音楽ストリーミング配信の大まかな概要を理解してディープに楽しもう!
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どうもSimackyです。
この記事にたどり着いた皆さんは、おそらくまだこの時代にあってCDで音楽を聴いている玄人リスナーだとお見受けします。
そんな皆さんに、私は是非ともストリーミングで音楽を楽しむことをおすすめしたい。
音楽が大好きである皆さんであれば、ストリーミングを利用しないのはあまりにももったいない、と感じます。
なぜなら私自身がストリーミングを利用するようになって、至上の喜びを感じている毎日だからです。
今回は音楽ストリーミング配信の概要を簡単にお話した上で、私の楽しみ方をたっぷりとご紹介します。
利用している私の音楽愛好度合い
ちなみに私はバンドをやっていたこともあり、20代まではCDをわりと聞いているリスナーで500枚くらい持っていましたかね。
バンドやっているせいでお金はスタジオ代に消えていき、新譜で買えなくて中古ばっかり(笑)。
「安いのがあったら買う!」みたいな。
「欲しい物選べない!」みたいな(笑)。
その分、周囲がバンドマンばっかりなのでMDに焼いてもらったりしてました。
500枚っていうのは音楽好きにとって大したことはなくて、多い人って1000~2000枚は軽く超えてますからそんなに多くはない方だと思います。
30代あたりから仕事と子育てで趣味を持つ余裕がなくなり、10年ほどは音楽をゆっくり聞くこともありませんでしたが40代から一段落し、時間的余裕ができるとストリーミング配信を利用し始め、それまでの10年間を取り戻すかのように音楽漬けの生活を送っています。
いや~、いい時代になったものですよ。
私は熊本県の田舎町に住んでいるため、高校の頃は近所にタワーレコードなんかもなくて、近くのCDショップに行っても品ぞろえが良くないんですよ。
例えばローリング・ストーンズを雑誌で読んで
「『ベガーズ・バンケット』~『ならず者』までの4枚が黄金期だ」
とかって調べて行くでしょ?
で、売り場を見てみると見事なまでに1枚もないんですよ、オリジナルアルバムが(笑)。
どのアーティストに関しても、あるのは中途半端なミニアルバム、ベスト盤や日本来日記念版とかどうでもいい企画モノばかりで、欲しいCDを満足に手に入れることもできなかった。
これ同世代の方ならあるあるでしょ?
それからするとストリーミングは夢のよう。
デビューアルバムから順番に綺麗に全部あるんですもの!
さらにリマスター版やら限定版、ライブ盤まで品揃えが良すぎて泣きそうになりましたよ。
まあ、これはどのアーティスト、どのサービスを使うかによって違ってきますので、本日はそのあたりの仕組をざっくりとお話しますね。
音楽のストリーミング配信とはどんなものか?
CDのマーケットは1998年をピークに縮小していきます。
ipodの登場により『1曲いくら』でダウンロードする時代が始まったためです。
このダウンロードには短所があって、持っているデバイスの空き容量をくってしまうこと。
あんまりダウンロードしすぎると、容量オーバーになるため減らす必要が出てきます。
そこで生まれたのがストリーミング配信というわけです。
ストリーミングは通信しながら音楽を流すことができるので、デバイスの容量をくいません。
しかしストリーミング配信はリアルタイムで通信しながら再生するので、通信速度の発達とWi-Fi環境が必須になります。
遅いとブツブツ切れますから。
近年ではモバイル回線速度は3G→4G→5Gとどんどん上がってきましたし、Wi-Fi環境も整ってきましたので、ストリーミングがやっと本来の能力をいかんなく発揮できる時代になったと言えるでしょう。
私の使い方を参考までにご紹介すると、自宅と仕事の事務所ではWi-Fi環境があるので通信料は気にせず、高音質に設定してガンガン聞けます。
ちなみに高音質はCD音質以上であることが多く、中には「CD音質の5倍」をうたうサービスも有るほど。
会社までの往復移動時間(自転車)が1時間半くらいなのですが、この時間はWi-Fiがないのでモバイルデータ通信になります。
しかし私のモバイル通信制限は月にたったの2ギガまでなので、移動中に高音質に設定していると超えてしまいます。
なので、「Wi-Fi環境下(自宅等)では高音質、モバイル通信時(移動中)は低音質」という初期設定をしておくと、自宅を出た途端に低音質に勝手に切り替わるというわけです。
低音質であれば、月に25日、往復1時間半の移動時間でも今のところ月間通信量は2ギガ以内に収まってます。
移動時間も高音質で聴きたければ、自宅のWi-Fi環境下にあるうちにダウンロードしておく(オフライン再生)のも一つの手ですね。
ダウンロードしたものであればまったく通信量は食いませんから。
ちなみに低音質だからといっても私は十分気持ちよく聞けていますが、別にダウンロードが不都合なわけではありませんよ。
Wi-Fi環境下でアルバム1枚をダウンロードするのに1分もかからないので。
ダウンロードしたものを消すのも簡単作業で出来ますので、落として聴いては消す、の流れが非常にスムーズに進みます。
どんなサービスがあるのか?
