい!」
と童心がくすぐられること請け合いです。
私は最初見た時、
「きっとランチさんみたいな美女がフリフリのエプロンの格好してるカフェに違いない!マスターはきっとグラサンかけたつるっぱげのスケベジジィだ」
妄想とワクワクが止まりませんでした(笑)。
けれども入り口には…ん?
ラーメンのノボリ?
この外観でラーメンですか?
余計ワクワク。
「こんなロケーションでラーメン食べるのもおもしろそうだな」
と最初に行ってみたのはもう10年くらい前でしょうか(オープンしてすぐだったような)?
まあ、この店の何がすごいかって、店内の四方いたるところに窓ガラスがあり、明るいのなんの。
電気の力なんか借りなくても十分明るいんじゃないかってくらい。
で、その窓から覗く大平原(田んぼ)や雲仙がきれいのなんのって。
玉名ラーメン特有の豚骨臭さもないし、店内は清潔で開放的。
こんな清々しい気分でラーメンが食べれるお店を私は他に知りませんね。
ローカル店らしからぬ本格派ラーメンを実食
さて今回もまた、前回長洲ラーメンでとんこつラーメンを最後の一滴まで飲み干した我が娘(小学2年)を同伴で実食です。
どうもとんこつラーメンにハマりつつあるようです。
お店の駐車場で車から降りるなり、たまたま店の外にゴミ出しに出ていたオバちゃんがニコやかに
「おはようございま~す!いらっしゃいませ~!」
ちょっと意外でした。
「いらっしゃいませ」は普通言うけど、「おはようございます」言われることってないですよね。
この時点でアットホーム感がすごい。
テーブルに付くなり、バッグを入れるカゴを持ってきてくれたり、娘のために取皿を持ってきてくれたり、すごく親切。
好感度高いな~。
さて、久々の来訪なのですが、私は営業周りをしていた時代に何度も1人で寄っていたのですが、わりと以前の話なので、前回の長洲ラーメン同様、あんまりはっきりとは覚えてません。
ラーメンだけでは足りないので餃子セットばかり頼んでたのは覚えてます。
あと、焼き飯がべらぼうに美味かった記憶が。
で、今回注文したラーメンはこれ⇩
『ラーメン(とんこつ)並』(540円)
具材はネギ、ノリ、チャーシューでキクラゲは入ってません。
『ラーメン黒(とんこつ)並』(650円)
こちらは「マー油」が使われています。
キクラゲがたっぷり入りましたが、別にこれが『黒』のことじゃないですからね。
熊本では『黒=マー油』です。
ただ、マー油と言えば最近ではスープ表面が真っ黒いのもありますから、そのイメージで頼むと
「これ普通のとんこつじゃ?」
ってなるかもしれませんが、ちゃんとマー油ラーメンですよ。
『セット餃子7個』(280円)
最後は餃子です。
280円で7個は玉名最安値じゃないかな?
注文したのは以上です。
ってべらぼうに美味い焼き飯は頼まんのか~い(笑)。
だってラーメンを真剣に食レポしようって時に焼き飯でどっかりきたら美味しさが半減するでしょ?
今回は頼みませんでしたが、皆さんは一度は食べてみることをおすすめしますよ。
しかし安っすいな~。
長洲ラーメンに引き続き、ノーマルラーメン600円を切ってきました。
さて、まずは娘のノーマルラーメンを取皿に分けて、スープをすすります。
・・・・・・・
おぅ!すんごいクリーミィ!
優しい味。
しっかり塩分は効いているのに、しょっぱさが来る寸前でクリーミーさがまろやかに包み込みますね。
麺は玉名ラーメンと同じ中細麺のやわですね。
これ上品で美味いな~。
豚骨臭も弱いし、ラードも多くはないので、脂っこさが弱くてちょっと久留米っぽいですかね。
いや、想像以上に本格派の一杯が出てきたんで驚きました。
っていうか気になって調べてみると、スープの製法は『呼び戻し』をしているそうです。
『呼び戻し』とは?
簡単に説明すると、スープの味を安定して保つために、釜の中のスープは決してその日で使い切らず、翌日作ったスープを古いスープに継ぎ足して使い続けるやり方。
これって玉名の名店がやっている職人気質な製法で、それだけ本格的な製法をやりながらこのコスパを実現していることは感服するでございます。
次にラーメン黒を実食。
・・・・・・・・
ああ、これ思いっきり熊本になった!
マー油パワーはすごいですね。
やっぱりマー油は熊本ラーメンのトレードマークです。
風味もさることながら、まろやかさがさらに増してます。
これに比べるとノーマルは塩分がきつく感じるくらいです。
ここでフライドガーリックを投入すると…
さらに増し増しで熊本味になった!