音楽ストリーミングサービスでメジャーなものだけ挙げると、Amazon Music、Spotify(すぽてぃふぁい)、Apple Musicが世界的にメジャーですが、日本ではLINEが普及しているためLINE Musicも4番手にいますね。
料金はサブスクリプションといって月額固定料金制(課金性)をとっています。
「このプランなら月に〇〇円を払ってここからここまでの楽曲は聴き放題ね」みたいな感じです。
ダウンロード配信と違い1曲いくらで買うわけじゃありません。
ストリーミングサービスのことを『サブスク』と呼んだりするのはこのためです。
ここ大事なとこなんですけど、携帯電話の契約のように『年間契約で途中解約は違約金が発生する』といったことはありません。
そのため、現在使用しているサービスの利用をやめたければ、スマホで簡単に解約することができます。
現在支払っている月額料金の有効期限まで使えて、期限が来たら利用できなくなるだけ。
例えば私が毎月24日に次月分の引き落とし(課金)だとすると、15日に解約申し込みすれば23日までが有効期限というわけです。
更新の都度確認の案内文が来る方法や自動更新にする方法なども選べますので、自動更新が不都合な人は設定しておけばいいですよ。
一番お伝えしたいことは、自分が気に入るサービスが見つかるまで1ヶ月毎に切り替えて使っていくことが可能なんです。
携帯電話のキャリアをどこにするか決めるほどにはシビアになる必要はありません。
驚くべき利便性!
それに比べて、どうして携帯電話はあんなに沢山の書類があって契約が面倒くさいんでしょう!
携帯料金プランは分かりにく過ぎます!このシステムを携帯電話にも導入してくれませんかね!?
い、いかん、長年積もりに積もった不満が爆発してしまった(笑)。
どのサービスも料金プランがいくつかあって、ざっくりと説明すると500円前後のライトユーザープラン、1000円前後の通常ユーザープラン、1500円前後の家族5~6人で使えるファミリープラン、通常プランを学割(500円前後)で使える学生プランなどなど。
あくまでざっくりおおまかにお話してますので、詳細は各サービスでご確認ください。
ほとんどのサービスが、最初の30日間を無料お試し期間に設定しているので、無料で使ってみて期間中に解約することもできます。
色々なサイトで各サービスがこと細かに説明してあり、「どこがおすすめか?メリット・デメリット解説」なんてことが書いてあるのですが、あんな事するからまるで携帯電話のキャリアを選ぶかのように慎重に選び出すんですよ、初心者の人が。
ぶっちゃけおすすめなんてありません。
そんなものは個人の好みでしかないし、その時時で自分に合ったサービスは変わります。
そこまで真剣に選んだからといって料金に大幅な差が生まれることはないし、いつでも別のサービスに切り替えられるのだから、使ってみて、使い心地や音質や品揃えが自分向きかどうかを見てみるほうが早いです。
サービスごとの品揃え~数千万曲から1億曲が聴けるとはいえ聴けない作品も結構あります~
CD時代と比べ、ストリーミングはミュージシャンの実入りが少ないと言われます。
そりゃアルバム1枚2000~3000円で販売していた頃からすると、月額1000円以下で聴き放題というのは
「これでやっていけんの?」
と心配になるほどです。
そのため、ミュージシャンは早くからストリーミングを解禁する人とそうではない人に別れました。
ミュージシャンの中でも長年議論が別れていたんですよ。
「多くの人に聴いてもらえる!」
と思う人もいれば
「音楽に対する侮辱だ!」
と反発する人もいます。
それに新人とベテランでは事情が全く違います。
ベテランはこれ以上の売上があまり見込めない過去作品=利益を生まなくなった過去作品でも、再生されることによりさらなる利益を生み出せるようになるわけですから、これは絶対やったほうが良いわけですよ。
けれども新人はこれやっちゃうとCDセールスから利益を生めなくなるわけです。
まあ、大半のミュージシャンは良く思っていないでしょうが、そうはいっても時代の変化、テクノロジーの進化は止めようがありません。
世界的にはアーティストたちがストリーミング解禁に大きく舵を切り始めたのはまだ2017年頃くらいからです。
日本で大物アーティストを例に挙げるとミスチルが2018年、サザン、星野源が2019年、そして日本のCD総セールス歴代NO1のあのB’zはつい最近のなんと2021年!
ストリーミングサービスがまだまだ発展途上だという事が分かるでしょ?
これまでストリーミングを利用してなくても全然恥ずかしくないですからね、少なくとも日本では(笑)。
私が利用し始めた2020年8月くらいにはほとんどのアーティストが聴けましたが、あれから3年経ってもブランキー・ジェット・シティやブルーハーツなんかはいつ検索かけても出てこないので、解禁になってませんね。
う~ん、さすがパンク魂。
さて、それでは各サービスごとの品揃えはどういった違いがあるのか?
私は最初に『LINE MUSIC』(980円)~で始め、
『Amazon Music Unlimited』(880円)~ファミリープラン(1480円)、
『Spotify』のファミリープラン(1580円)と切り替えてきました。
ちなみにファミリープランは通常プランと品揃えは同じです。
具体的にイメージしやすいようにバンド名を例に上げて説明しますね。
最初に使っていたLINE MUSICでは私の大好きなX JAPANは問題なくすべて揃っていましたが、洋楽のブラック・レーベル・ソサイアティは全部で16枚のオリジナル・アルバム中たったの3枚しか揃っていませんでした。
しばらく利用して、どうしてもそっちを聴きたくなった私は、Amazon Music Unlimitedに切り替えてみました。
するとブラック・レーベル・ソサイアティは16枚中13枚も解禁されているではないですか!
さらにザック・ワイルドのソロやプライド&グローリーまで!
感激しまくったのでたっぷり堪能して、さて久々にXでも聞こうかな、と思うと今度はXが
「な…たったこんだけ?」
品揃え悪かったです。
じゃあSpotifyならどうだ、と切り替えてみるとXはLINEに若干劣るもののほぼ網羅しているし、ブラック・レーベル・ソサイアティはAMAZONと同等でした。
というわけで今はSpotifyに落ち着いています。
こういう感じで『自分が今聴きたいアーティストの品揃えはどうか?』という観点で切り替えていくのがいいと思います。
私の場合、今はSpotifyがちょうどいいのですが、今後気に入るアーティストによっては切り替えることがあるでしょうね。
音質に関しては、以前は高音質サービスを別料金プランにして付加価値を付けていましたが、現在は高音質サービスは通常料金プランにデフォルトで含まれることが主流になってきましたね。
なので、どのサービスもほぼCD並の音質はあると実感してます(あくまで高音質モードで聞く場合です)。
まとめ
というわけで今回は音楽のストリーミングサービスに関してざっくりと分かりやすく解説してきました。
ストリーミングサービスを選ぶ際のポイントをまとめます。
・各サービスごとに価格に大きな差は出ないし、どこも年間契約ではなく、月額課金なのでサービス選びに慎重になりすぎる必要はない。
・どのサービスも無料期間を利用して一通り試してみる。
・自分の好きなアーティストの品揃えはどうか?自分のカスタマイズ(マイリスト登録)などはしやすいか?音質は好みか?など実際使ってみて決めていく。
使う前から詳細比較は時間の無駄です。
実際に使ってみて、しっくり来るものを選びましょう。
末尾に各種サービスのリンクを貼っておきます。
どこも利用する際は最初に解約ページをブックマークしておくことをおすすめします。
しばらく使っていると切り替えるのが億劫になってくるからです。
さくさく切り替えていきましょう!
各種サービスリンク
以下に各種サービスのリンクを貼っておきますので、無料期間等を利用しながら色々楽しんでみてください。
皆さんによき音楽ライフがあらんことを!
『no music no life!』
”音楽なしの人生なんてありえない!”
Simackyでした。
それではまた!