しかも熊本ラーメンにありがちなしょっぱさがまったくない。
このベースになっている豚骨がクリーミーだからでしょうね。
私は熊本ラーメンの名店は基本的に全て食べたことがありますけど、これ、熊本市内で出てくるいわゆる熊本ラーメンよりもおいしいですよ!
これは飲み干せるやつですね、という前にすでに飲み干しました(笑)。
ラーメンは110円アップしてでもノーマルじゃなく黒を頼むことをおすすめしますね。
これまではノーマル・赤・黒の中で1つだけ価格が高いので頼んだことなかったんですよ。
この味であれば納得どころか大満足です。
それでも650円というのは玉名ラーメンに比べればダントツで安いので。
餃子も7個280円とは思えないほど、普通に美味しいですよ。
なんなのこのお値段?
最後までコスパ最強でした。
【追記】焼き飯と赤ラーメンを実食
前回、焼き飯の誘惑に後ろ髪を引かれながら店を後にしたのが、早1ヶ月前。
今回はぜひともこの焼き飯をご紹介したく、再訪しました。
朝食を抜いた上で13:30まで空腹を引っぱって、今回は『赤ラーメン』も頼んでみました。
「ラーメンを真剣に食レポすんのに焼き飯頼んだらドッカリ来て美味しさが半減する」
とかほざいておいてこのザマです(笑)。
食レポよりも空腹を満たすことを最優先してしまいました。
まず、焼き飯を一口。
・・・・・・・・・
あっつ熱っ!
で、やっぱ美味い!
何年ぶりの焼き飯だ?
ここきたらほぼほぼ餃子セット(餃子+ごはん)しか頼んでなかったので、久々の焼き飯に舌鼓を打ちました。
いわゆる中華のパラパラチャーハンと違って、べしゃッとはしてるんですが、味がしっかりしてるんですよ。
パラパラしてないってことは、その分、使ってる脂が少なくドッキリこないので、千龍の『悪魔の焼き飯』のような罪悪感もないんですよね。
これ玉名ラーメンの焼き飯では一番好きかも。
で、刻んで入れてあるチャーシューがいい仕事してますねぇ。
ボリュームが絶妙で、これより多いとラーメンと一緒に食べるのはきついし、お値段も高くなるのでしょうけど。
このラーメン有りきのボリュームと480円という価格設定がお腹にもお財布にも優しい。
すばらしいです。
餃子セット(+280円)よりちょっとお高く付きますが、満足度はすごく高いですよ。
そして今度はラーメン赤を実食。
前回はノーマルラーメンとラーメン黒を食べたので、これも紹介しておかなきゃと思い頼みました。
これも美味しいんですよ。
初めてまる孔に来た人でこれを注文するときは、まずは、この豆板醤(赤いやつ)を混ぜる前に3分の1くらいは豚骨スープのそのままの旨味を楽しんから、混ぜるのが良いと思います。
この辛さが絶妙で、大輪とか桃苑にもある「ピリ辛」メニューと違って、辛さが程よいんですよ。
大輪や桃苑のはうまいんですけど、スープのもともとの味が分からなくなるくらい辛いので、もったいないと感じてしまうのですが、ここのはそこまで辛くない。
けど食べてると体がカッカしてきまして、今日は雪降ってるにも関わらず、汗だくになってしまいました(笑)。
これが一番頼んだ回数多かったけど、久々食べてもこれ好きだなぁ。
はい、というわけで本日は玉名ローカルラーメン店のご紹介でした。
前回の長洲ラーメンの記事では
「玉名のローカルラーメン店は玉名ラーメンの本格こだわりラーメンと違い、普段使いができるほどあっさりしたお財布に優しいラーメン」
みたいなことを書きました。
しかし、このまる孔のラーメンはお値段こそお財布に優しいものの、しっかりしたコクと深みのあるラーメンで正直驚きました。
特にラーメン黒は驚きのまろやかさです。
ぜひ一度、まる孔の絶景ロケーションで、この味を体験してみてください。
次回もお楽しみに。
Simackyでした。
それではまた!
うわっ!ここのお店開いてるのですね!食べてみたいです!しかし、長州って最高で最強ですね😊
コメントありがとうございます!
まる孔は元気にやってらっしゃいますよ。
秋晴れの青空のロケーションがきれいに一望できるので、最高の気分でラーメンが食べれます。
なので、席は窓際をおすすめします。
長洲は他にも隠れた名店が多いので、いつかブログで紹介できればと思ってます。